【コラム】欧州のイスラム教コミュニティに対する圧力…クドゥス・アラビー紙(イギリス)[02/20]

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1バルデスチルドレン18号φ ★
【アブドゥルバーリー・アトワーン(本紙編集長)】
この数日、イスラム世界とその信徒らは、欧州メディアによって先例が無いほど
かき乱され扇動されている。表現の自由という名の偽りの口実の元に扇動は
行われるのだが、結果は双方の過激主義者の利益となるのみである。
欧州のほとんどの国に行渡っているこの扇動キャンペーンの指標は以下の点に
要約される。

1:四大主要紙を含む17のデンマーク紙が、預言者の悪意ある戯画を再掲しようとして
いる。イスラム教徒の若者三名により殺すと脅迫されたその画家に対し、連帯の意を
表すためとの理由である。

2:英国国教会の長ローワン・ウィリアムズ大主教による講演後、大多数の英紙は
イスラムとシャリーア(イスラム法)を激しく攻撃した。大主教が同講演で、シャリーアに
則した個人の地位、結婚、離婚、相続などに関わる幾つかの法には、ユダヤ教や
キリスト教の法同様、将来的に英国の法制度に取り入れるべく学ぶ点があると述べた
ためである。

3:欧州の極右政党は、現在広まっているイスラム嫌悪症的ムードを利用し、
イスラム教を標的にし、その信徒をテロリスト扱いする選挙戦略を構築している。
より寛容で共存を奨励してきた、そして小さいながらもイスラムコミュニティが
根付いているオランダでは、右翼議員ガート・ワイルダーが台頭している。
彼は、聖典コーランを禁じ、モスクの建設を止めさせ、イスラム教徒を放逐し、
あるいは彼らの国籍を剥奪するよう求めている。その上、イスラムの真実は
欧米文明に対する脅威の源であると主張する映画を製作し、その放映について
四つのテレビ局と交渉中である。

4:数ヶ月前のスイスの総選挙では富豪のクリストフ・ブロッハー氏率いる国民党が
勝利した。彼の選挙キャンペーンが、スイス全土のモスクにミナレット建設を禁じる
よう憲法を変えたという業績の上に成り立っていたのが勝因と言われる。そして先月、
欧州の15右翼政党の幹部がベルギーのアントワープで会合を持ち、西ヨーロッパの
イスラム化に反対するとして誓約を発表した。その中で、イスラム過激派の拠点と
なったモスクは600を越えたというのを理由にモスク建設を停止するよう求めている。

5:預言者とその夫人達につき、無礼で傲岸不遜なエッセイが繰り返し書かれている。
それらは、複数の妻を持った事について、あるいは女性の割礼について、ここには
書けないような侮辱的表現を用い、その社会が受け継いできた習慣とイスラムという
宗教を意図的に混同している。

6:欧州国籍であっても、移動に際し、イスラム教徒は、ユダヤ教、キリスト教の信徒と
区別される傾向が強まっており、テロ立案者の疑いにより入国ビザの取得が要請される。
既に合衆国は、欧州のイスラム教徒の大多数にビザ手続きを課している。欧州諸国と
の相互協定により、本来免除されるはずの手続きである。


残念ながら幾つかの欧州諸国政府は、直接的ではないにしろ、この、イスラム教徒に
対する扇動に大きな役割を果たしている。英国のイスラム教徒は、他と比して職務
質問される率が17倍も高い。ブレア元首相は、イスラムコミュニティに対し互いを
スパイするよう、そして過激派を発見するための情報提供者となるよう要請した。
彼らが属する国への忠誠を確かにするためだそうだ。元首相こそ、イラク、アフガニスタン
での自身の失敗を隠蔽すべくこのキャンペーンを始めた本人なのだが。

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080220_191123.html

>>2に続く
2バルデスチルドレン18号φ ★:2008/02/21(木) 03:21:02 ID:???
>>1の続き

3週間前、これらの騒ぎは頂点に達した。与党労働党のイスラム教徒議員サディーク・
カーン氏が自身の選挙区に属するイスラム教徒拘留者の一人と会見した際、治安機関が
テーブル下に盗聴器を仕掛けていた事を新聞がすっぱ抜いたのである。

我々は、表現の自由を信奉している。そして、独裁政権に支配されるアラブ諸国に
それを根付かせるべく闘っている。しかし、表現の自由と、理由も無く神聖な宗教を
愚弄する自由との間には大きな隔たりがある。それが、平等と多文化、宗教的寛容を
基礎とした文明国でなら、尚更である。

