仏ダノンや英蘭ユニリーバ、米コカ・コーラなど欧米の食品大手11社は11日、
欧州連合(EU)市場で子供向け広告の自主規制を強化することで合意した。
体重増加を招くような食品や飲料については、12歳以下を対象とするテレビ
番組などで広告を見合わせる。欧州委員会は食品企業が自主的に肥満対策
を進めなければ規制を導入すると警告していた。
広告の自主規制にはスイスのネスレ、米ケロッグ、ペプシコなども加わる。
11社の食品広告はEU全体のほぼ3分の2を占める。低カロリーや低脂肪など
の一定基準を満たした製品を除く広告の自主規制は、各社が2008年末までに
実施する予定。国際的な大企業が多く、日米などでも自主規制の動きが
広がる可能性がある。
記事
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20071212AT2M1200B12122007.html