【イラク】月末にレポートを出して報酬を貰う―アルカイダの台所事情 [2/1]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
★月末にレポートを出して報酬を貰う――アルカイダの台所事情

物資には金がかかる。人員にも金を払わなくてはならない。どんな組織でも、機能するには資金
調達が必要だ。それは、イラク国内で活動するアルカイダ系反政府組織『Al Qaeda in Iraq』(AQI)も
例外ではない。

米中央軍[中東全域、中央アジアの一部、東アフリカの一部に駐在する米軍部隊を指揮下に置く
統合軍]の広報官を務めるGreg Smith海軍少将によると、AQIも、一般の企業とまったく同じように
詳細な財務記録をつけているらしい。

「狙撃部隊を指揮している場合は、殺す相手について詳しい記録をつけ、月末に写真入りの行動
記録を提出する。それと引き替えに報酬をもらう。

組織の中枢でまとめて帳簿を付けているわけではない。個々の部隊が記録をつけているイメージだ。
AQIは、ネットワーク構造を用いて資金の管理を行なっているというわけだ。

Smith少将は、1月23日(米国時間)に行なわれた米国防総省での電話による記者会見の中で、資金の
調達方法は2通りあると語った。海外の資金支援者が提供して運び屋がイラクに密かに持ち込む金と、
AQIの下部組織が支配地域の住民から絞り取る金の2通りだ。筆者が問い合わせた外部の専門家
数人も、この発言を裏付けた。

テロの資金調達の専門家であるニューヨーク大学のPaul Cruickshank氏は、「イラクの特定の地域で
活動しているAQIは、多くの場合、住民からショバ代を取り立てたり、財産や資産を略奪したり、犯罪に
関与したりして資金を稼いでいる」と語った。

資金源のうち運び屋を阻止するのは、頭で考える分には簡単なことだが、実行するとなるとかなり
難しい。運び屋はなかなか尻尾をつかませないからだ。資金の流れを断つためには、後者の、
現地での資金調達をターゲットにするほうがたぶん容易だろう。こちらなら、少しずつでもいいので、
支配地域を奪還すれば済む。

Smith少将は、米国とイラク政府の攻撃作戦によって、現に過激派の資金調達に圧力がかかり
始めていると言う。人口の多い場所でAQIが金を取り立られる地域は、今ではモスルしかない。

その結果、以前と比べて作りが雑な簡易爆発物(IED)が目につくようになったという。つまり、AQIも
上等なIEDを買う余裕がないということだ(とはいえ、一般的に言って、イラクで使用されている
多くのIEDは、おそらくかつてないほど高性能であるはずだ)。

イラクの支配地域からアルカイダを追い出して、現地で資金調達ができないようにすれば、外国の
支援者からの送金を躊躇させる効果もある、とSmith少将は指摘する。

「ジハード(聖戦)を支持するイラク国外の支援者は、イラクが送金先として有望に見えなくなれば、
他の国に金を移し始めるだろう」

David Axe 2008年2月 1日
http://wiredvision.jp/news/200802/2008020120.html
2七つの海の名無しさん:2008/02/01(金) 15:26:14 ID:0lK5gDsd
さすがに組織的だな
3七つの海の名無しさん:2008/02/01(金) 15:32:11 ID:eoxM6G0H
漫画みたいだ
4七つの海の名無しさん:2008/02/01(金) 15:40:02 ID:+cEjOLUh
イラクの米兵キラー・即製爆弾は2000円ですよ。
なんとリーズナブル。
5七つの海の名無しさん:2008/02/03(日) 09:34:19 ID:8+2l7Tb6
>>4
もしソースがあったら教えてくれないか?
煽りじゃなくて純粋に興味がある
6七つの海の名無しさん:2008/02/03(日) 15:22:17 ID:jOPNRcaD
かといって日本で2000円で作れるってわけでもないだろ
7七つの海の名無しさん
安い武器とかは横流しの中古物だから信頼性は低い