★16万8540キロカロリーのイースターエッグ
3月後半、あるいは4月後半に行なわれる復活祭(イースター)はキリスト教における大きなお祝いの
一つ。一定期間禁じられていた肉や乳製品、卵などが解禁になるため大いにこれらの料理で
盛り上がるほか、卵そのものや卵を模したチョコレート菓子をきれいに彩った「イースター・エッグ」が
ちまたにあふれかえることになる。子ども達は色とりどりの卵を楽しみ、味わい、お祭りを祝うわけだ。
しかし【DailyMail】で紹介されたイースターエッグは、チョコレート好きな子どもたちですら
卒倒させるものだった。
元記事によるとこの巨大イースターエッグチョコはベルギーで修行を積んだ職人らによって(「イギリスに
うまいものなし」と酷評される英料理の中では、数少ない評価の高い食品として知られている)
【L'Artisan du Chocolat】作によるもの。6人のチョコレート職人が4日間かけてようやく完成させたもので、
重さは約32キログラム。チョコレートの周囲には何百個もの砂糖製ダイヤモンドがちりばめられ、
現在はイギリスの高級デパート【Selfridges】のロンドン店で厳重な警戒の元、飾られているという。
気になるカロリーだが、概算で16万8540キロカロリー。普通のチョコレートバーの635個以上分。
大きさは9歳の子どもとほぼ同じ。価格は499ポンド(10万3000円)。
このような類の「巨大食品」は大抵集客用の展示専門として扱われるのだが、今回はしっかりと
販売もしている。「10万円もする巨大なチョコなど誰が買うのか……」とも思われるのだが、そこは
客層もリッチな高級デパートのこと、すでに4個の注文を受けている。やはりパーティーを開いて
自慢しながら皆で食するのだろうか。
「これこそ世界最強のイースターエッグチョコ、なのか!?」とすら思えるのだが、上には上がいる。
ベルギーのSint Niklaasで2005年に作られた、イースターエッグチョコがこれをさらに上回る、
27フィート(8.2メートル)・約2トン(別資料だと1.2トン)という大きさを誇っていたとのこと(【関連ページ】)。
http://www.talkingretail.com/news/969/Guylian-breaks-chocolate-sculp.ehtml 「建造中」の写真が掲載されているが、ここまでの大きさになると、イースターエッグチョコの
写真ではない。さらに当時の写真を何枚か【その1】【その2】ウェブ上で見かけることができる。
http://www.viewimages.com/Search.aspx?mid=52473983 http://www.jamd.com/image/g/52473995 現在イギリスで展示されている「18万キロカロリー」のチョコと共に、あ然とするばかりである。
比類無きイースターエッグチョコ
http://www.gamenews.ne.jp/img/gn-20080312-08.jpg http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/03/168540.html