【イラン】書評:私は逃げない―ある女性弁護士のイスラム革命=シリン・エバディ [10/16]
1 :
◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★:
私は逃げない―ある女性弁護士のイスラム革命 [著]シリン・エバディ
■イランで目覚めた女性たちを後押し
2003年、イラン人女性弁護士のシリン・エバディがノーベル平和賞を受賞したとき、多くの日本人は、
それって誰だ?と思ったろう。
一方で、彼女がイラン・イスラーム体制に対して民主化、女性の権利擁護を要求してきた、ということを
知る人のなかには、欧米のイラン批判を後押しする受賞では、と斜に構える者もいた。折しも米英が
イラク政権を武力で転覆し、楽天的に中東の民主化を謳っていた時期だ。当時のハータミー・イラン
大統領の改革路線が、壁にぶつかっていた時期でもある。
しかし本書を読むと、そんな生易しいものではないことが、わかる。国外に亡命し、安全な高みから
民主化を叫ぶ亡命知識人は、多い。だが彼女は一貫して、海外に逃げないことにこだわる。
情報機関の暗殺リストに載っても、知識人を狙う連続殺人事件に巻き込まれても、刑務所送りになっても、
逃げない。どれも、踵を返したくなるようなことばかりだというのに。
そのこだわりは、「私がイランで果たす役割」は、「海の向こうの大陸から……こなせる」ものではない、
と筆者が確信しているからだ。ノーベル賞決定後、帰国して最も著者の胸を打ったのは「イラン万歳」という
手書きのポスターだった。それが、著者の祖国への愛を示している。
また、欧米の短絡的なイスラーム観にも批判的だ。イランの女性は、イスラームのせいで
束縛されているのではない。自由や民主主義はイスラームと矛盾しない――。一貫して著者は
そう主張する。
イラン革命によって、実は女性の教育水準は格段に上昇した。これまで伝統的家庭のなかに
閉じ込められていたような若い女性が、イラン革命によって政治に覚醒し、革命の「指導者」役になる。
彼女たちは、自分にも重要性がある、社会で役割を果たしうる、と気づいたのだ。
革命で女性裁判官という職を奪われた著者が、革命によって目覚めた若い女性たちの社会進出を、
後押しする。祖国の現実から逃げない著者の生き様が、力強い。
[評者]酒井啓子(東京外国語大学教授・中東現代政治)
Iran Awakening
竹林卓訳/Shirin Ebadi 47年生まれ。テヘラン市在住。
http://book.asahi.com/review/TKY200710160307.html
2 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 11:57:02 ID:z7XqtAij
平和賞と文学賞は廃止すべき。
3 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 13:45:59 ID:19PTeYrX
日本のフェミでこれくらい骨のある人はいないのか?
4 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 13:49:11 ID:NNE1r0zx
女性の権利向上はわかるが、ブルカの着用禁止はやりすぎ
5 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 16:09:25 ID:Tq6Ou+Ch
>>4 イランにブルカは無い。 ブルカはアフガン。
そういや、イラン女性がサッカーの試合が観られない事を題材にした映画が、
最近あったな。男装してもぐりこもうとするのだがつまみ出される。
で、日本から来た日本女性が観客席にいるのを見て、何であの人たちは許されてるの?
と聞くと「日本人だからだろ」と答えが、っていう紹介を見た。
イランもスカーフするけど、色がだんだん派手になったり、
それを規制したりと、日本の中学校の校則みたいだ。
7 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 16:42:16 ID:wPwI0HJO
イランの知的な若者たちは普通の西側以上に理性的で好奇心も
あるのに下らない宗教が彼等の民族を低い地位に貶めている
8 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 17:21:22 ID:+y6CMBb2
女性の地位向上は文化的先進国への条件であるが国家衰退への道でもある
9 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 17:45:54 ID:qVJ3KizW
・イスラム諸国において女性は不当な扱いを受けている
→女性の地位向上を目指すべきだ
→男も家事をしろ
10 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 18:05:44 ID:zPSzZBw8
イスラムの戒律から解放された途端に十字軍に輪姦されるってのが、
最近の傾向。
11 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 18:07:15 ID:zPSzZBw8
あ、ウーマンリブのスポンサーはロックフェラーだっけ。
12 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 20:16:37 ID:/K8mze+V
自衛隊の給油問題、この人だったらなんていうんかな?
13 :
七つの海の名無しさん:2007/10/17(水) 22:38:15 ID:eZAuLed9
田嶋さんはこんな女性こそ日本に紹介すれば良い
しかし「自由や民主主義はイスラームと矛盾しない」、ここは理解しがたいな
14 :
七つの海の名無しさん:2007/10/18(木) 00:25:43 ID:OWuV5/gv
「自由や民主主義はイスラームと矛盾しない」ってどゆこと?
>>14 イスラームは本来自由や民主主語を抑圧する宗教ではない、って事だろ。
16 :
七つの海の名無しさん:2007/10/18(木) 01:29:11 ID:OWuV5/gv
それを理解しがたいって、頭かたくね。。
17 :
七つの海の名無しさん:2007/10/18(木) 10:18:33 ID:B5UyJTsd
>>15 しかし、現実は自由や民主主義、人権、法の支配を抑圧してるわな。
ムハンマドって、マルクスやレーニン並みのDQNだったのではないかと思う。
18 :
七つの海の名無しさん:2007/10/18(木) 11:44:24 ID:OWuV5/gv
コーランもマルクス、レーニンも読んだことがないのでわからないけどさ。
要は「解釈の仕方」だろ。
数式みたいに、いかないわけよ。
自由や民主主義、人権、法の支配を抑圧しているのは、
コーランを極端な解釈をする聖職者やまったく省みない王たちっす。
って、この本には書いてあったぞ。
>>18 宗教に限らず、どんなイデオロギーも「穏健な解釈」ってのが一番人気が無いんだよね。
極端な解釈であればあるほど「オレは○○を信じている!」って、内なる信仰心と外への見得の、
それぞれの欲求を満足させてくれる。
日本でも、例えば本屋を除いてみれば、雑誌の見出しも並んでいる本も、極端な事象の解釈によるもので
あふれてるでしょ?
