【スイス】観光地での空軍機の飛行訓練を禁止する提案　投票へ[02/24]

　スイスの有権者は、アルペン観光地上空の空軍機飛行禁止の提案について現在投票を行っている。

　F/A18ホーネットとタイガーF-5sは、主な収入を観光に頼っている奥深いアルプス山脈地域に
ある空軍基地で離発着している。

　提案の賛成派は、戦闘機の騒音が環境、地域経済及び観光客の迷惑になっていると言う。
それに対し反対派は、空軍のパイロットには山岳地の飛行訓練が必要だとし、仮に禁止した場合、
国家の安全を脅かす事態になりかねないと危惧する。

　スイス空軍が誇る、アルペン谷を速く低く飛ぶ技術はそこでのトレーニングで培われている。
しかし地域住民の多くは、訓練による弊害にうんざりしているようだ。

　最高で124デシベルを記録するF/A-18は、世界で最も騒音を発する戦闘機の一つであり、
環境への影響もさることながら、観光地での飛行は観光客の足を遠のかせる原因になっていると
賛成派は言う。実際、轟くジェット音と耳をつんざくようなソニックブームがあっては、
スキーやハイキングを心から楽しむことを出来ないのは事実だ。

　しかしスイスの防衛省は、山岳地での飛行が禁止された場合、パイロット達が自国の地形に
対処することが出来ないようになり、スイス空軍自体の存在意義を問われてしまうと言う。

　賛成派の多くは中立国スイスが高価な戦闘機を持つことに疑問を抱いており、
今回の投票で有権者が戦闘機を不必要とする選択をすることを望んでいるのかもしれない。

Sunday, 24 February 2008, 03:20 GMT


元記事タイトル：
Swiss vote on air force training

ソース(BBC)：
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7261203.stm

観光の名物にしたらいいのに

スイスの周りに危険国家ねーんだから必要ねーだろ

軍ヲタ涙目

スイスにも左翼はいるんだね

2段落目の下記部分を訂正しますー。

×　F/A18ホーネットとタイガーF-5sは、
○　F/A18ホーネットとタイガーF-5は、

むしろ観に行きたい

雪崩の原因にならないんだろうか

>賛成派の多くは中立国スイスが高価な戦闘機を持つことに疑問を抱いており

こいつら、第二次大戦でアメリカに空爆された事を忘れてるな・・・

ハイジもびっくりのスイス空軍

今頃遅すぎだろ〜
Ａ-６が低空飛行でスキーヤー脅かしてビデオとって遊んでた時にやれよ〜

これは否定票　Non・Nein　になりそう。ノー・チャンスで決まりだね。(14.00現在）

http://www.20min.ch/

>>5
左翼とか右翼ではなくて、今回は環境や観光地域の経済問題の方
国民徴兵制度は以前より年数が少なくなったけど、まだ現存しているよ。

何でも重要事項は国民投票でやるから、どちらかと言うとジュネーブ
ローザンヌなんかのフランス語圏はリベラルで、チューリッヒやベルン・
バーゼルなんかのドイツ語圏はコンサバで保守的な傾向があるけれど。
ルガノやベリゾナなんかのイタリア語圏も仏圏とメンタリティが似ている
よう。

>>3
非武装中立はスイスの考えではないよ。

非常時には国民総武装で国を守ることになっている。
自動小銃もここの戸棚に入っているよ。全ての建物には
地下に分厚い扉のシェルターがある。普段は地下の物置
につかっているけれど、トイレや水の設備も用意されている。

中立も楽じゃない！
　

>>9
どっかの中立国があっという間に占領された事も忘れてるよね。
今は比較的平和だけどさ。。。

今時誰がスイスを潰しに来るんだ
周り全部EUだからEUか？

>>16
通り道で占領されたベルギー
イギリス軍艦を排除するために攻撃されたスウェーデン
ドイツ文化圏でドイツ領に近く、枢軸寄りという事で空襲されたスイス

攻撃を受ける理由はそんなもんだ。

スイスの山歩きをしたときに、自分より低い高度を飛んでいる飛行機を見れたり、
砲撃練習場で（練習中以外、一般出入り可能）、いろいろと　面白い破片を見つけたりと、
別に、それほど、問題のあることだと思わんけどね。

この国実は海軍も持ってるのな。理由は良くわからないけど。
もちろんスイスは海に面していないから地中海の国の港を借りて訓練してるそうだ。

つーかF/A18を使用している事に驚き。

アフガンゲリラよろしく携帯型地対空ミサイルをわんさか持たせた
方が実用的かつ安価な気もする。