軍施設狙い連続テロ、パキスタンで治安部隊員ら20人死亡
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【イスラマバード=佐藤昌宏】
パキスタンの首都イスラマバード近郊のラワルピンディで24日、
自爆テロとみられる爆弾事件がほぼ同時刻に連続発生、
AFP通信によると、治安部隊の隊員ら少なくとも20人が死亡、多数が負傷した。
3日の非常事態宣言発令以降、同国内で大規模なテロが起きたのは初めて。
最初の事件では、爆薬を積んだ車両が軍施設に入ろうとしたバスに衝突、
乗車していた隊員ら19人が死亡した。
2件目も同様な手口で、爆薬を積んだ車が陸軍本部近くの検問所に突っ込み、1人が死亡した。
陸軍本部やムシャラフ大統領の執務施設など政権の中枢機能があるラワルピンディでは、
9月上旬と10月下旬にも軍関係者などを狙った自爆テロ事件が発生、計100人以上が死傷している。
いずれも、今年7月の政府による「赤いモスク(イスラム教礼拝所)」制圧に反発する
イスラム過激派による犯行の可能性が高く、24日の事件もこの関連とみられる。
(11/24 18:29)
★ ソースは、読売新聞 [日本] とか。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071124i211.htm ★ 画像。
ttp://english.aljazeera.net/mritems/images/2007/11/24/1_233943_1_5.jpg (AFP => Al Jazeera)