3月8日に投票が行われる今回の総選挙では、2世議員の出馬が目立っている。
ケダ州からは、マハティール前首相の息子であるムクリズ氏(44)が下院選に打って出る。
マレーシア華人協会(MCA)のリン・リョンシック前党首の息子、ヒーリョン氏(39)はペラ州から、
人民運動党(ゲラカン)のリム・ケンヤク前党首の息子、シーペン氏(38)は連邦直轄地バトゥ選挙区から、
それぞれ出馬する。盗撮ビデオ事件で辞任したMCA所属のチュア・ソイレック前保健相の息子、
ティーヨン氏(31)もジョホール州から初当選を目指す。サラワク州のアブドル・タイブ首相は引退し、
息子のスライマン氏(39)に選挙区を譲る。
動向が注目されていたアブドラ首相の義理の息子で統一マレー国民組織(UMNO)青年部副部長の
カイリー・ジャマルディン氏(32)も下院選出馬が決まった。
野党では22日までに、民主行動党(DAP)のリム・キッシャン顧問(前党首)の息子、グアンエン氏が
すでに親子揃って出馬する意向を表明済み。カーパル・シン党首の息子のゴビンド氏も出馬の意向を
示している。人民正義党(PKR)のアンワル顧問(元副首相)の娘であるヌルル・イザー氏も出馬の意向だ。
■野党PASが非ムスリム女性を擁立■
イスラム原理主義を標榜する野党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)は、ジョホール州議選で
非イスラム教徒の女性候補を擁立すると発表した。当選すれば、PASで初めてのインド系議員となる。
クムタ・ラーマン氏(29)は弁護士。PASは、同州の女性党員の中に適材がいなかったからだと説明している。
2008/02/23 15:04
ソース(yahoo):
http://www.malaysia-navi.jp/news/080222070457.html