【UNHCR】Google Earth、難民キャンプの現状を伝える新レイヤー公開[04/09]
Googleは国連と協力し、難民キャンプの位置や
難民の生活の様子を伝える動画を見ることができるレイヤーを公開した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とGoogleは4月8日、Google Earth用の新レイヤーを公開した。
チャド/ダルフール地域とコロンビア、イラクの3地域での難民救済活動の様子をGoogle Earth上に
表示するというもので、今後、ほかの地域での難民プログラムの活動にも対象を拡大する計画。
Googleは「Google Earth Outreach」プログラムを通じ、UNHCRなどの人道的組織に対し、
Google EarthやGoogle Maps活用のためのスキルやリソースを提供。組織の活動をより多くの人々に
紹介するためのサポートを行っている。
今回の新レイヤーも、Google Earth Outreachのサポートによるもの。難民キャンプの位置や
周囲の国々への影響が地図上に示されるほか、難民の健康や教育などに関する情報も表示。
キャンプでの生活の様子や、難民とのインタビューなどのYouTubeビデオクリップも含まれるという。
新レイヤーは、Google Earthのほか、UNHCRのWebサイトでも表示できる。
ソース ITmedia News 2008年04月09日 10時17分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/09/news050.html