【アメリカ】米軍での無人機の役割が急上昇[01/04]

【アメリカ】米軍での無人機の役割が急上昇

AP社の調査によると、大部分がイラクで使用されて偵察、捜索、場合によっては敵対分子の
殺害もおこなう無人の航空機への軍からの信頼が急上昇し、飛行時間が50万時間を越えたという。
AP社が入手したアメリカ国防省が出した数値によると、空軍での（2007年）1月から
10月の月間の無人機の使用が2倍以上になり、パイロットが飛行機から降りて
要求に適合するよう遠隔操作するようになった。

新しいレポートによると、軍における無人機の使用と開発の劇的な上昇は
25年を超える積極的な取り組み以上を反映している。

2007年夏にアメリカ軍が強化されると同時に無人機はイラクで急増し、
バグダッドでの暴力を鎮圧するために軍の位置づけを上昇していった。
しかし今年兵士が徐々に帰国しはじめる状況でさえ、無人機のプレデター、グローバルホーク、
シャドウ、レイブンが減少する気配はないと国防総省の関係者は語った。

「現在私は無人機システムによって得られる能力への要求が増加する一方だと考えている。
無人機の急増が止まっても、システムの配備はとくに大きな組織では減少しないと思っている」と
陸軍航空隊副長のBob Quackenbush陸軍大佐は語った。

空軍のパイロットの中にはコクピットから下ろされて、大きくて高性能な無人機の
ひとつであるプレデターの遠隔操作ができるNevada州のNellis空軍基地へ転属するものもいる。
空軍の発表によると最近およそ120人のパイロットが　　
要求に応えるために無人機のスタッフとして転属したという。

操縦のために応召された州兵の隊員もいる。空軍がパイロットが無人機を遠隔操作できる基地を
追加するためにこの数ヶ月でさらに多くの隊員が応召される。予定地にはNorth Dakota、
Texas、Arizona、Californiaがあり、一部はすでに稼動している。
(>>2に続く）

ソース　Yahoo!News　Wed Jan 2, 6:20 AM ET
Military use of unmanned aircraft soars　（記者による訳）
http://news.yahoo.com/s/ap/20080102/ap_on_go_ca_st_pe/unmanned_killers

(>>1の続き）
主な理由のひとつがアメリカ軍が春から初夏にかけて駐イラクの旅団を15個から
20個以上に増加させ、兵士の総数を約135,000人から165,000人以上に増やしてきたことだ。
現政権が発表した12月からの削減の一部として今後6ヶ月で徐々に5個師団がイラクから
撤退するが再配置はない。

昨年夏、イラク全土での軍の作戦が増加したのを機にさらに多くの無人機の使用とより多くの
システムへの要求が増えた。このようなシステムは国防総省の主要なハンター・キラー
（索敵機と攻撃機の2機1組で活動する）であるプレデターから
監視機のグローバルホークや小さく、安価なレイブンまでに及ぶ。

無人機の活動の最近の例では、11月にイラクのBaladで米軍兵士に向けて迫撃砲を
発射する3人の民兵をプレデターが捕捉した。アメリカ空軍が公表した
記録映像によるとそのプレデターは対地ミサイルを発射して3人を殺害した。

昨年にはプレデターの飛行が着実に増加し、1月には約2,000時間だったのが
10月には約4,300時間になったと空軍の関係者は語った。
空中警戒待機（CAP:combat air patrol）の回数が1日当たりに14回から18回に増加したために
11月と12月を含めれば飛行時間はさらに増加すると軍は予想している。

「（このような）利点を提供するための国防省による能力のすべてを要求がはるかに上回っている。
もっと多くのシステムを調達、実戦配備し、このまま継続して増強するだろう。」と
空軍の無人機専門チームの副官、Larry Gurgainous中佐は語った。
空軍が少数の戦地の部隊を引き上げるのにともない、高性能な監視偵察機の
グローバルホークの使用はすでに急増している

「われわれが行なっている種類の戦争にあわせるべきと私は考えている。
この戦争には深く諜報、監視、偵察が関わっている。
この戦争では価値の多い高い標的への追跡が要求される」とGurgainous中佐は語った。
(>>3に続く）

