★ハイテク時代の民衆抗議活動、必須アイテムはインターネット
非常事態宣言下にあるパキスタンでは、若者がブログやソーシャルネットワーキングサイト(SNS)を
通じて抗議デモを計画し、厳しくなりつつあるペルベズ・ムシャラフ大統領による反対勢力弾圧に
対抗している。
政府が18日に主要な民放テレビニュース2局を閉鎖したため、インターネットは若者にとって必要
不可欠なツールとなっている。
イスラマバード、カラチ、ラホールなどの都市の場合、短時間の抗議デモ計画は、弾圧的な非常
事態法によるデモ禁止を回避するために、決行間際にウェブサイト上に掲載される。
ラホール出身の20代の大学生アフマド(Ahmad)さんは「SNSやブログ、携帯電話、携帯メールを
使って国中の大学と連絡を取り合って、抗議デモを計画するんだ」と語った。当局からの追跡を
恐れ、フルネームは明らかにしなかった。特に同大統領によって民間人も軍法会議で裁くことが
できると決められてから、扇動罪で有罪になると懲役刑に処される可能性もあるのだ。
「5分か10分の短いデモだから、捕まることはないよ。でも、当局はCNNのiReportに投稿された
動画を監視しているから、参加した学生を特定することはできるかもしれないね」とアフマドさんは
語る。
これまで大半の抗議デモは小規模だったが、前週、ラホールのパンジャブ大学(Punjab university)の
学生が元クリケット選手で政治家のイムラン・カーン(Imran Khan)氏の逮捕に抗議して行ったデモは
3000人規模まで拡大した。
SNSの1種であるフェースブック上で最大のパキスタン抗議デモグループは「We Oppose Emergency
in Pakistan(われわれはパキスタンの非常事態に反対する)」で、18日時点で1万1471人がメンバーに
なっている。デモ参加者に危険を知らせるブログのサイトもある(
http://emergencypk.blogspot.com/)。
パキスタンでのインターネット利用者はここ5年で急増。若者世代1億6000万人のうち500万-1000万人が
インターネットに接続しているという。5000万人近くのユーザーを抱え世界のウェブサイトトップ10にも
入るとされる、フェースブックの利用者も多数いる。同サイトは、ミャンマーの僧侶主導による反軍政
デモへの武力鎮圧に対する抵抗を高める際にも利用され、注目を集めた。
(c)AFP/Danny Kemp 2007年11月21日 12:12
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2314849/2374751 >>8 んー、いやそれでも十分な面は大いにあるよ
一応マスコミがニュースにしなければいけない事でも、一応扱ってはいるが極端に扱いが小さいなんて場合もある
表向き大きなニュースにするかしないかの決定権はマスコミ側が占める比重が大きかったから
そこを少し奪えただけでも無価値とはいえないんでねーかい