【コラム】地球温暖化で壊されるのは“こころ”−産経新聞 [1/13]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
【土・日曜日に書く】シンガポール支局長・藤本欣也 「温暖化」論議にもの申す
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/115265/
≪村人の心が変わった≫
昨年末、東南アジアから南アジア、さらに南太平洋と、いくつかの国々を訪れた。地球温暖化の影響が
懸念される地域と、インド洋大津波(2004年12月)から3年を迎えた被災地の取材が目的である。

インドネシア・アチェ州西岸のラムプーク村は、大津波でモスク(イスラム教礼拝所)以外が一時
水没してしまった村だった。

被災1年後に取材したときには、「ブッシュ・クリントン通り」と呼ばれる道があった。災害で孤立した村を
救ったのは救援物資を投下し続けた米軍である。ブッシュ元米大統領、クリントン前米大統領が実際に
慰問に訪れたのを機に、そう命名されたのだ。

米国のインドネシア支援の象徴でもあったラムプーク村はしかし、「トルコ村」へと衣替えしていた。
トルコ赤新月社が約700戸の被災者住宅を建設したことから、モスク前の大通りはトルコの現首相の
名を冠した「エルドアン通り」と改称され、ブッシュ・クリントン通りもイスラム風の名前に戻っていた。

そのエルドアン通りに住むナスミンさん(38)に「違和感はありませんか」と聞いてみた。彼は首を横に
振った。しかし、こう嘆くのである。

「でも、住民たちの心はすっかり変わってしまった。村の仕事も以前なら共同作業で助け合った
ものなのに、今ではお金にならないと動こうとしない」

自然災害とそれに伴う援助によって村のありようが左右される。守ってきた風習や文化が変質してしまう
こともある、と思った。

≪現実感欠く数字≫
昨年から世界は「地球温暖化」防止の大合唱である。
「先進国は2020年までに温室効果ガス25〜40%の削減が必要」「平均気温が2・5度上昇すると
生物種の最大30%が絶滅する恐れあり」

数字が独り歩きしているかのようで、いまひとつ現実感に欠ける。だが、雲をつかむようなこの思いも、
温暖化の影響を受けた現場を目の当たりにすると一変した。

約80の島々からなる南太平洋のバヌアツでは海面上昇により海岸浸食が進み、一部の島で住民が
避難する事態に陥っていた。美しい白浜が削り取られた島も少なくなかった。

影響は住民生活や環境だけにとどまらない。取材していて不思議に思ったのは「南太平洋には海抜の
低い島が多いのに、国際社会に被害を訴えるのはツバルやキリバス、バヌアツなど数えるほどしかない」
ことだ。たとえば仏領ポリネシアや米領サモアから、こうした声は聞かれない。なぜか。

バヌアツの地球温暖化専門家、ブライアン・フィリップス氏(29)は、こう答えた。
「独立国か否かの違いだろう。米仏など大国に属していれば、たとえ、島が水没しても住民たちの
移住先で悩むことはない。独立を果たしたが故に、地球温暖化の問題で苦しんでいるともいえる」

南太平洋のニュージーランド領トケラウ諸島で昨年、自治移行の是非を問う住民投票が行われたが、
結局、否決された。もちろん地球温暖化だけが理由ではないにせよ、この問題が「国」のありようにも
影響を及ぼしかねないことを示している。

>>2に続く
2 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★:2008/01/13(日) 10:01:00 ID:???
>>1の続き

≪魂が崩壊するとき≫
ヒマラヤ山脈の王国、ブータンは国土の70%以上が森林に覆われた秘境である。だが、地球温暖化で
北部の氷河が解けて氷河湖の水量が急増し、深刻な事態が懸念されている。同国の南北標高差は
実に7000メートルあり、ひとたび氷河湖が決壊すると、森林をなぎ倒しながら一気に土石流が流れ
落ちることになるのだ。