結局、誰が何をどう解釈しているか、よりも、穏健である程度中立的な教育が普及できるかどうか、と言うのが
その社会を穏健化させられるかどうかの肝だと思うよ。
>>17 マホメットやイスラム教は悪く無いよ
何が問題かと言うとイスラム諸国の多くが
法治国家ではなく人治国家だから
これはイスラム教の本質と異なると思うけどね
21 :
七つの海の名無しさん:2007/10/18(木) 12:34:51 ID:OWuV5/gv
「極端な解釈」は今の生活が苦しくて、いろいろ考える余裕のない人たちをひきつける、、が正解じゃね。
穏健な解釈が人気がないわけではなくて。。
もちろん、教育が大事なのもわかるけどさ。
コーランにしても聖書にしても天皇制だって使い方次第でしょ。
ちなみに、エバディ氏の宗教的神秘体験も書いてあったよ。
理解はできないけどさ。否定はせんよ。
>>21 そうだね
一番良い例は
「ジハード」だ
もともとイスラム教では自殺を禁止しているだけれど
十字軍の時代のイスラムを守る為の「ジハード」を
あるイスラムの宗教指導者が
「自爆テロしてもジハードだから天国へ行ける」
なんて解釈したからこんなことになっちゃった
イスラム教徒の方には申し訳ないが
宗教指導者→人治国家という図式に歯止めをかけないと
争いは終わらないな
23 :
七つの海の名無しさん:2007/10/18(木) 18:26:08 ID:rI+D8AO5
マホメットの一番犯罪的な部分は
将来現れるべき正しい予言者の芽
を予め摘み取った事。
24 :
七つの海の名無しさん:2007/10/19(金) 10:18:13 ID:EULL79YA
へー、マホメットって、そんなに悪いやつだったんだ。。
てか、どこが悪いの??
25 :
七つの海の名無しさん:2007/10/19(金) 10:19:51 ID:EULL79YA
へー、マホメットって、そんなに悪いやつだったんだ。。
てか、どこが悪いの??
26 :
ノシとらだむす:2007/10/19(金) 11:14:50 ID:4Ea+ZIZ/
誰か教えてくれ
中東発の同根の三大宗教で
キリスト教は予言者キリストが既に現れ、世の終わりに再来する
イスラム教は予言者マホメットは現れ、もう二度と予言者は現れない。
ユダヤ教は? 予言者は未だ現れていない?
家族以外の男とぶつかって触れただけで戒律違反
28 :
七つの海の名無しさん:2007/10/19(金) 16:54:14 ID:feJ3nVXc
男女七つにして席を同じゅうせず
29 :
七つの海の名無しさん:2007/10/19(金) 18:03:00 ID:etoQ0cpu
>>26 調和と寛容の多神教の世界の中で、他の神々を排撃し自らの神のみ唯一の神であるとし、
唯一神を信じる自分たち以外の全ての人間は滅ぶ、自分たちだけが尊くそれ以外は
人間ですらなく獣同然である。というような、世にも醜悪なカルト宗教が誕生する。
それがユダヤ教だ。そしてユダヤ教徒の中から、自分こそ唯一神の代弁者であるとする
キリストという人間が、新ユダヤ教といえるような新しいカルト宗教を立ち上げた。
それがキリスト教だ。そしてキリスト教徒の中から、自分こそ唯一神の最後の代弁者
であるとするムハンマドが、またまた新しいカルト宗教を立ち上げた。それがイスラム教だ。
こういった経緯があるので、ユダヤ教にキリスト教やイスラム教のような、創始者クラスの
預言者というのは存在しない。ユダヤ的には、旧約聖書が連中の経典だから、それに
登場する聖人は聖人として認めている。モーゼとか。
いずれにせよ、気持ち悪いカルトから生まれたカルトなので、ユダヤもキリストもイスラムも
ろくなものではない。現代においても、新興宗教のカルト教団教祖は、神の子だの預言者だの
神の代弁者だのと名乗っている。大川リュウホウだとか、統一教会の教祖だとか。
文明や科学が発達し社会に流れる情報量が桁違いの現代なら、誰もがイカサマカルトの
気持ち悪い教祖、という評価ができるのに、千年や二千年前に同じことをやった詐欺師を偉人
扱いできる感性が理解できないね。
ローマ帝国は、反社会集団のユダヤ教徒を根絶できる大義名分を何度も手にしてるのに
ついにこれを絶滅させることはなかったが、個人的には非常に残念。ローマ時代にユダヤが
滅んでれば、キリストもムハンマドも新しいカルトを興せず、もうちっとマシな世界に
なってただろうに。歴史にifは不毛だが、ローマ帝国の遺跡の前で、勝利の踊りをおどる
ユダヤを見てたら、つくづくそう思うよ。
30 :
七つの海の名無しさん:2007/10/19(金) 18:47:11 ID:feJ3nVXc
カルトって言葉の使い方がよくわかりません。
カルトって、既存の宗教から派生もしくは独自に生まれた、
反社会的な宗教くらいの意味でとらえてたよ。
一神教的世界観がきらいなのかな?
バフォメットキター
32 :
七つの海の名無しさん:2007/10/19(金) 19:58:10 ID:feJ3nVXc
悲しみこそわが至福の時
輝く町が酩酊せるわが心の廃墟からよみがえるとき
われは黙し大地のごとく動かず
わが咆哮は宇宙を駆けて轟く
十三世紀のペルシャの詩です
33 :
七つの海の名無しさん:2007/10/20(土) 10:19:13 ID:w+E6QcIb
>>26 ユダヤ教には将来メシア(救世主)が現れるっていう教義がある。
キリスト教徒はイエスこそがそのメシアなんだと信じているんだけど、
ユダヤ教徒はイエスは偽メシアで本物はこれから現れるって信じてる。
教義の点ではこれがユダヤ教とキリスト教の最も大きな違い。
預言者(予言者じゃないよ)っていうのはその3つの宗教どれでも大勢居るんだよ。
34 :
七つの海の名無しさん:2007/10/20(土) 10:32:27 ID:d7VCIoFK
光あれ!!
