★バグダッドで反タリバン派の部族長11人が拉致される
イラクのバグダッドで28日、ディヤラ州のイスラム教スンニ派部族長11人が拉致された。
治安当局が発表した。11人はヌーリ・マリキ首相官邸で政府高官と会談した帰りだった。
拉致現場のバグダッド北部シャアブ)地区は、シーア派反米指導者ムクタダ・サドル)師の
武装組織マハディ軍を支持するシーア派の武装勢力が多いとされている。
ディヤラ州や州都バクバは、イラクで活動する国際テロ組織アルカイダ系武装勢力の
潜伏地域となっており、米軍が武装勢力の掃討作戦を繰り返している。数か月前から
米軍はスンニ派部族長や反アルカイダの元武装組織戦闘員らの協力を得ているという。
治安当局幹部によると11人は反アルカイダ派に属していた。11人のうち8人はAnbakiyah部族、
2人はBayati部族、残る1人はAl-Azza部族だという。
(c)AFP 2007年10月28日 23:43
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2304195/2291794