ブータンは森林伐採を厳禁するなど環境保護を国是としている。主要産業の水力発電を維持するためにも
不可欠な政策なのだが、何よりも国民が自然を守るという意識を共有していた。中部のポブジカ村には、
毎年越冬のために飛んでくるツルを保護する理由から、電線を引くことをあきらめた住民たちがいた。
ツルは民話や民謡に登場する大切な生き物である。

「あなたたちは温暖化の問題を少し科学的にとらえすぎてはいませんか」。国営ブータン放送の男性
人気パーソナリティー、ツェワン・デンドゥプさん(38)はこう疑問を投げかける。
「私たちにとってそれは精神世界の危機なのです。ブータンの文学や音楽は山から生まれました。
森林破壊とは、私たちの魂が崩壊することだと思っています」

日本の温暖化論議に欠けているもの、それは日本も被害者であるという当たり前の視点では
ないだろうか。温室効果ガスを削減しなければならないのは、他国のためばかりではなく、日本の
ありようにも影響する問題だからなのだ。温暖化で失われるかもしれない、日本の守るべきものとは
何か。足下から見つめ直す必要がある。(ふじもと きんや)

−以上−
3七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 10:08:13 ID:ojtrdCKZ
あれほどアメリカのグローバリズムを賛美してきた産経が
どの口でこういったことを軽々しく書けるのかかなり不思議であった。
此の後、僕は産経新聞というものは軽佻浮薄であると幾度も思うようになるのである。
4七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 10:18:20 ID:F6ddsCia
欲望をコントロールして破綻せず世代を紡げるか、
という地球モデル授業の最終課題、さすが難問だよなあ。
クリアした生徒まだ一人もいないんだろ。
地球外も使わせてくれたら簡単にいくのになあ…教授いじわる。
5七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 10:21:29 ID:sfpNd959
なんかもう最近の産経てかなり頭おかしいよね
6七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 10:24:48 ID:AWI2/fHi
仕方ないだろ、国防をアメリカ任せなんだから。
7七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 10:27:55 ID:rGkly2gU
>>5
今に始まった事じ(ry
8七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 10:40:58 ID:52nlFZ9s
まぁ言いたいことはわかる。
いまの地球じゃなきゃいやだって思いがなくなれば、
極端な話、将来地球をドームで覆ってすべて人工的に管理してしまえばいい
っていう意見だってありだろ。
9七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 11:00:27 ID:WVkwhvFH
>>1
モグロフクゾウかよ
10七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 11:02:37 ID:dDcqDfim
近代思想や近代科学に則る限りにおいて、環境の人工化による完全管理しか道は無いからねぇ。
それをとるか近代以前のも取り入れ行動するか、という価値観の選択の問題であって
どちらが合理的か、という問題ではないもんなぁ。
今年は、あらたな時代における価値観構築、が課題になりそうな雰囲気が、政策サイドからだけでなく
民間から自発的に沸き起こってきているなぁ。
11七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 11:04:01 ID:lnZU/7tJ
ダーwwwwww
12七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 11:14:51 ID:zS/qeXS5
13七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 11:58:20 ID:7kEkJ2NE
アメリカ、中国、印度をどげんかせんといかん
14七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 12:12:04 ID:I7j+dLNd
こころをマンタンに

そーいやきろろはドコいった
15七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 12:42:14 ID:XmDCfZgF
>>3
右翼がグローバリズムな訳が無いだろう、馬鹿すぎ。
 経済人や日経の影響だろう。
16七つの海の名無しさん:2008/01/13(日) 23:54:27 ID:RncazDdu
現代社会は4項対立または6項対立なんで、右左の2項対立ではもはや語ることは出来ない。
17七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 01:14:38 ID:RMaM9N/K
また朝日かw

