★25年間で女性11人殺害?=服役中の男、身辺は事件だらけ−英
英国で女性殺害の罪で服役中の男が以前住んでいた家の裏庭から、別の女性の白骨死体が
発見され、大規模な女性連続殺人事件の疑いが浮上している。英メディアが14日報じたところでは、
男は25年間、英全土を転々としており、足取りをたどると、若い女性11人が殺されたり、
行方不明になったりしていた。
問題の男、ピーター・トービン受刑者(61)は昨年9月、グラスゴーでポーランド人女子学生を
レイプして殺害、今年5月に終身刑となっている。しかし、最近になって、以前住んでいたケント州の
自宅裏庭からも少女が白骨体で見つかった。調べた結果、同受刑者の身辺で未解決の事件が
次々と発覚。犠牲者数はさらに増える恐れがある。
裏庭で穴を掘っていた同受刑者は隣人に「息子の砂場にする」と述べ、週末には息子を
遊ばせていたという。
2007/11/15-07:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007111500115 「第2の「恐怖の館」? 受刑囚自宅に2人の白骨遺体」
ポーランド人女子学生を殺害した罪で服役中の男が以前住んでいた英イングランド南東部
ケント州の家の庭で今月16日までに、別の女性2人の白骨遺体が発見された。1960年代
後半から男の周辺を調べると、ほかに女性の殺人事件4件、失跡事件2件(いずれも未解決)が
起きている。英警察当局は大規模な連続女性殺人事件に発展する疑いがあるとみて捜査。
英メディアの一部は「被害者は最大で15人か」と報じている。
この男はピーター・トービン受刑者(61)で、昨年9月、グラスゴーの教会で便利屋として
働いていた際、ポーランド人女子学生(23)に乱暴したうえ殺害、遺体をざんげ室の
床下に隠したとして、今年5月に終身刑を受けた。
男の周辺で若い女性の失跡事件が相次いでいたため、警察当局が、同受刑者が90年代初めに
住んでいたケント州の自宅を捜索。今月12日、91年に行方不明になったビッキー・
ハミルトンさん=当時(15)=の白骨遺体が庭から発見された。16日には、別の
白骨遺体が見つかり、着衣などから同年にヒッチハイク中に失跡したダイナ・マクニコルさん
=当時(18)=とみられる。
英紙サンによると、捜査関係者は「この家には怪しい場所が10カ所はある」と述べており、
慎重に捜索を進めている。家の庭で穴を掘っていた同受刑者は近所の人に「息子の砂場にする」
と述べ、息子を遊ばせていたという。「第2のフレッド・ウエスト事件(自宅に12人の
死体を隠した恐怖の館事件)か」と伝えるメディアもある。
■「恐怖の館」事件 1994年2月以降、英西部グロスターの住宅の庭や壁の中などから、
バラバラにされた女性ばかりの遺体が次々に発見された事件。警察は娘や前妻ら12人を
殺害したとして、家の持ち主の建築業者フレデリック・ウエスト容疑者を逮捕したが、
同容疑者は95年1月、刑務所内で自殺。共犯の妻のローズマリー容疑者が、うち10件の
殺人罪で起訴され同年11月、終身刑が言い渡された。2人の乱れた「性的趣味による犯行」
とされている。
引用元:AMSN - 産経新聞 (共同通信)
http://sankei.jp.msn.com/ (2007.11.18 14:23)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071118/erp0711181435004-n1.htm