【米国】中華街の地下トンネルに売春婦… 迷宮?発見で大騒ぎ [1/5]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
★中華街の地下トンネルに売春婦… 迷宮?発見で大騒ぎ
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080105/amr0801051703014-n1.htm
米カリフォルニア中部の地方都市フレズノの寂れたチャイナタウンが「地下迷宮」騒ぎに沸いている。
地域再開発に伴う調査で人為的に封印された出入り口や、どこに続くか不明な空洞が続々と
発見されたのがきっかけ。「チャイナタウンの地下世界」は各地のチャイナタウンには必ずといって
いいほどありながら、中国系移民に対する偏見から生まれた都市伝説に過ぎないという見方が
支配的だったものが実在したのかどうか、関心は高まる一方だ。(フレズノ 松尾理也)

■「不自然な空洞」
フレズノのチャイナタウンは、1872年に鉄道建設の労働者として渡米した中国人が住み着いたのが
始まりとされる。その後、日本人や中南米からの移民も加わり、第二次大戦直後まで商業地域として
栄えたが、現在は住民が郊外に流出し、衰退が著しい。

地下トンネルの存在が取りざたされるようになったのは、付近の再開発工事の際、地下から古い
テーブルと椅子が置かれた通路が発見されたのがきっかけだ。その後、本格的な調査を求める声が
高まり07年8月、市当局はレーダー探知機による地下調査に乗り出した。

結果はまだ公表されていないが、担当者によると「一部に、水道管などとは思えない不自然な空洞が
観測された」という。同時に、調査を知った市民から「昔、地下トンネルを見たことがある」という証言が
次々に寄せられ始めた。

■壁の向こう
現在は郊外に住む57歳の中国系男性は、幼いころ父親に連れられて地下道を通った、との証言を
寄せた。その先の地下室には毒々しい色のチャイナドレスをまとった女性2人がいたといい、男性は
「今思えば売春婦に間違いない」と話した。

こうした動きに関心をもって、自らトンネルを探す者も出てきた。水産卸会社に勤務するモーガン・
ドイザキさん(27)は、現在は使用されていない華僑親睦組織の建物の地下を、管理者の許可を
得て調査した。

何十年ぶりに地下室に入ったドイザキさんが調べると、壁に向かって、複数の階段が伸びていた。
だが、その先はコンクリートで固められたまま。思い切ってドイザキさんがハンマーでコンクリートを
たたき割ると、その先は空洞で通路のようになっていた。

市民団体「チャイナタウン再生協会」のメンバーでもあるドイザキさんは、さらに地域の家を訪ねて回り、
いくつかの地下室の壁に、どこに通じるのかわからない出入り口があるのを確認した。ドイザキさんは、
もし地下トンネル網の存在が確認されれば、チャイナタウンの再生に向けて格好の宣伝材料にもなると
考えている。

しかし、調査を拒否する所有者も少なくない上、所有権があいまいで、そもそも地下室にアクセス
できない場合も多く調査は容易ではない。

>>2に続く