(>>2の続き）
無人機の飛行時間の大部分は陸軍の働き蜂であるレイブンのものである。
レイブンは重量たった4ポンド（約1.9kg）で、イラクやアフガニスタンにいる
中隊や大隊といった小さめの部隊が使用している。
レイブンは兵士が空中へ投げて監視に使用しているが、
今年の活動時間が30万時間まで貯まり、昨年の活動時間の倍になったとQuackenbush大佐は語った。

陸軍はイラクだけでシャドウ、ハンター、レイブンを含めて合計361機の無人機を保有する。
2007年のはじめの10ヶ月で飛行時間は30万時間を越えた。

無人機使用のコントロールを維持するために奮闘した陸軍の関係者は、敵対分子の追跡や
路上爆弾の回避のために部隊の隊長がより小さなシステムを素早く打ち上げて、
兵士のその場での要求に反応できると話している。

大部分のレイブンは含まれないが、あらゆる軍の任務にわたるUAVの使用は、
2006会計年度の165,000時間近くの飛行時間から2007会計年度9月30日までの
258,000時間以上にまで急増した。

国防総省が計上したこれらの数値は訓練飛行も含んでいるが、圧倒的に大部分が前線でのものだ。
飛行の大部分がイラクでの分で最も多い増加であるが、
アフガニスタンでも広範囲にわたって使用されている。
たとえば、空軍は毎月プレデターを3,000から3,500時間飛行させている。

当局によると昨年戦地での有人機の飛行時間はすぐに数値を公表できないが、無人機1機が
1回に通常16〜20時間飛行できるために両者をいかなる割合で比較するのが困難であると話している。
一方、例えばF-16などの有人の航空機は1回の出撃で約5時間飛行したと
アメリカ中央軍の広報官Uriah L. Orland空軍大尉は話している。
(>>4に続く）

(>>3の続き）
国防総省からの新しいレポートによると、国防省は今後25年にわたる
『さらに高度な無人機部隊のシステム』の開発を計画している。
この取り組みは現在の不足分に対応しており、いかに無人機が迅速かつ正確に
ターゲットを識別、特定するかの改良計画も含まれている。

この計画では一部の無人機に搭載される誘導兵器の高精度化も含んでいる。
これらの取り組みは軍が兵士を危険にさらさずに民兵を追跡、
殺害できるようにするために重要であると位置づけられる。
加えて、国防総省は戦場での指揮者にとって最優先である無人機の偵察、
監視能力の改良を求めると語った。
（本文ここまで）

本文中の無人機（UAV:Unmanned Air Vehicle)関連のURL（一部を除いて英語）
プレデター　RQ-1 Predator
ttp://www.globalsecurity.org/intell/systems/predator-specs.htm
ttp://www.globalsecurity.org/intell/systems/predator-pics.htm
グローバルホーク　RQ-4A Global Hawk
ttp://www.globalsecurity.org/intell/systems/global-hawk-pics.htm
シャドウ　RQ-7 Shadow
ttp://www.marubun.co.jp/product/aero/avionics/qgc18e0000000xri.html
レイブン　RQ-11 Raven
ttp://www.globalsecurity.org/intell/systems/raven-specs.htm
ttp://www.globalsecurity.org/intell/systems/raven-pics.htm

なげぇよ

2で秋田

ネットゲームをやっていると思ってたら、実際に無人機を操縦してたりしてな。

無人機から武器を所持した大量のロボットが無人輸送機から降り立つ
限界例の中パトロール。体温のある動くものには条件反射で攻撃。

>>7
星新一かよ

bioshockのぶんぶん丸みたいなのキボンヌ

ノイスポッターはまだ開発されないのか
俺はクレーテの方が好みだったが

>>8
戒厳令と言いたいのか、ネタなのか・・・

無人機の技術で最も優れているのは米国と韓国です。

>>13
馬鹿は死んどけ

無人機が急上昇って見えた･･･　記事を見てやっと事故ではないと分かった･･･

>>9
俺は>>7にバーチャロンかよと敢えて突っ込んでおく。

ららら、むじんくん
ららら、むじんくん

リアルSKYNET計画キター！