35 :
七つの海の名無しさん:2007/10/20(土) 10:50:09 ID:paJ2LkQr
なるほど ザ メシア
36 :
七つの海の名無しさん:2007/10/20(土) 10:59:31 ID:vdXOGVBb
>>30 >カルトって、既存の宗教から派生もしくは独自に生まれた、
>反社会的な宗教くらいの意味でとらえてたよ。
ん?まぁだいだいあってるよ?
ユダヤ教が台頭してきたとき、これ完全にカルトだったから。教義も破滅願望と
選民思想バリバリで、信者の態度も反社会的そのもの。現代でいえば、まさにオウムあたり。
叛乱起こす実力の無い地域では、それなりにおとなしくしてたけど、それでも当時の
社会秩序の受け入れを拒み、「異端」であり続けたわけだから。
ユダヤ教やキリスト教やイスラム教が巨大化し、統治者がそれを利用するほどになって、
カルトが世界を席巻するほどになったから、誰もカルトだと言えなくなっただけ。
今だって、創価学会なんてカルトそのものだけど、政党までもってておまけにそれが
与党で、新聞もテレビももう誰も、創価学会をカルトだとして警告出したりできないでしょ?
それだけのことだよ。
>一神教的世界観がきらいなのかな?
好き嫌いってレベルじゃなく、狂ってるとしか思えないんだけど。世界観というより、
教義そのものが。本質的に、公共の福祉や社会秩序に反する教えだよ。それでもうまく
国がまわっていくのは、例えばキリスト教なら国家全体がキリスト教徒主体になった
場合だけ。だって、自分たちだけが救われる、選ばれた民だって選民思想もってる上、
異教徒の神を神として認めないんだよ?近代になるまで、異教徒を人間としてすら
認めなかった連中なんだよ?欧州の白人が、アフリカや南北米大陸で非人間的な殺戮や
支配を行えたのは、人種や民族というよりもまず、「キリスト教徒以外は人にあらず」
というカルトそのものの宗教思想を拠り所にして、先住民を家畜扱いできたから、なんだよ?
これを好き嫌いのレベルで語れる人は、自身が一神教の教徒でないのなら、自分が人間以下
として扱われる側だということを、本当の意味で正しく理解してないだけだと思うよ。
まぁ人間ってのはそんなもんだよ
38 :
七つの海の名無しさん:2007/10/20(土) 23:19:49 ID:d7VCIoFK
36は悩みが深そうだな
39 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 05:45:08 ID:Q/g+IZdH
かつて世界中のユダヤ教徒が遂にメシアが到来したと信じかけたことがある。
メシアを名乗るシャブタイ・ツビーという男がオスマン帝国に現れ、
西暦1665年頃からこの話は世界中のユダヤ人に急速に浸透していく。
ユダヤ世界は高揚し、世界各地のユダヤ・コミュニティーがシャブタイのもとに使節を送った。
でも、そのわずか2年後、1667年にオスマン帝国のスルタンに
呼びつけられたシャブタイはその場でイスラムへ改宗してしまう。
当然ユダヤ人のほとんどは失望感とともに元の生活に戻っていったけれど、
シャブタイをメシアと信じ続けるコミュニティーは今でもトルコにあって、
トルコの世俗派エリートにはDonmehとかSabbateansとか呼ばれる彼らが多数含まれている。
40 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 06:51:15 ID:2EDEqiHr
アホメット
41 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 11:55:33 ID:lsUJyJKQ
>29
多神教を善としている時点だあんたも不寛容なんだよ
>>36 安易にカルトって言葉を使いすぎ。それにユダヤ教はカルトじゃねえ。民族宗教だ。
神道やヒンズー教、ゾロアスター教などと同じ。ただ神が一個だけだっただけだ。
君は認識からして間違ってる。
43 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 12:11:26 ID:WZB+Nf8e
イランはイスラエル以外では中東でもっとも女性が自由なところ。
「穏健派」とされているところは実態はどこもガチガチの原理主義。
トルコでさえイスラム原理主義から女子中学生に処女検査を強制してまでいる。
マスゴミが絶対に報道しない現実。
>>43 > イランはイスラエル以外では中東でもっとも女性が自由なところ。
アホな事を言うな。西半球のイスラム圏の中で女性が自由、権利ともども最も享受しているのはトルコだ。
女性が自由恋愛を出来る国はトルコだけ。イランならそんな事したら殺されても文句は言えない。
トルコの処女検査なんてほんの一部のイスラム学校が行って大批判受けた事件じゃ無いか。
一部の事例だけ切り取って印象操作をしようとするな。
大体マスコミが報道しないって、お前はそのニュースを何で知ったのかと。
45 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 13:48:03 ID:Q/g+IZdH
46 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 17:19:11 ID:BOwc+tag
普通に(素直に)考えればトルコの方がイランより“西欧化”しているだろ。
トルコは良し悪しは別にしてNATOにも属している軍人が結構政教分離に
コントロールを掛けてるし。
ただイランも意外に言論の自由はある様だね。中国なんかとは違って。
(宗教的な発言は別だろうが)
俺はムスリムのメンタリティを知りたくてイランもトルコも読書
感想関連で女性達とメール交換したが、両国ともミステリとか
冒険小説、文学本は日本よりずっと翻訳が早く市場に出てたよ。
日本も翻訳大国だが、彼らが紹介してくれた本を俺は先ず英語の
オリジナルまたは英訳本で読んでから半年位遅れて邦訳で入手し
た。(彼らはそれをペルシャ語とかトルコ語で読んでいた。)
ただ一夫多妻に関しては両方ともまだ有るんじゃないかな。
47 :
七つの海の名無しさん:2007/10/21(日) 21:21:00 ID:DcQw1Y7/
この本読んだ人いますかー
>>46 > 両国ともミステリとか
> 冒険小説、文学本は日本よりずっと翻訳が早く市場に出てたよ。
海賊版
49 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 00:51:44 ID:vCTWP5AL
>>48 それはオイラが知る由もないが、記憶が正しいとすると
二人とも図書館から借りたといっていたような。
50 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 01:06:50 ID:utIMlJJ5
トルコは軍がクーデターで政権転覆してる。
イランじゃそんなことしたらたちまち革命になる。
イランでは大学進学率も研究職に占める割合も女の方が多い。
テヘラン大学では非合法な反政府組織の幹部が堂々と教授をやっている。
イランの選挙では組織票が全く無く世界で最も結果の予想出来ない選挙といわれている。
大統領選挙でも野党候補は堂々とこの国に独裁者はいらないと演説していた。
日本ですら社民党が小泉を独裁者呼ばわりしたらCMの放送禁止食らったってのにね。
51 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 01:15:56 ID:utIMlJJ5
それに服装の制限で言えば学校・会社で(つまりほぼ一生!!)厳重な服装制限、
新宿を汚い服で歩いていたら元国家公安委員長ですらしょっ引かれる。
そんな国も普通にありますが何か?
イランではヒゲを生やそうが剃ろうが自由だが日本でヒゲを伸ばして出勤できるか??
後イランでは当然ほぼ全員が自由恋愛で結婚してる、学生の恋愛・結婚にも日本より遥かに寛容。
しかも見た目と若さが全てのどこぞの国と違ってイランでは女性にも学歴が求められるため、
良い相手と結婚するためという理由で大学に通うのも普通の事。
ID:utIMlJJ5は少し落ち着け。君がイランを大好きなのは良くわかったが、実態を無視した度の過ぎた礼賛は
誹謗中傷と意味合いが同じになるって事を理解しておいたほうがいいぞ。
あと、イスラム地域では男はヒゲの生えてるのがノーマルな。ひげが無いと逆に男として馬鹿にされる。
だから人種的にヒゲの生えにくいマレーシアやインドネシアのイスラム教徒すらがんばってチョロチョロした
ヒゲ生やしてる。そういえばイランの現大統領も薄いヒゲを頑張ってのばしているなw
これイスラムの基本知識な。
53 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 10:07:27 ID:3BcrdGw5
しっ! 目を合わせちゃダメ!!
54 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 10:58:51 ID:vCTWP5AL
率直に言って俺にとってはこれからイランはアメリカ
と多少距離を置いてでも親しくなるべき国と思う。ト
ルコも勿論、エジプト、マレーシアなどもそうだ。
ただ他スレでも言ってるが俺はムスリムは好きだがイ
スラムはあまり好きではない。
イランやトルコでは進化論はどういう風に教えてるの?
それと如何に歴史的事情があっても公然と一夫多妻を
認めるって厭だな。どんなに平等とは言っても第一夫
人とかあるんでしょ?
>>54 イスラム世界はおおむね進化論を否定し、創造論説を取っている。
そしてキリスト教原理主義者のID論と同じく、それを世界に広めようとしている。
http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20070225#p1 「イスラーム創造説のフランス侵攻」(『ル・フィガロ』2007年2月2日)
ここ一週間、フランスのほとんどの中高そして大学に、『創造のアトラス』と題する豪華本が届けられている。
この本は、ハルン・ヤハヤ(Harun Yahya、本名アドナン・オクタルAdnan Oktar)なるトルコ人を著者とし、じつに
数万部がトルコやドイツから直接郵送されてきているが、大量の図版をもちい、770ページにわたって
ダーウィン主義と進化理論に反駁している。つまり「進化論者のペテン、彼らのあやまたれる主張」、そしてとりわけ
「ダーウィン主義と、ファシズムや共産主義といった血みどろのイデオロギーの、秘めやかな関係」を告発することを
めざしているのである。
著者は、チャールズ・ダーウィン(1809〜1882)の理論は「テロリズムの真の源泉」であると述べ、たとえば、
9・11攻撃の写真には「世界中にテロをまきちらしているのは、本当はダーウィン主義者である。ダーウィン主義は、
紛争を肯定し、したがって助長する唯一の哲学である」なる唖然とするような説明文を付している。
(略
実際のところは、ハルン・ヤハヤは、世界とそこに生きるものどもは6千年前に7日間で創造された(『創世記』)と主張
しているわけではない。イスラーム教徒である著者は、そうではなく、地球は(実際の年齢たる)46億歳であることを
認める。そのうえで、ここ2世紀来世界各地で幾多の化石が発見されていることを根拠に、「種は一切変化していない」
と断言するのだ。
著者は、数千万年前の魚、ハイエナ、蟻、ヒトデ、さらには木の葉といったものの写真を並べ、今日わたしたちが目に
しているそれらの子孫と比較する……率直にいえば、かなり混沌としたやり方でではあるが。そして、両者が似ている
ことを示し、したがって「生物は進化したのではなく、創造された」ことを証そうとする。
エルヴェ・ル・ギアデルは「この方法は、知識の少ない人びとに対しては絶対有効だと思います。たしかにこういった
生物は解剖学的にも遺伝学的にもかなり違うし、大部分は交雑できないんですから」と述べ、不安を表明する。
著者は、『コーラン』を豊富に引用しつつ、「創造は事実である」と結論し、「心の存在」を証明し、「唯物論の終焉」を
予言している。残された疑問は何か、といえば、それは、ハルン・ヤハヤの裏にはだれがいるのか、この高価な本を
出版し、大量かつ無料に配布する資金を提供したのはだれか、という点である。しかも、同書は、全7巻のうちの
第1巻にすぎないのだ。ついでに、もうひとつ疑問がある。同書が入っている小包にはちゃんと宛名が書いて
あるのだが、同書の出版社はどうやって宛名を知ったのだろうか(マルク・メネシエ)。
56 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 11:32:28 ID:4vLhDrTQ
「ダビンチ・コード」が出た時、イランの大衆が早く読みたがってたいへんだった─と報道されてたな
57 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 11:33:34 ID:vCTWP5AL
ついでに言っておくと、
>>55に様な本は日本人の感覚からすれば完全無欠なトンデモ本だが、
イスラム圏ではごく自然に、権威ある真面目な本だと受け止められている(本当)
向こうのちゃんと権威のある新聞や雑誌、TV番組などで真面目に書評され、読むべき本として宣伝されている。
日本で言えば、読売や朝日の書評欄で、たま出版の本が真実を描いた本として取り上げられているようなもの。
今のイスラムの社会は、そう言う社会なのだよ。
59 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 12:47:05 ID:cTP7J6K0
神を信じている以上、どんな「トンデモ」もありえる。
神は、理性の物差しでははかれないのだから。
もちろん、信仰=「トンデモ」という短絡をいいたいのではない。
図式化すれば、58は、信仰=「トンデモ」という短絡を語っている。
神話は、私がいまここにいる不思議についての知恵(決して理性ではない)の塊だ。
それを、信じている人たちの社会を悪くいうのが、理解できんね。
とりあえず、知識以外の自分の声を持つことが大切だと思うよ。
60 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 15:57:44 ID:tTDSneMp
>>42 >安易にカルトって言葉を使いすぎ。
言葉を濁す必要はなかろう。カルトはカルトだ。
>それにユダヤ教はカルトじゃねえ。民族宗教だ。
ユダヤ教に関しては、民族宗教という定義は適切ではない。
肌や目の色が種種雑多な「民族」など存在しないからな。
>君は認識からして間違ってる。
何がどう間違っているのか、反論にすらなってない。「創価学会はカルトじゃない。仏教だ」
「統一教会はカルトじゃない。キリスト教だ」こんなものは何の主張にもなっていない。
単なる「強弁」だ。もちっと精進しないと、次からは相手にしないぞ?
61 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 16:08:10 ID:vCTWP5AL
>>60 ゲルマン民族って目の色が同じなの? 何色?
貴殿の定義ではアイヌ人は日本民族なの?
62 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 16:09:02 ID:tTDSneMp
>>59 「信仰」と銘打てば、どんなトンデモでも神聖不可侵であるべきという態度は、
三大一神教カルトにおいても特に醜い部分の一つだな。
公共の福祉に反し、社会秩序を乱し、科学の発展を阻害し、個人を不幸に陥れる「信仰」など、
尊重するに値しない。表現の自由の名の下に、あらゆる表現が正当化されるわけではない。
殺人教唆や殺人予告、名誉毀損といった行為は許されない。同様に、信教の自由もまた、
信仰に基づくいかなる行為をも許容するわけではない。
何を信じていようが、トンデモはトンデモだしカルトはカルトだ。
トンデモはトンデモとして、カルトはカルトとして批判され排除されて然るべき。
63 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 16:18:42 ID:tTDSneMp
>>61 >ゲルマン民族って目の色が同じなの? 何色?
ググれカス。と言いつつ、ヒマだから貼ってやった。読んどけ。
>貴殿の定義ではアイヌ人は日本民族なの?
どういう定義だ。脳みそも使わないと、退化して知能が下がる一方だぞ。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%BA 「ゲルマン民族」という幻想
元来はローマ帝国によるゲルマニア地方に居住する諸部族に対する他称である。
彼ら自身は、同じコーカソイド人種に属し、用いる言葉(ゲルマン語派)や
文化面において一定の共通性が存在したものの、「ゲルマン人」としての同族意識を
持つ民族共同体を形成していたわけではない。後述する通りアングロ・サクソン人や
ゴート人という部族名こそ、いわゆる民族名であり、ゲルマン人というのはそれら
ゲルマニア地方出身の諸民族を総称する際に用いられた用語に過ぎず、民族として
存在していたとは言い難い。しかし近代ドイツにおける民族主義の勃興に伴い、
古代の時点で「ゲルマン民族」という統一された民族共同体が存在しており、
ドイツ民族はそのゲルマン民族の血統を継ぐ優秀な民族であるとする説が唱えられる
様になった(ドイツナショナリズム)。この明確な根拠を伴わない政治的イデオロギーに満ちた
「ゲルマン民族」は第二次世界大戦期のナチス時代に最も盛んに喧伝され、アーリアン学説と
並んでナチスの人種政策の根幹を成した。
64 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 16:28:56 ID:vCTWP5AL
>>63 訊いてる事に二つとも全然まともに答えてないじゃん。
罵倒で質問を逸らすなよ。いつもそうなのかい?
その程度の認識と断言でものを言って貰うとまともに
取り合ってる方は混乱する。
>>59 君は文章の読み方を間違えてる。ここで言うトンデモは進化論を否定している事のみをさすのではなく、
それ以上に陰謀論で世界を語っている点について、だ。
陰謀論というのは答えも出ないし責任の所在もわからない、故に永遠に解決のない世界だ。
それをベースに世の中を認識しているとすれば、他の世界の人間とは永遠に平行線のまま対話する事すら
出来ない。
陰謀論世界ではなく、平静な目で見た、誰の目にもありのままの状況をベースに、事態と言うのは語られないと
いけない。皆が納得する共通の認識こそが異文化であろうと異宗教であろうと、対話の第一歩になる。
最も危険なのは陰謀論が広範に受け入れられている社会。イスラム社会は今限りなくそれに近いのだ。
どうでもいいが ID:tTDSneMp、君のような人間を曲学阿世の徒、と呼ぶ。
66 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 16:37:00 ID:vCTWP5AL
同一民族の中にはブロンドとブルネットは混在しないのか?