デンマークの新聞も、表現の自由を理由として悪意あるイラストを掲載したとしても、
最初は良かったかもしれない。しかしそれから約1年が経ち、その間にその誤った
行為により危機が高まったというのに、何故今17紙は再掲を主張するのか。
死者まで出したデモやプロテストにより、それがイスラム世界でどれ程の怒りを
引き起こすのか知っていながら。

これは、反イスラム的民族感情を反映させた意図的な扇動である。これによって、
欧州のイスラムコミュニティの若者の間に過激主義が蔓延し、彼らは、アル=カーイダ
のような暴力と流血を主義とするグループの容易い餌食となる。これは、社会の平安を
脅かし、移民の現地社会への融合や彼らの欧州諸国への忠誠心を妨げるものである。

これは、表現の自由ではない。何故、新聞やテレビ局は、第一の宗教的権威者である
ウィリアムズ大主教の個人の意見を述べる権利を差し押さえ、辞任や謝罪を求める
酷い攻撃を行ったのか。彼は、英国の法に関する学術的な講義の中で、イスラムの
シャリーアに肯定的な点が見られるので採用する必要があるという見解を述べただけ
なのに?

彼がシャリーアという言葉を使った事により、まるでそれが、イスラムに対する罵詈雑言
開始の暗号ででもあったかのような有様である。多くが、(罰則としての)手足の切断に
意見を集中させている。まるで、イスラム世界では手を切断された人が普通に行き来して
いるかのような、あるいは、イスラム都市の広場では毎日罪人を死ぬまで石で打つ刑が
行われているかのような書きぶりである。

残念な事にアラブ諸国政府は、このように無礼な名誉毀損が始まった時、彼らの
勢力範囲内ですら責任ある対応をしなかった。悪意ある画像に反対するため幾つかの
国でデンマーク大使を召喚した程度で、こういう事態の危険性に対し欧米政府の目を
真に開かせようという試みは行われなかった。

各国のイスラム教コミュニティは、欧州に野火のように燃え広がるイスラム嫌悪症の
影でその存続と平安を脅かされ、極度に危険な状態にある。他方、これらのコミュニティの
存在にこれまで大いに頼ってきたイスラム国がある。在外イスラム教徒は送金を
通じて経済的に貢献しているからである。手遅れになる前に何らかの措置を講じる
べきであろう。

欧州は過去50年各種のテロにさらされてきた。イタリア、アイルランド、ドイツ、スペイン
など、キリスト教徒のヨーロッパ人により行われたものもある。しかし、だからといって、
キリスト教徒をテロリストとみなすような映画やエッセイにはお目にかからなかった。
聖書はテロを示唆するような文言も含んでいるが、現在我々が目にしているイスラムと
テロを結びつけるような事は、キリスト教については行われなかったのである。
3七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 03:21:53 ID:lfRHlLDl
長い
4七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 03:27:19 ID:UdXGYLbl
何でイスラム人がイギリスに居るんだろう?
中東に帰らないのかな?
5七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 03:30:32 ID:xgfrkPDi
>クドゥス・アラビー紙

アラビア系の新聞か
6七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 03:40:41 ID:MqVD4a5U
>>1〜2
誰か3行、無理なら5行以内に纏めてくれ。
7七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 04:00:32 ID:xgfrkPDi
>>6
俺達のルールを欧州内でも認めろ!
俺達に甘い汁を吸わせろ!
キリスト教徒うぜーーー、ぶkっころす!

かな
8七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 04:10:28 ID:95SO7R92
>>6
昨今欧米でイスラム教徒が迫害されている
彼らは私達をテロリストと罵倒するのだ
むしろキリスト教徒こそテロリストだ!聖書もテロを示唆している
9七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 04:29:48 ID:4drIyHQO
仲良く自滅してくれる事こそ日本の国益
狂信者達には死んで欲しい
10七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 05:17:25 ID:E9pdJ5fk
デンマークも1回英やスペインみたいになったら表現の自由なんてアホな事はしないだろう
折角、テロとは無縁だったのに
バカな奴が居た者だ!!!
11七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 07:31:01 ID:1CXbUARW
「ファンダメンタル」なキリスト教だけでなく「リベラル」なヨーロッパが
イスラム教への挑発を始めた。両者は本来担い手が違うがアメリカの
民主党・共和党のようにケンカしているわけではないので、手を組む可能性はある。
状況はどんどん悪い方にいっていると思う。
12七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 09:19:51 ID:Qf5Vbpzi
これは、今のヨーロッパのイスラム教徒への扱いについて、「イスラム教徒の側」からの視点なんだから
きちんと注意して読むべき物だろ。

