スリランカ政府が、分離独立を求める反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」と結んだ 停戦協定の破棄を決定したことから、ロンドンに本部を置く国際人権団体「Minority Rights Group International(MRG)」は5日、少数派を保護するため国際監視団の派遣が急務だと訴えた。
Minority Rights Group Internationalは、正式に停戦協定から離脱するとのスリランカ政府の決定は、 武力衝突の激化を招き、少数派のタミル人やイスラム教徒に対する人権侵害行為の拡大に つながるとの懸念を表明した。