【スイス】「バイオ燃料増産が食糧危機まねく。助成金も倫理的に無責任な行為」 - 食品大手ネスレ会長が警告[080324]
「「バイオ燃料増産が食糧危機まねく」、ネスレ会長が警告」
食品最大手ネスレ(Nestle)のピーター・ブラベック・レッツマット(Peter Brabeck-
Letmathe)会長兼CEOは23日、バイオ燃料の原料として小麦やトウモロコシなどの穀物需要が
増加しているため、世界が食糧危機にさらされていると警告した。
レッツマット会長は、スイス日曜紙NZZアム・ゾンターク(NZZ am Sonntag)で、
「予測されているとおり石油製品需要の増加分20%をバイオ燃料で代替すると、食用に回す
穀物はなくなってしまう」と指摘。バイオ燃料製品への助成金について、
「多額の助成金は倫理的に受け入れ難く、無責任な行為だ。競争の激化はトウモロコシ、
大豆、小麦などの価格高騰を招き、耕作地の減少につながり、水資源を危機にさらす」
と懸念を示した。
2007年には国連(UN)・食糧の権利に関する特別報告官のジャン・ジグレール
(Jean Ziegler)氏が、国連総会演説で「深刻な」食糧危機の回避策としてバイオ燃料の
開発を5年間凍結する案を提唱している。
引用元:AFP BB
http://www.afpbb.com/ (2008年03月24日 13:40)
http://www.afpbb.com/article/economy/2369142/2770861
2 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:04:12 ID:J1/PJgOb
麦を使った商品の原材料が高騰して頭にきているのだろう
まあ食糧危機もそうなんだろうけど、食品企業にとってはものすごい危機なのは間違いない。
日本は海藻にシフトだな
5 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:06:35 ID:hNPWRNFf
食料
× 車両の食べ物
○ 動物の食べ物
6 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:11:10 ID:aIolmMhF
7 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:20:03 ID:r5jAwmFq
いまさら言い始めても遅いな。
食料争奪戦は始まっている。
体制が判明した時点で騒いでも、何にもできないよ。
日本はのんびりし過ぎたな。
8 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:25:39 ID:fKEz5nOC
食品価格に原料価格を転嫁するの臨界点にきている。
これ以上小売価格を引き上げても販売数減少を招き
結局、収支は引き合わない。
原価高騰を食品製造会社が負担するしかない。
9 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:28:33 ID:NbtV+ukZ
>「「バイオ燃料増産が食糧危機まねく」、ネスレ会長が警告」
食品を使わなきゃ、バイオ燃料もいいんじゃないの。
例えば、木や草を使うとか使用済みの天ぷら油を使えば問題なし。
10 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:37:13 ID:r5jAwmFq
>>9 現状は木や草でバイオ燃料を作ってないから問題になっているわけだ。
それから天ぷら油(他の揚げ油を含めたとしても)でどれだけの需要を満たせると思う?
限られた農地を、「食料」と「バイオ燃料」で奪い合っていることが問題なんだよ。
条件の良い農地はバイオ燃料用の作物を増産している。
仮に草や木でバイオ燃料が作れるようになったとして、条件の良い農地ではそれらを作るようになる。
つまり、バイオ燃料を増産することは、確実に食料の減産につながる。
>>7 体制→大勢
>>9 それはまた、食品の畑を潰して、その燃料になる木や草、「使用済み油を作るための作物」の畑を作るだけなので
堂々巡りにしかならない。
12 :
七つの海の名無しさん:2008/03/24(月) 23:43:02 ID:fKEz5nOC
バイオ用作物購入は食用作物より高値で買取られている。
補助金様様だ。
アメリカ穀倉地帯の農家は笑いが止まらない。
木が育つのには時間がかかる
ブラジルではアマゾンを切り開いてバイオ燃料用の農地をつくってるが、
木から以外ダメという話になったら伐採はいっきに加速するだろう
早く光子力を実用化しろよ
15 :
七つの海の名無しさん:2008/03/25(火) 00:07:57 ID:Mr+ADLG4
水資源豊富な日本にとってはチャンス!そのうちトルコみたいに水を輸出できるようになる。
16 :
七つの海の名無しさん:2008/03/25(火) 00:16:26 ID:2I6uQVfb
たしかにバイオ燃料うんぬんは先進国視点であり全世界のことは考えてないかも
17 :
七つの海の名無しさん:2008/03/25(火) 00:33:55 ID:xPOJN/H+
バイオ燃料が環境にいいなんて信じてるのは、ゴアの映画とかに感銘を
受けているような思考力ゼロのゴミクズ以下の馬鹿どもだけだろ。
18 :
七つの海の名無しさん:2008/03/25(火) 00:43:22 ID:OWIjy/Ub
此れは正論だな。エネルギーは核サイクルが完成すれば脱却出来るよ。
19 :
七つの海の名無しさん:2008/03/25(火) 01:15:18 ID:1ikPtX0q
バイオ燃料株 TRA ADM を買え
ミロは麦芽から作ってるからな。
今のうちに食糧危機を招いて人口増加をいくらか減速させといた方が、未来の悲劇を振らせるのに。
バイオ燃料の生産は、とても未来や貧しい国への投資になって良いよ。
22 :
七つの海の名無しさん:2008/03/25(火) 21:15:55 ID:uz5Jkfxs
>>11 街路樹などから出た枝葉をそのまま捨てずに燃料にしようとする試みならあるにはある
>>22 そんな程度ではものの足しにも成らないのだよ。
はっきり言えばやってる人間の自己満足の世界。
24 :
七つの海の名無しさん:2008/03/26(水) 00:37:19 ID:HCHIh8VS
まぁ、そこを何とかするのが日本の使命なんだよ
やりたくもないが。
27 :
七つの海の名無しさん:2008/03/28(金) 02:13:43 ID:VHd59V/H
深い意図や損得勘定はおいといて、ネスレ会長の言うとおりなんだよな
食べるわけじゃないんだからそれこそ遺伝子組み換え技術で燃料用の
オバケとうもろこしとか作れないのかな もうやってるのか?
