【イラン】ムーサヴィヤーン、無罪放免となる…政府報道官、公開での裁判を求める[11/28]

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1守礼@君も住んでみないか立川にゅφ ★
核問題交渉チームにかつて加わっていたホセイン・ムーサヴィヤーンが
容疑者として問われている、いわゆる「核スパイ問題」について、昨日行政と
司法双方の報道官がそれぞれ見解を発表した。

この問題に関し、大統領及び情報相はホセイン・ムーサヴィヤーンが
スパイ行為を犯していたと主張している。また、核スパイ問題の担当裁判官に
対して、一部の人々や党派から圧力が加えられているとの指摘も、政府から
なされている。

このような中、司法権報道官はホセイン・ムーサヴィヤーンに対し、検察庁の
段階でスパイ行為ならびに機密文書保持の罪については無罪、反体制的
プロパガンダの罪については有罪であるとの判断が下されたことを明らかにした。

アリー・レザー・ジャムシーディー報道官は記者団に対し、次のように述べた。
「スパイ行為、機密文書の保持、ならびに反体制的プロパガンダの三つの
容疑がムーサヴィヤーンに対して問われていたが、そのうちスパイ行為と機密文書の
保持の2つの容疑については無罪であり、反体制的プロパガンダの容疑については
有罪であるとの判断が下された」。

同報道官はさらに、「ムーサヴィヤーンが有罪であると判断された反体制的
プロパガンダの容疑については、処分保留の判断が下された。この判断に対して
検察から異議がある場合は、〔ムーサヴィヤーンに対して実刑の伴った〕有罪判決が
下される可能性もある」と述べた。

〔中略〕

政府報道官「裁判を公開にすれば、問題ははっきりする」

他方政府報道官は、司法機関の外部にいる者たちが裁判官や裁判所に対して
圧力をかけようとしているとして懸念を表明、さらに「われわれは裁判官や司法権の
独立を尊重する。しかし公開裁判を開けば、問題ははっきりするはずだ」と述べた。

ゴラーム・ホセイン・エルハーム政府報道官はさらに、「裁判官は独立して見解を
表明しなければならず、司法機関の独立は実際には裁判官の独立である、
という原則は、政府も尊重するところである」と続けた。

同報道官は、「われわれは裁判所の独立を、司法機関の中に見出している」と述べ、
その上で次のように語った。「要するに、一部の者が裁判官や裁判所に対して圧力を
かける、といったことはあってはならないということだ。政府が批判しているのは、司法権に
対してではない。そうではなく、裁判所に対して圧力をかけることができるなどと考えている
人々に対してである。裁判官に圧力をかけるということは、法に反する行為なのだ」。

エルハーム報道官はさらに、「裁判が行われる前に、我が方の情報機関ではすでに、
このことについて措置が講じられてきた。情報相も一判事であり、司法の原則や行動に
ついては熟知している。彼自身、裁判官の独立を支持する一人である。公開による
独立した裁判を司法権の監督の下で開くことで、もっとも良い答えが得られるであろう」とも述べた。

〔後略〕

ソース(News from the Middle East):
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20071130_010618.html