┏┫ ̄皿 ̄┣┓<訳文の文責は、2ちゃんねる記者に有ります。
-------
タイは後6機購入するオプションつきで、スウェーデン製戦闘機6機を購入すると発表し、
ここスウェーデンでは安堵と疑念の両方を生み出した。
総額6億ドルとされるグリペン6機の取引は、スウェーデン政府と航空機メーカーのサーブによる、
この飛行機を国際的にしようとする努力への、長らく待たれていた追い風だった。
これまでグリペン戦闘機は南アフリカに販売、チェコ共和国とハンガリーにはリースされていた。
サーブのラーソン広報担当は水曜日に発表されたこの取引は「非常に歓迎されるものだ」と語った。
サーブはインドにジェット戦闘機126機を販売する契約に入札した数社の一つで、「我々が今では
アジアに根付いているというサインとして」タイとの取引は特に前向きだとラーソンは言った。
カール・ビルト外相は声明の中で「この決断は、グリペンが世界的かつコスト性の高いシステムである、
と再び確認するものである」と述べた。
しかしこの発表は激しい批判も引き出した。
主な理由はタイが2006年9月のクーデター以来軍事政権に支配されているからだ。
「タイは軍事独裁国家だ。スウェーデンは軍事独裁者に兵器を売る権利はない」とスウェーデン平和仲裁
協会のオラ・マットソン事務局長が言った。
サーブのラーソン氏はタイは「民主主義に戻る途上」にあり、軍事指導者によって12月23日の選挙が
発表されていると語った。
もう一つの論点は、国際問題では有名なハト派であると同時に、主要兵器生産国でもあるスウェーデンの
役割だ。オブザーバーは、この2つの役割を果たすことはこの数年間で遥かに難しくなった、と言っている。
スウェーデンは冷戦中、中立政策(スウェーデンはNATOにもワルシャワ条約機構にも与しなかった)の
信頼性のために強力な国防産業を築き上げた、とスウェーデン国際問題研究所のプログラム・ディレクター、
Jan Joel Anderssonが言った。しかし共産主義が崩壊した後、主にスウェーデン軍に供給してきた
この産業は、輸出への依存が遥かに高まった。
「困難な綱渡りだ。ある時は平和と平和の発展を賞賛し、同時に武器を輸出している」と彼は言った。
他の者はもっと単刀直入だ。
スウェーデンがいかに国連で現在交渉中の新武器取引条約をより厳しく規制するよう迫っているかを
指摘して「とにかく信憑性がない」とマットソン事務局長は言う。
「今日は平和を築くことが大事だと言って、次の日はハイテク兵器を売るなんてことは出来ない」。
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/0b2142dc719dd8b26f85019ea9213c89 Sweden's sale of fighter jets to Thailand generates controversy
By Ivar Ekman IH:October 18, 2007
http://www.iht.com/articles/2007/10/18/europe/18sweden.php