28 :
七つの海の名無しさん:2008/03/28(金) 06:12:06 ID:UWcswYpR
>>27 鋭意開発中
然し、実用化はいつ頃かは不明
29 :
七つの海の名無しさん:2008/03/29(土) 22:46:22 ID:dZ58GmMC
あげ
30 :
七つの海の名無しさん:2008/04/06(日) 00:19:39 ID:HMSeMMXV
給料下がってるのに値上げするならもう買わないからな
日本企業はもっとコスト削減努力すべきだよ
31 :
七つの海の名無しさん:2008/04/26(土) 14:15:05 ID:LbUbXtuD
食糧価格高騰:エタノールの増産が要因ではない
4月30日(ブルームバーグ):代替燃料の支持者や業界幹部は、
食糧価格の高騰は主にエネルギー価格の上昇や世界の穀物需要によってけん引
されており、穀物を原料とするエタノールの増産によるものではないと主張している。
バイオ燃料の支持者らは、原油先物相場が過去1年間で74%高騰したことが、
農業経営者や食品生産会社のコスト増につながっていると主張。
商品市場での投機筋による投資のほか、インドや中国などの国々の収入の増加、
ドル相場の下落も穀物価格の上昇につながっているとの見方を示した。
代替燃料協会のロバート・ディニーン会長は、一部の人々が提唱する、
バイオ燃料の消費義務付けを緩和するべきであるとの考えは間違っていると指摘。
「食糧対燃料という偽りの議論が作り出され、
過熱しているからといってバイオ燃料に期待するのをやめるわけにはいかない」と語った。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=ad1qeuCYEGsY&refer=jp_japan
33 :
七つの海の名無しさん:2008/05/06(火) 04:00:39 ID:2JCD83zj
>>30冷静なろう、安けりゃ良いってやって毒餃子食わされたろ
34 :
七つの海の名無しさん:2008/05/06(火) 04:13:36 ID:+4e5Ecjo
>>32 最近のアメリカは、何でもかんでも中国とインドのせいにするのな。
35 :
七つの海の名無しさん:2008/05/06(火) 04:25:12 ID:EfAnan+t
キットカットを安くしてくれ。
36 :
七つの海の名無しさん:2008/05/06(火) 22:03:43 ID:IZnR40ek
熱する
ラーメン、うどん、パン、乳製品など食品の値上げラッシュが日本の食卓を襲っている。
シカゴ穀物市場では小麦が史上最高値を記録、日本の国内価格は、この4月さらに3割上昇、
世界はかつてない“食料争奪戦の時代”に突入した。
その震源地の一つが、食料輸出大国・オーストラリアだ。
2006年、史上最悪の大干ばつに襲われ壊滅的な打撃を受けた上に、07年も干ばつが続き、
小麦の収量は半分以下に激減した。
水不足に苦しみ、離農する農家が続出、政府は農民を支援する「干ばつバス」を走らせ、対応に必死だ。
この先、地球温暖化が進めば、干ばつは、より頻繁になるとみられている。
異常気象への人々の不安は、去年11月、京都議定書を批准しなかったハワード首相を退陣に追い込み、
温暖化対策を全面に掲げたラッド政権が誕生するなど、市民の間でも大きな変化が起きつつある。
今回の地球特派員は、作家のC.W.ニコルさん。環境問題に造詣の深いニコルさんは、
史上稀に見る大凶作の現場を訪ね、オーストラリアの最新の状況をルポする。
番組では、去年から始まったオーストラリアと日本のEPA(経済連携協定)にも眼差しを向けながら、
高級牛肉の需要が急増するなど“爆食”中国との間で始まった資源と食料を巡る激しい争奪戦も取材。
スタジオでは、食料自給率4割を切った日本の行く末を考えながら議論を深めていく。
http://www.nhk.or.jp/tokuhain/index.html
38 :
七つの海の名無しさん: