【タイ】テロ組織発祥の村へ…タイ深南部従軍取材[12/28]

タイ深南部のナラティワート県ルーソ郡で11月28日､タイ軍にテロ組織の情報を
提供していた男性が射殺され､十字架に磔(はりつけ)にされるという事件が発生した｡
同郡はタイ深南部国境3県の分離独立を主張するテロ組織が結成されたという地で､
タイ陸軍は精鋭部隊を送り込み､治安回復に向けた作戦を展開している｡
同地に展開するタイ陸軍唯一の騎馬隊に同行した｡

山あいのテロ重要拠点

タイ深南部の分離独立派組織は､山がちな農村地帯を拠点とする場合が多い｡
ヤラー県バンナンサター郡､ナラティワート県ルーソ郡､ラゲ郡､スンガイパディ郡などで､
森が深く身を隠しやすい､周辺地域とつながる道路が整備されて移動しやすい､という
地の利がある｡

バンナンサター郡はこれまで､ヤラー県内の主要拠点としてテロが続いていたが､陸軍の
重点的な作戦展開により､テロ浸透地域の｢プーンティーシーデーン(赤色地域)｣から
安全地帯の｢プーンティーシーキオ(緑色地域)｣に変わりつつある
(http://www.newsclip.be/news/20071022_015920.html)｡

これによって拠点が移動し､ルーソ郡､ラゲ郡､スンガイパディ郡にテロメンバーが
集結しつつあり､これらの地域では過去数カ月で数百人のテロ容疑者が拘束されている｡

ルーソ郡は1960年にパタニー･マレー民族革命戦線(Barasi Revolusi Nasional＝BRN)が
結成された地｡BRNは新パタニー連合解放組織(PULO)と並んで深南部最古の分離独立派
組織だ｡ルーソ郡とテロとの結び付きは強く､同郡の80％以上が赤色地域もしくは要警戒の
｢プーンティーシールアン(黄色地域)｣に指定されている｡

（中略）

テロ撲滅への長い道のり

陸軍が力説するのが､｢段階的テロ対策｣｡第1段階は現在遂行中のテロ鎮圧｡
武力に対して武力によるテロ鎮圧を続ける｡第1段階と並行して遂行される第2段階は､
軍の存在感の強化と住民との意思疎通｡軍は武器を振りかざすだけではなく､
住民のために存在するものと､理解を求めていく｡

第3段階はテロに身を投じない意識づくり｡テロ犯のほとんどは､テロ組織が出す報奨金に
つられた地元の若者たちで､貧困生活を強いられている｡深南部テロの根源が宗教問題で
あれ政治問題であれ､テロを操る権力者に操られないための意識づくりを続けていく｡
第4段階は貧困を無くすための地域の経済的発展と､若者の学力を養うための教育となる｡

軍は｢テロが起きることのない土壌を築くためには､20年もしくはそれ以上の長い年月を要するが､
第1段階のテロ鎮圧は長くても1―2年｣(陸軍第4軍管区広報)とみている｡ルーソ郡もテロ容疑者の
大量拘束によりこの2―3カ月はテロが沈静化した｡しかし､実際に今後1―2年でテロが無くなるか
否かは､現地の治安当局の取り組みではなく､テロ組織と中央政府の政治決断にかかっているように思える｡

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ソース.newsclip.be）：
http://www.newsclip.be/news/20071228_017012.html

4つ目のわんこ可愛いね。

兵隊の乗ってるバイクって原ﾁｬじゃ…ないよね

>>3
何を言ってるんですか


正真正銘原チャです。

>>4
そっ、そそそそうですか…

そこはかとなくガックリ

月光仮面だってスクーターだぜ？