西欧の指導者やマスコミは、二言目には「イスラムを尊重、テロはイスラム教とは関係ない、
大多数のイスラム教徒は善良な市民」みたいなことを言うが、実際には「イスラム」と言う言葉が出るだけで
過剰反応と言っていい事態が起こる。西欧が声高に叫び、イスラム諸国にもその適応を求める
『人権、宗教の自由』が、その西欧において、その国民であってすらイスラム教徒には、イスラム教徒と
言うだけで適応されていない。

その二重基準に対しての強い指摘だ。同意するかしないかは別に、イスラムの側はこう見ている、って事は
知っておくべきだと思うぞ。
13七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 10:02:27 ID:QgDnAmU3
イスラム教徒はまず、イスラム原理主義者をなんとかしろ。軍を創設して
テロリストを皆殺しにしろとは言わんが、宗教的な対応は出来ないのか。
アルカイーダに参加した者は破門され、原理主義者の言う聖戦には宗教的
権威はなく死んでも天国には行けない、という認識を確立し広く流布する
努力をするとか。現状は戦場でも都市でも宗教対立の様相を呈しているのだから、
イスラム教徒としての立場で語るなら、テロや原理主義には賛同しない、では
不十分だ。誰よりも強力に、先頭に立ってそれらを非難しなければならんだろ。

そして原理主義者やテロを、イスラム教世界における全ての権威者の総意として
否定・非難した上で、一般市民の民度をもっと向上させろ。欧州社会に寄生する
のではなく、一人一人が真剣に学び、夜も寝ずに働き、法を守ることはもちろん
キリスト教世界における「マナー」を守れ。そしてそうした人々の中から
優秀な人材を多数輩出し、政治経済軍事の世界において、尊敬に値するリーダー
となり欧州社会をリードしろ。そこまでくれば、誰もイスラム教をテロリスト
予備軍とは言わなくなる。イスラム教徒はもっと誠実に、勤勉に、温和になれ。

まぁ無理だろうがな。万が一イスラム教徒がキリスト教白人のルールに則り
キリスト教徒の10倍の努力をしても、その努力が報われるとは限らないのが
現実だからな。キリスト教白人は他者に凌駕されそうになると、ルールそのものを
変えてしまうのが得意技だ。ルールを変えてしまうためにルールに反した
行為をするイスラム教徒を、一概に責められないのが今の世界の痛いところ。
14七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 10:13:47 ID:AIYbGOjK
尊重したくとも人を殺したりする信者がいるから
よほど知識がないとビクビクしちゃうだろう

何がイスラム教徒にとって駄目なのか基本的な知識を世界に広めるべきだろう
偏見というものをなくして、過激派とは違うというメッセージをはっきり伝えれば
きっと仲良くできるはずだよ
15七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 10:21:22 ID:Qf5Vbpzi
イスラム圏でも殆どのイスラム指導者はテロを非難しているし、「テロはジハードではない」って
指摘し続けているんだが…。欧米のメディアにはあまり出てこないけどな。

つーか、イスラムの教義から言えば、自爆テロとかは明かに異端の考え方。
16七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 10:58:53 ID:HftKfR06
ずいぶん前に読んだんだけど、ムスリムはイスラム以外の女性なら何してもいいと思っている男が多いとか。そのせいかスウェーデンとか、イスラム系の移民を多く受け入れている比較的リベラルな国では凶悪犯罪が急増しているんだってさ。
こういうのも彼らの反イスラム感情につながっているんじゃないのかな。

ttp://majorityrights.com/index.php/weblog/comments/muslim_rape_wave_in_sweden/
17七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 18:38:15 ID:6oLS1oH5
イスラムでは無宗教者は家畜と同じで所有することが許されないからね。
だから、無宗教者からは盗んでも何をしてもいいのは事実。

それを無宗教者から他宗教者にまで拡大して考えてる人も居るのも事実。
18七つの海の名無しさん:2008/02/21(木) 19:08:00 ID:5abyPCcy
>>9
一部のキチガイ同士が殺しあって共に死んだらその後残るのはまともな人だしすぐに立ち直るだろ
なんで直ぐに殺したがるんよ?寧ろ今のまま国内(EU内)で争ってくれた方が得じゃん
19七つの海の名無しさん
>>4
何でって英連邦の臣民だからだろ。
イギリスで生まれてイギリスで育ったムスリムだってもう何百万人もいる。