【トルコ】エルドアン首相、アレヴィー信徒をイフタールに招待[11/22]
タイイップ・エルドアン首相は、ムハッレム月(イスラム暦1月)にアレヴィー信徒の
代表者らをアンカラでのイフタールに招待する。公正発展党イスタンブル選出の
レハ・チャムルオール議員は、政府がアレヴィー信徒と抱擁を交わすために一連の
計画を準備したことを明らかにした。
チャムルオール氏は「彼らはアレヴィー信徒であるために公正発展党(AKP)と
対立しているといったような誤った印象があるが、これがアレヴィー信徒とAKP
どちらの立場からも間違っていることを示すつもりだ。相互の信頼と親愛関係を
保証し、抱擁を交わすための第一歩を踏み出したい。」と話した。
共和国史上初めて
アレヴィー信徒たちがムハッレム月に12日間の断食を行うことに触れた
チャムルオール氏は、「共和国史上初めて、首相がアレヴィー信徒と
ムハッレム断食のイフタールに同席する」と話す。
アンカラで催されるイフタールの夕食の日程はこれから決定される。
ソース(News from the Middle East):
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20071122_152503.html
アレヴィー派
アレヴィー派(Alevi)は、トルコおよびブルガリアのトルコ人・クルド人の間にみられるイスラム教(イスラーム)の一派。
第4代正統カリフのアリーを崇敬するため、「アリーに従う者」を意味するアレヴィーと呼ばれる。同一語源の名を持つ
シリアのアラウィー派との関係については不明の点も多い。
アリーを崇拝するものの、アレヴィー派がシーア派からどのように分派してきたか、あるいはそもそもシーア派に連なる
宗派なのかは明らかではない。トルコやバルカン半島に広がり、一般には神秘主義教団に分類される
ベクターシー教団と教義などの面で共通するところが多く、ベクターシーとアレヴィーはアナトリア半島の土俗的な
イスラム信仰を同一の根源とする一体のセクトであるとも考えられる。
アレヴィーはオスマン時代からさまざまな弾圧を受けており、トルコ共和国でも多数派のスンナ派から異端視される
ことがしばしばあるが、アナトリア東南部を中心に一定の勢力を保っており、その信者数はトルコ国民の1割あるいは
2割を占めるとされる。アレヴィー派はトルコにおいては宗教的・民族的マイノリティであることから、
世俗主義派・改革派を支持する傾向がある。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E6%B4%BE
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七つの海の名無しさん:
どこまで政教分離できるか、なお不安だな