カナダ・トロント在住のスリランカ人男性、Suresh Joachimさん(39)が2時間の
長編映画をわずか12日間で制作するという世界記録に挑戦する。Joachimさんは
すでに53個のギネス世界記録を保持している。
Joachimさんは今年12月、インド南部のチェンナイでタミル映画を
制作する計画を立てている。12日以内に脚本の執筆、撮影、編集、
さらには当局による検閲を経て、公開まで持ち込む予定だという。
1990年、Russ MalkinさんとJohn Goreさんが『The Fastest Forward(原題)』という
作品を13日間で完成させており、Joachimさんは約18年ぶりにこの世界記録を
塗り替えると意欲満々だ。
タミルナド州知事やタミル映画のスターらに協力を求めるため、来月インドを
訪れる予定だというJoachimさん。「主演は僕自身が務める。制作日程のうち、
後半の約7日は一睡もしないつもりだよ」と語る。今回の作品でアカデミー賞への
ノミネートを狙っているという。
世界で2番目に多くのギネス世界記録を保持するJoachimさん。夢は果てしなく続く。
今後20年にわたり、半年ごとに映画関係の世界記録を達成していくつもりだという。
「まずは『エビータ』(1996年)で85回衣装を着替えたマドンナの記録を破りたい。
次は21人の監督によるヒンディー映画を作る。それから僕が35役を演じるハリウッド映画の
話も持ち上がっているよ」。
Joachimさんは今後20年で500個のギネス世界記録を達成したいと抱負を語る。
「現在、世界最多のギネス記録を持っているのはニューヨーク在住のAshrita Furmanさんだ。
彼の187個という記録をあと5年で破ってみせる」。
最後に、Joachimさんが保持する輝かしい世界記録をいくつか紹介しよう:
・1000時間連続マラソン
・世界最長のカラオケマラソン(25時間49分)
・世界最長のラジオ放送(120時間)
・世界最長の片足立ち(76時間40分)
・世界最長のテレビ鑑賞時間(69時間)
・世界最長のアイロンがけ(55時間5分)
・世界最多の介添人が参列する結婚式(新婦側79人、新郎側47人)
・世界最長のドラム演奏(84時間)
・1.6キロメートルをはって進む最速記録(23分45秒)
・ロッキングチェアに座り続ける(74時間)
・エルヴィス・プレスリーの連続ものまね(54時間)
・手袋をはめずに重さ4.5キロのレンガをぶら下げて長距離走(126.67キロメートル)
Joachimさんは貧困児童のための募金を集めるため、世界記録に挑戦し続けているという。
ソース(Web-Tab):
http://www.web-tab.jp/article/2156