最近はスレタイだけでソース元分かるようになったなー、おれもw
18七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 02:04:47 ID:xjW1ZlsT
そんな餌で・・・
19七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 02:06:21 ID:8coVVdJn
今年に入ってアカヒが温暖化詐欺攻勢をかけてるな。
CO2マネーを特亜に流そうという魂胆だろうか。
20七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 03:50:58 ID:QjJiLY5/
精神的に向上心のないものは馬鹿だ
21七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 03:53:55 ID:8AVv1uiC
この記事自体は真っ当なこと言ってるな
22七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 12:43:46 ID:XUzuaOQH
人間が死なないことには解決しようがない訳で。
23七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 12:47:11 ID:VEbB1+2i
産経が社会民主主義みたいなこと言ってるな。
まあいいけど。
24七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 13:20:52 ID:XF6qXEXy
屋山太郎が怒ってたっけな、産経の名物コラムニスト(笑)の石井英夫は朝日の回し者だってw
石井以外の奴も同類ばっかりってことかw
25七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 13:25:16 ID:W9uvXSW9
温暖化は止められません。経済的に、あるいは物理的に。
だから温暖化に適応できるような生活スタイルに変えていく方が建設的。
26七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 13:44:19 ID:m4N6pqbu

 地球温暖化と電気節約することは何の関係もないと思うよ …
27七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 13:44:44 ID:pTGIElBq

人類が滅亡することが最大の環境保護だよ、グリーンピースは率先して自殺しないの?
28七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 13:56:34 ID:AB1oY6dY
死体が腐敗するときに温暖化ガスがでるから、ぜんぜん環境保護になんないんじゃね?
29さざなみ:2008/01/14(月) 19:24:01 ID:Kynlb2Ct
記事を批判しているやついるけど、産経は変なこと言っていないぞ。
産経だって無条件にアメリカを賛美しているわけじゃないし。
30七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 22:56:27 ID:uyZhgdS6
ヒトが滅びたとしても、地球はあるのだから、
地球に優しい生活 ではなく、結局は、ヒトに優しい生活だ。

ヒトは、青い地球にしか住めないのだから、大切にしたい。

31七つの海の名無しさん:2008/01/14(月) 23:32:43 ID:TRKLKlnO
>>30
まさに同意
勘違いする香具師多いよね

俺が思うのは世界の指導層の問題だね。
結局開発や産業による経済力を持った人間が指導層に上がる人間達の社会摂理
からすると、人類全体の環境を考えるよりも、環境の格差を利用した商売を
成り立たせたほうが得策なんだよね。

だから本気で環境問題を改善する指導力を国際的に発揮するとしたら、
むしろ全体主義、社会主義的な国家構造に改変した指導層にシフトしないと無理

まあ、それは一旦今の社会システムが完全崩壊する必要があるんだけれどね
32七つの海の名無しさん:2008/01/15(火) 18:26:38 ID:6HxBbd9n
正論の中に変なのが混ざってるのか
変な話に一握りの正論が入っているのやら
33七つの海の名無しさん:2008/01/18(金) 17:37:11 ID:y197QItJ
あほらしい、何が温暖化だ。


釧路湿原に行ってみた。6千年前は今の標茶のあたりまで海が入り込んでいた。
関東地方を除いて、最大の内海だった。
今の関東地方も鎌倉時代までは前橋まで東京湾が入り込んでいた。
それが南北朝で隆起して、さらに家康の利根川工事で今のようになった。

本当に温暖化していたら、日本の近海だって潮位線が上昇しているはずだ。
でも、そんな話は聞かないなあ。
34七つの海の名無しさん:2008/02/05(火) 00:58:29 ID:5Cx4f75G

温暖化のデータ見せて
35七つの海の名無しさん:2008/02/05(火) 01:42:13 ID:uJeVLnAO
>>32
人類全体のためにお前ら貧乏暮らししろって「指導層」に言われて民衆が従うか?
経済を犠牲にした環境保護なんて絶対成立せんよ
36七つの海の名無しさん:2008/02/05(火) 06:59:58 ID:GWEj+2Vl
どっちにしろもう対策してもポジティブフィードバックは止まらんし
37七つの海の名無しさん:2008/02/05(火) 10:51:52 ID:TjP+1eM9
温暖化してるんなら一昨日の雪をどうにかしやがれ
38七つの海の名無しさん
温暖化の原因は、アメリカがずっと続けてる戦争でした。

一言も戦争が原因だと言わずに、他に責任転嫁。

朝鮮人みたいな米国。さっさと滅びろ