政党の政治活動禁止に関する訴訟に唯一権限を持つ最高裁判所の
共和国検察長官、アブドゥッラフマン・ヤルチュンカヤ氏は、繁栄党と美徳党が
現実に解散させられた理由について言及し、またターバン禁止撤回の問題に
おいて2回目の警告を発した。
この警告は、「ターバン容認の様々な試みを禁止する訴訟にまで発展するのでは」との見方が広まっている。
ヤルチュンカヤ氏は、公正発展党(AKP)に対して9月19日にも警告を出した。
彼は9月19日の初めての警告で行ったように、前日(1月18日)行った2回目の
警告で、再び名を挙げずに繁栄党と美徳党に対する判決の事例を持ち出した。
裁判所は繁栄党の判決では、繁栄党のターバン着用を認めさせようとする動きにたいし、
「役所や大学で、宗教的な理由に基づきスカーフ及びターバンで首と髪を覆うことは
自由であるとすることは、ある種の方向付けであり、またある意味では強制である。
宗教に基づく規則でいろいろなことを行うことは、憲法に反する。この種の行動は、
憲法に述べられている政教分離の原則にも反している。」との見解を示した。
ソース(News from the Middle East):
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20080119_174836.html