67 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 16:53:20 ID:tTDSneMp
>>64 まともに答えてもらいたければ、もう少しまともな質問をする努力をしろ。
世間知らずの子供の相手をする義務は俺にはないし、子供のほうにも相手にしてもらえる
権利なんざない。
>>65 >君は文章の読み方を間違えてる。
君の文章について、読み解いた覚えなどないが。
>>67 最後の1行以外君に向けた書き込みじゃ無いことくらい解れよ。
69 :
アディール:2007/10/22(月) 17:03:33 ID:6bIHt7SC
ハルン・ヤハヤの本はイスラーム教徒の考え方を理解する一助になる
と思い、何冊か集めています。
確かに我々からすればトンでも本かもしれませんが、
イスラーム教徒が自らの信仰の正しさを再認識する上で或る
程度の役割を担っているのだと思います。
また、こうした本が売れる社会的背景
もいろいろ考えてみる必要があるかと思います。
やはり、行き過ぎた科学や市場原理主義など
の欧米文化に対する疑義がイスラーム教徒の心の底には
あるのでしょう。それがハルン・ハヤハの著作の中で
うまく表現され、多くの読者を獲得したんだろうと思います。
70 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 17:08:20 ID:vCTWP5AL
諸説あるのは当然だが民族と人種の違いくらいは
幾らなんでも知ってると思った。
仮に同じ人種でも虹彩の色が多様なのもおれの様
な子供でも知っている常識。
スラブ民族とは普通に言うがこれもモンゴロイド
の血はかなり入っている。
アイヌは勿論日本民族の一員だ。
>>69 > やはり、行き過ぎた科学や市場原理主義など
> の欧米文化に対する疑義がイスラーム教徒の心の底には
> あるのでしょう。
むしろイスラム世界における近代化、現代化の失敗から来る反動だと思う。
72 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 17:11:08 ID:tTDSneMp
>>68 オレの書き込みにレスアンカーつけて、「君は」で書き込み始めて、
>最後の1行以外君に向けた書き込みじゃ無いことくらい解れよ。
って、お前どんだけアタマおかしいんだw
と書いて、書き込むボタンを押す前に念のため確認したら、レスアンカーの読み違えだった。
脱糞してメシ食って風呂入って寝るかorz
>>69 中東の歴史を学べば欧米に対して、批判的なのは
当たり前じゃないの?宗教の問題か?
74 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 18:23:50 ID:n0t3Ubm2
ID:J2/5JyDHは、お金を貯めてソープにいけばイイ!
まとめてタリ板へどうぞ
76 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 19:23:41 ID:n0t3Ubm2
そういうなって。
泥の中しか咲かない花もある。
酒井先生はペルシャ語も読めるの?
78 :
七つの海の名無しさん:2007/10/22(月) 20:50:48 ID:3BcrdGw5
オレは69、アディールの話しがききたい。
79 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 02:54:50 ID:Ygcfn6ii
イスラム社会とひとくくりにするのがそもそも間違い。
事実上世界を支配しているキリスト教国家の連合と違ってイスラムの国はバラバラもいいとこ。
世界最大のイスラム国家インドネシアから「穏健な」世界最大のイスラムテロ支援国サウジまで。
イスラム国家の間にはおよそ途上国という以外の共通性を見つけるのは無理に近い。
80 :
例えば中東:2007/10/23(火) 03:07:04 ID:Ygcfn6ii
トルコ:NATO加盟国にしてイスラエルの同盟国、アラブやパレスチナなんぞ糞食らえ。
エジプト:俺たちは偉大なエジプト文明の後継者、野蛮なアラブやイランと同じにするな!
イラン:アラブ人は蛮族、自分たちはヨーロッパと同じアーリア人だ、どうして苛められるのか分からない。
サウジ:国王が全権を持ち法律さえ存在しない「俺(国王)が法律だ!」、あとイラン氏ね。
シリア:アラブ人だけどイランと仲良し、アラブは氏ね。
こんな感じで、てんでバラバラ。
宗教意識も原理主義のサウジからユルユルでイスラム圏からの留学生を激怒させるイランまで様々。
メソポタミア文明からの闘争の歴史があるんじゃね
82 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 09:23:28 ID:p4swvwQ1
知識くん乙
83 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 09:42:47 ID:FvxlnzLO
84 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 09:51:28 ID:p4swvwQ1
ところで、この本読んだ?
85 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 12:29:26 ID:zXXbUB0M
>>80 皮肉な人だけど よく見てるね まとまらない
13億
ただキリスト教国でも十字軍の頃は知らないが
近代になって始めてヨーロッパ意識とかも出て
きたんじゃないの?
経済力に裏打ちされた生活の向上がむしろ仲間
意識を高めるかも
86 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 14:29:59 ID:p4swvwQ1
弱いものがより弱いものに、石を投げるという悪循環を断ち切るには、経済力が大切だという考え方でよろしい?
87 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 18:58:44 ID:p4swvwQ1
一般論として80と85は、スットンキョーだとは思わない。
ただ、そのようなイスラムの国で”エバディ氏がなにをしたのか”その行動について”自分がどう思ったか”を書くのが、このスレのルールだろ。
釈迦に説法だったかな?
ID:p4swvwQ1 のレス抽出して吹いた
89 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 20:40:22 ID:zXXbUB0M
この本読んでなくてゴメンな
あまりにもまともな本だね。今年の文学賞をとった
イギリス人のドリスなんとかという人もイランで生
まれたか幼少の頃過ごしたらしいね。
イスラムは正直ややこしいところもあるから、エバ
ディさんも苦労の連続だろうね。多分何回も逮捕さ
れたり。「イスラムを変える!」って言い切っちゃ
あ絶対に反感を持たれるから「イスラムに新しい伝
統を加えるんだ」とかいうと未だ受け入れられやす
いらしい。
俺はイランの女性に紹介してもらって、カナダのア
トウッドの「昏(くら)き眼の暗殺者」を読んだ。
これはハメット賞も取った位だからミステリ仕立て
なんだけど、ブッカー賞もとった最高の文学でもあ
る。かなり反キリスト教的ニュアンスを感じたから
逆にイランでは直ぐに翻訳されたのかも。怖い位に
抑えたフェミニズムと社会主義思想を感じたな。
話は逸れるが中国人は華僑であっても他人には絶対
に本国の悪口は言わない人も多い。だから喩え香港
の人でもネット上では「上海ベイビー」を読んだと
