パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)で25日、軍の車列を狙った自爆攻撃があり、
陸軍軍医総監を含む8人が死亡した。パキスタンが「テロとの戦い」に参加して以来、
最も階級の高い軍高官が自爆攻撃の犠牲となった。
死亡したのは、陸軍医療部隊のトップを務めるMushtaq Baig中将で、ラワルピンディ市内の
交通量の多い道路を車で走行中だったという。内務省の報道官は、自爆犯は15-18歳の
若者だとする見方を示した。
パキスタン陸軍の広報責任者は、同中将のほか、運転手と警護官が死亡したことを
明らかにしており、その他、5人の民間人が死亡、25人が負傷しているという。
ラワルピンディでは、過去数か月間に治安部隊に対する攻撃が相次いでいるが、
これは、パキスタンの部族地域を拠点としている、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)や
国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)によるものだとみられている。
2008年02月26日 02:18
ソース(AFPBBnews):
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2355947/2679517