【米国】電話番号とボイスメール・アカウント提供 サンフランシスコでホームレス支援[02/28]
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しょーせいφ ★:
Google傘下のGrandCentralがホームレス支援で米サンフランシスコ市に協力する。
米国時間の2月27日にGavin Newsomサンフランシスコ市長が、GrandCentralの
Project CAREを通じて同市のすべてのホームレスに電話番号とボイスメール・アカウントを
提供する計画を発表する。
米サンフランシスコ市は「Project Homeless Connect (PHC)」というプロジェクトを
通じてホームレスを支援している。同プロジェクトにおいてホームレスの生活安定や
社会復帰を実現する上で課題の1つとなっているのが、安定してコンタクトできる連絡先だ。
電子メールは場所を問わずアクセスでき、無料のWebメールサービスを使えば所有コストも
かからない。だが、パソコンやネット端末などが必要になるため、ホームレスが
利用できる場所が限られる。そのような問題に対するソリューションを GrandCentralは
提供できる。同社のサービスはWebベースの電話管理だ。基本サービスの利用は無料。
契約すると電話番号が1つ割り当てられる。ユーザーは自分のアカウントのWebページで、
その番号に自宅の電話や携帯電話などをリンクさせる。そして友人や仕事関係者などには
GrandCentralの番号を伝える。電話がかかってくると、リンクさせている電話が一斉に鳴る
という仕組みだ。ボイスメールサービスもあり、電話または自分のアカウントのWebページを通じて、
残されたメッセージを確認・再生できる。引っ越したり、携帯電話を変えたりしても
変わらず使える「生涯1つの電話番号(GrandCentral番号)」が売りのサービスだ。
ホームレスの人たちもGrandCentralを利用すれば、生活環境が変わっても常に同じ電話番号で
コンタクトしてもらうことが可能で、たとえ電話を所有していない状態でも、あらゆる電話や
パソコンから自分のボイスメール・アカウントにアクセスできる。
GrandCentralは2006年4月からホームレスや電話を持たない人たちを支援するプログラムとして
Project CAREを開始した。サンフランシスコ市のPHCに協力するにあたってProject CAREは
同市のシェルターを訪問し、スタッフのトレーニングやサポートを行うという。
2008/02/28
ソース(マイコミジャーナル):
頭いいな