は言わないと思うな。正規には売ってない本だし。
イラン人は政治的には時として過激な位本当のこと
を言う。しかしエバディ氏の本も有る意味ヤバイ思
想だからこの本を読んで感想を言い合いませうなん
て提案できないよね。
またまた話は違うが西側の女性かイランの女性講師
だったか忘れたがイランの大学でナボコフのロリー
タの読書会をやったと聞いた。そのグループの若い
女性達の共通の意見はロリータが如何に虐待されて
いるかを感じたと言うものだったらしい。 おれは
ナボコフも読んではいないが男の視点でしか考えた
事はなかった。
90 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 20:59:58 ID:p4swvwQ1
長文乙
別に思想って意味では、ヤバイ本ではなかったよ。ノーベル賞とってんだからさ。
91 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 21:22:17 ID:j32ElVco
>>89さー
ID:p4swvwQ1の書いてることを翻訳してやるよ。
「テメーの知識なんざどうだっていいんだよ。
ノーベル賞とってんだから常識で分かれよ。
この、めがねブタ!」
92 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 21:34:52 ID:J/Bs7haN
イランは実際中東では2,3番目に民主的な国だけど、
イラン人のなんでも政府の責任にする癖は世界屈指。
イランに住む外国人は皆うんざりするほどで、極端な話雨が降っても政府のせいにする国民性。
なのでそこまで酷い体制でなくとも皆不満タラタラでエリートはみな国外脱出。
ちなみにイスラム教やムハンマドのせいで国が駄目になったという主張も公然と行われる国。
キリスト教国家じゃいくら駄目な国でも「キリストが国を駄目にした」なんて事は誰も言わない、言えない。
イラン人の批判症はそれほど病的なまでのものでイラン在住の外国人には恐れられている。
94 :
89:2007/10/23(火) 21:50:56 ID:zXXbUB0M
おれの駄文は反感を持つ人もいるだろうと予め思っていたし
、
>>91もある意味正鵠を得ていると思う。まあリアクション
あってこそレスりがいがあるというもんさ。
文学賞も平和賞も、リベラル社会の代弁者でもあるから時の
政府からみれば目の上のたんこぶである事が多いのは周知。
文学賞では最近の中国の亡命文学者やかってのソルジェニチン、
平和賞のアウンサン・スーチーやロシアのサハロフ等有名。
95 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 22:01:51 ID:zXXbUB0M
ただ あらゆるスレやレスを通じて言える事は、対象国に
たった一人でも好意を持つ知人がいたら、そうでない場合
に比べて侮蔑的な言葉を吐き捨てる時にはひどく躊躇する
のは確かだと思うよ。
まぁサダムと懇意だった筈のラムズフェルドの心中は凡人
には知る由もないが。
96 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 22:09:04 ID:p4swvwQ1
はい、94の人に質問。
あれだけの長文をかくのだから、このスレに前からいた人だよね。
97 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 22:28:51 ID:5h1PnaiK
イラン人は交通違反摘発されると罰金払う位なら刑務所に入るそうだしね。
刑務所に入るなんてイラン人にとっては何でもない事らしい・・
99 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 22:44:52 ID:p4swvwQ1
はい、はーい94の人に質問!
89での駄長文。なんか言い訳めいていたけど、もっと簡単にかけないの?
100 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 23:12:30 ID:p4swvwQ1
引用します
88:10/23(火) 19:17 RoH9AS/G [sage]
ID:p4swvwQ1 のレス抽出して吹いた
101 :
七つの海の名無しさん:2007/10/23(火) 23:13:28 ID:p4swvwQ1
引用します
88:10/23(火) 19:17 RoH9AS/G [sage]
ID:p4swvwQ1 のレス抽出して吹いた
102 :
七つの海の名無しさん:2007/10/24(水) 12:07:03 ID:IgQUTTeq
ブラッドマネーについて、教えてくださる方いらっしゃっいませんか?
>>90 視点の問題で「今のイラン政府にとっては」ヤバイ本という事なんではないの?
実際に、著者は何回もしょっぴかれてるっていうし。
国外でこういう事をやってるイラン人は結構しってるけど、国内でやるのは凄いね。
最終的に著者があぼーんされないように祈る。
ところで、
>>89は『ペルセポリス』を読んだ?
一イラン人からみた革命の様子が書かれていてかなりおもしろいよ。
104 :
七つの海の名無しさん:2007/10/24(水) 16:54:29 ID:IgQUTTeq
90ですよ
そういう意味でも、どーいう意味でもとれるね。
だから、駄長文。
105 :
七つの海の名無しさん:2007/10/24(水) 17:38:38 ID:Msc9WP2x
わーったよ
ブラッドマネーね。
目には目を…的考え方で、
人一人の命を損なった場合、やっぱり人の命で償わなくては移管の世。
そこを、金で換算しようとゆーのが、ブラッド・マネー。
フォローyろ
106 :
七つの海の名無しさん:2007/10/24(水) 18:22:51 ID:IgQUTTeq
ふーん 結果、日本とあんま、かわんなくね?
107 :
七つの海の名無しさん:2007/10/24(水) 20:15:09 ID:IgQUTTeq
103へ
89は疑心暗鬼に陥ってると思うよ。
いいフリしすぎ
日本における政府批判ていうのは単なるデモや論評程度、
それでも売国呼ばわりされて嫌がらせはある訳で。
一方イランのような途上国での政府批判というのは普通に外国の自国への経済制裁やテロに加担したり、
多数の死者を伴う暴動を扇動したりというものな訳であって。
それを同列で考えて途上国は言論の自由がなく云々・・と主張するのは一面的過ぎる側面があると思う。
例えば日本で米国や中国に対日制裁を呼びかける運動を起こすと共に、
暴動を扇動して未成年にまで多数の犠牲者を出しながら正義の味方ズラしてる人がいたらどうなる?
普通に即逮捕か社会的に抹殺されるかでしょ?
109 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 03:15:47 ID:5vWbZkBN
もっと、簡単にいえよ
>>108 > 一方イランのような途上国での政府批判というのは普通に外国の自国への経済制裁やテロに加担したり、
> 多数の死者を伴う暴動を扇動したりというものな訳であって。
それは「デモや評論程度」の政府批判を許さないからそう言う過激化するわけで。
111 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 04:47:22 ID:5vWbZkBN
何がいいたい?
112 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 04:58:05 ID:5vWbZkBN
知識をはなれたら、なにもいえなくなるチキン?
