国際操り人形および影絵芝居協会(UNIMA)のトルコ本部のハイレッティン・イヴギン代表は、
ギリシャがカラギョズとハジヴァトの特許をとろうとしていることを明らかにした。
イヴギン氏は1929年にプラハで設立されたUNIMAにトルコは1991年に加盟した述べ、
トルコにいる影絵使い全員が協会のメンバーであり、とても優れたカラギョズーハジヴァトの
演じ手がいるが、トルコではこの芸術の重要性が理解されていないと語った。
イヴギンは次のように述べた:「トルコでカラギョズとハジヴァトは衰退しつつある。
ギリシャは「影絵芝居は自分たちの文化だ」と言っている。ギリシャは、カラギョズとハジヴァトの
特許をとろうとしている。ギリシャ人たちはカラギョズを「カラゴイジス」、ハジヴァトを「ハジヴァティス」と
呼んでいる。特許もこの名前でとろうとしているのだ。
(ギリシャ人たちは)その他の登場人物も「我々のものだ」と言っている。ギリシャ政府は
このことについてかなり興味を持っている。これに対抗するためトルコ政府はカラギョズと
ハジヴァトは我々のものだと主張する必要がある。国の芸術が失われ始めている。
我々はカラギョズとハジヴァトを傷つけているのだ」
2008年02月23日付
ソース:
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080223_183814.html