国内取引消費者行政省は、「1961年供給統制法」によって価格が低く抑えられている
必需品20品目について、海外持ち出しを禁止する方針だ。
タイなど国外に大量に持ち出されたことで、先ごろ複数の州・地域で食用油や小麦粉不足を
招いたことを受けた措置。
同法にて価格が統制されている品目には、砂糖や塩、牛乳、粉ミルク、セメント、小麦粉、
食用油、農薬、肥料、軟鉄、コメ、石油製品、液化天然ガス、パン、鶏肉などが含まれている。
これらの品目は政府の補助金を受ける形で域内でも最低水準に抑えてあるため、密輸が
増えればそれだけ政府の無用の負担が増えることになる。
これまでは統制価格品の密輸出については、ディーゼルや小麦粉、食用油だけで取り締まりを
行っていたが、今後は他の統制品の密輸出にも監視の目を光らせる。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、1月20日)
ソース(マレーシアナビ!)
http://www.malaysia-navi.jp/news/080121073451.html