【米国】「アメリカで一番健康に悪い」の烙印を押された食品たち[03/10]

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1しょーせいφ ★
 大量生産と消費をDNAに刷り込み、渡米した日本人が見たらガリバー気分を味わえる
食事の量をあっさりと平らげるアメリカの人たちも、さすがに最近では食生活上の健康に「も」
留意する傾向が見えてきた。先ほど別件で調べものをしていて見つけた、男性向け雑誌
【Men's Health】なる雑誌の特集で取り上げられていたのは、【健康を維持したいのなら
食べちゃいけない20の食品(The 20 worst foods in America)】というものだった。要は20の
食品カテゴリーそれぞれについて、「これはカロリーごってりだから食べちゃダメ」「これは油で
べちゃべちゃだから口にしないほうが良い」などと、健康に留意する男性に注意を呼びかけているものだ。
特集のキャッチコピーも好戦的。「米国食品産業はあなたのウエストラインに宣戦布告をしました。
このリストこそが彼らの止め処もないインフレカロリーな'兵器'に立ち向かうものです」。そして
数々の項目の「一番」の中から勝ち抜き (?)、栄えある「The worst food in America」つまり
「アメリカで一番健康に悪い」の栄冠を勝ち取ったのは……

http://www.gamenews.ne.jp/img/gn-20080309-17.jpg

こちら。【オートバックステーキハウス】というステーキチェーン店のメニュー、
「Aussie Cheese Fries with Ranch Dressing」。直訳すると「ランチドレッシングをかけた
オーストラリア風チーズフライドポテト」。スペックは

・2900キロカロリー
・脂肪分182グラム
・炭水化物240グラム

 開いた口がふさがらない。リストの説明には「夕食の最初にこの'最強料理'を、
例え3人で分けて食べたとしても、メインの料理が届く前に一食分の平均カロリーを
摂取しきってしまうでしょう」とある。ちなみに日本人の平均的な一日摂取熱量は2700キロカロリー、
元記事では一応「アメリカ人の平均的一日摂取熱量は2500キロカロリー」とある。つまりこの
チーズフライドポテトを一食で平らげると、健康的な食生活を維持するためには、後の二食は
絶食しなければならなくなる。

 他の19カテゴリーの「健康に悪い食品」も「一番」に勝るとも劣らぬ内容で、例えば「前菜」の
「一番健康に悪い食品」は【Chill's】の【AWESOME BLOSSOM】。直訳すると「凄まじい花」。

http://www.gamenews.ne.jp/img/gn-20080309-18.jpg

 要は周囲を取り囲んだたまねぎフライを中央のソースにかけて食べるというものだが、
2710キロカロリー、203グラムの脂肪、194グラムの炭水化物、そして6360mgのナトリウム
(塩分換算16.1グラム)というシロモノ(価格は7.29ドル=730円)。「どこが前菜やねん」
「前菜やのうて'全' 菜やがな」と毎秒16回でツッコミを入れたくなるほど。もちろん多人数で
食することを前提としているのだろうが、それにしてもパワーがありすぎ。

http://www.gamenews.ne.jp/img/gn-20080309-19.jpg

 他にもデザートなら同じく「Chill's」の【Chili's Chocolate Chip Paradise Pie with Vanilla Ice Cream
(チリのチョコレートチップパイ・バニラアイスクリームがけ)】がピックアップされており、こちらは
1600キロカロリー、78グラムの脂肪、215グラムの炭水化物を食することになる。元記事の説明に
いわく「デザートにビックマックを食べる? このチョコレートパイならビックマック3つ分のカロリーだよ?」。
価格は5.29ドル(530円)なので、安価にカロリーを取れるという意味ではありがたいデザートかもしれない。

>>2以降へ続く。


ソース(gamenews):
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/03/post_3216.html