【イギリス】格安航空会社、目標乗客数達成のため臨時社員雇って搭乗させる[04/01]
英格安航空フライビーが、リベート受け取り条件であるノリッチ空港発着便の乗客目標数を満たすため、
臨時社員172人を雇って同社便に搭乗させていたことが分かった。
フライビーはノリッチ空港からのリベート28万ポンド(約5500万円)を受け取るため、3月31日
までの1年間にダブリン─ノリッチ便の乗客数の目標を1万5000人以上に設定していた。
しかし目標にわずかに届かないことが予想され、フライビーは目標をほぼ満たしたとしてリベートの一部
支払いを要求するが、空港側がこれを拒否。このため、フライビーでは臨時社員を1人当たり
30─40ポンドで雇用し、同社便に搭乗させたという。臨時社員は機内エンターテインメントや
飲み物の無料サービスを受けていた。
空港側は目標人数は航空券を購入した通常の乗客数で満たされるべきとして、フライビーの試みを
「ばかげている」と批判。一方フライビーのマイク・ラター最高営業責任者(COO)はアイルランドの
RTEテレビで、「ばかげているのはノリッチ(空港)側。空港への乗り入れを盾に、われわれを
身代金目当てで拘束している」と述べた。
ソース エキサイトニュース [ 2008年04月01日 11時56分 ]
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081207018609.html