★停戦条件は「大統領辞任」 ブット氏暗殺起訴の過激派
パキスタン政府がブット元首相暗殺の首謀者として起訴したイスラム武装勢力指導者ベイトラ・
メスード司令官の報道官が13日までに、電話インタビューに応じ、国際テロ組織アルカイダなどの
指揮下にあることを否定、「ムシャラフ大統領が辞任すれば戦いをやめる」と語った。
同司令官は北西部部族地域の南ワジリスタン地区を拠点に活動。北西部で活動する過激派
グループで最大勢力を率いているとされ、身柄は確保されていない。
取材に応じたウマル報道官は、ブット元首相暗殺事件への関与を否定。自爆テロを続ける理由を
「米国の指示で政府が(武装勢力に対する)掃討作戦を続けるからだ」と主張し「ムシャラフ大統領が
辞任し、間違った親米政策をやめれば戦いをやめる。われわれは攻撃的なのではなく受け身だ」と
訴えた。
司令官はアフガニスタンとパキスタンを行き来し、指示を出しているという。
2008/03/13 10:10 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200803/CN2008031301000158.html