2月16日午前7時ごろ、北部プレー県の民家で大学1年の男子学生が
ピストル自殺をするという事件が起きた。
死亡したのはプレー県工科大学1年生のサーマート君(19)。右のこめかみを
撃ち抜いてベッドに倒れており、右手には11口径の拳銃を握られていた。
また、遺体の近くには遺書が置かれており、そこには、両親への謝罪とともに、
「お前は俺を捨てやがった。お前が生きている限り、付きまとってやるからな」と、
自分から離れていった恋人への恨みつらみが書かれていた。
サーマート君の祖母は警官に、「孫は非常に短気で、恋人に電話をして、
相手が出なかっただけで、携帯電話を壁に投げつけ、壊していました。
そのため、母親は何度も新しい電話を買い与えていました。そのため、
恋人とも喧嘩が絶えませんでした」と話していた。
一方、サーマート君の元恋人で、高校2年生のチヤップさん
(仮名、17歳)によれば、異常なほどの嫉妬心に嫌気がさして、
今月7日に別れたという。そして、バレンタインデーの14日、
サーマート君は寄りを戻してほしい、と電話をかけてきたが、これを無視。
しかし、その後、何も連絡をしてこないことが気になったチヤップさんが
15日の夕方電話をかけたところ、呼び出し音が鳴るだけだった。
その夜はずっと電話していたが、誰も出ず、嫌な予感のしたチヤップさんが
明け方、オートバイでサーマート君の家に行ったところ、自殺しているのが
見つかったという。
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