>>108は革命の事をあんまり知らない気がする。
>一方イランのような途上国での政府批判というのは普通に外国の自国への経済制裁やテロに加担したり、
>多数の死者を伴う暴動を扇動したりというものな訳であって。
いや・・・今の政治体制になったからアメリカから経済制裁受けてたりするんだけどね・・・
しかも、現在の体制自体が多数の暴動を扇動した結果作られたものなの。
それを覆されるのが嫌で、イスラム国家を設立した今のイラン政府は、言論の自由を
許さず、革命前の国を賞賛するだけで(又、今の政治状態を作った革命家でさえも)
牢獄に閉じ込めたり消したりしている。
それがどんなに厳しいかというと、
>日本における政府批判ていうのは単なるデモや論評程度、
というけど、イランではある写真1枚もっているだけでどうなるか分からんという程。
スーツケースの一面にシャーの顔をプリントして入国してみれば身をもって分かると思うお。
日本でも、日本でもっていうけど、日本ではいくら桜井よしこがテレビで政府批判・
政治家批判していても、ある日突然行方不明になる事はないよね。
>110の言うとおり、↑こういう事ですら許されないからきっかけがあれば
一気に人々の不満が爆発し過激化してしまう。
だから政権を手放したくない人達は、そもそもの「きっかけ」を与えないように締め付けを強化し、
「思想」を持った人を国家規模で暗殺しているという訳。
これが
>>1にある『情報機関の暗殺リストに載っても・・・』という事。
そういう国家になってしまったから、知識層が軒並み先進国に亡命している状態なんだ。
(で、国外から現政府体制批判の映画を作っていたりする)
なのに命をかけて国内で活動している著者はやっぱり立派だと思うよ。
114 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 09:52:15 ID:5vWbZkBN
あっ、おまえがやりたいこと、なんとなくわかった!
議論の本来性としての「かみあわなさ」を重くみて、それを自ら示そうという。。
115 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 10:13:11 ID:6urHt4pY
>>1は今でも出て来てるの?
そうだとしたら
>>1のスタンスって全く分からないね。青臭いという
以上に贔屓の引き倒し。初期の記事に比べて劣化が激し過ぎる。
そう思うのは私だけか?
116 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 10:41:03 ID:5vWbZkBN
いやいや、本を読まずに自分の知識をたれながしているから、劣化もくそもない。
117 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 10:56:49 ID:6urHt4pY
118 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 11:20:45 ID:5vWbZkBN
当の然!
119 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 15:42:55 ID:vupvsM9+
っていうか、
壮大な、自作自演!?
120 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 19:10:31 ID:+YPVigGO
タリバンッ
>>113 イランは下手したら世界一政府批判が激しい国だよ、新聞も政府批判のためなら捏造OKだし。
最近で笑ったのはとかく評判の悪いダム建設を批判する記事。
軍事演習でポーズ決める大統領の写真に「さあ、ダムを作るぞ」てセリフを合わせた捏造写真をデカデカと一面に。
日本なら間違いなく、新聞社の幹部が政府に呼び出し食らって怒鳴り倒されるところだよ。
122 :
七つの海の名無しさん:2007/10/25(木) 23:21:13 ID:5vWbZkBN
イランという言説を反復し消費していくなかで、必ずオイル以外の価値は埋もれていく。
ならば、笑いという異化をもたずして、対象を把握することは叶わないのだ。
それは、狭義のオリエンタリズムにおいて、、
123 :
七つの海の名無しさん:2007/10/26(金) 00:15:49 ID:ip5CUHiH
キチガイ必死かよwww
晒しage
日本では某宗教団体がらみで政治家が暗殺されてるよね。
で、この件に関してマスコミは報道してるか?警察は動いたか?市民は立ち上がったか??
イランじゃ暗殺事件の時、市民の怒りが政治を動かして犯人は摘発されたぞ?
>>121 政治批判が許されるといっても種類による。
大統領くらいなら無問題。
それを越えてイスラム体制批判、革命批判をしてホメイニ・
パーレビまで出してきたら消える。
だから、可能範囲な政治の批判に人々は熱中する。
126 :
七つの海の名無しさん:2007/10/26(金) 08:12:27 ID:uK7bOJv7
122よりつづく
狭義のオリエンタリズム、すなわち日本においては、某宗教団体による政治家謀殺という形で結実した。
政治との心地のよい緊張関係を日本においてきづくことは可能であるのだろうか。
否! 動的な声により政府を動かしたイランにこそ、その光をみとめることができる。
121と124をまとめるとだいたいこんな感じ。
127 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 00:47:02 ID:AZnRHHYF
そんなのわかんない
イスラム体制批判なんて腐る程ある。
そもそも今の大統領自体、世俗派である事を売りにしていた。
そしてイランの最高機関である専門家会議選挙では実は保守派と改革派は
共通の名簿を使った談合選挙をしてきた。
別の政党が同一の候補者を名簿に載せられるという制度を利用した八百長。
大統領派はこれに楯突いて独自名簿で選挙に挑戦して惨敗している。
「最高指導者」ハメネイは元は只の神輿だったのがうまい具合に立ち回って生き残ってるだけ。
事実上のNo2であるラフサンジャニなんて安倍並に叩かれまくってる。
また行き過ぎた原理主義のせいで政府を追われた連中とかは私怨も含めてハメネイ達をさんざん
独裁者呼ばわりして演説して回ってる。
むしろ「改革派」は上記のとおり半ば八百長だから本気で批判してないだけ。
129 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 01:01:15 ID:AZnRHHYF
そりゃそうだね
130 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 08:56:45 ID:AZnRHHYF
でもね、いいかい
調和と寛容の多神教の世界の中で、他の神々を排撃し自らの神のみ唯一の神であるとし、
唯一神を信じる自分たち以外の全ての人間は滅ぶ、自分たちだけが尊くそれ以外は
人間ですらなく獣同然である。というような、世にも醜悪なカルト宗教が誕生する。
それがユダヤ教だ。そしてユダヤ教徒の中から、自分こそ唯一神の代弁者であるとする
キリストという人間が、新ユダヤ教といえるような新しいカルト宗教を立ち上げた。
それがキリスト教だ。そしてキリスト教徒の中から、自分こそ唯一神の最後の代弁者
であるとするムハンマドが、またまた新しいカルト宗教を立ち上げた。
それがイスラム教なのだよ。
131 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 10:37:29 ID:b2v2Fwac
しかしそのスピリチュアリティは
実にスッキリ明快で、曖昧な部分がないよな。
気持ち良さげなことは事実で
だから普及したわけで。
一神教は微細なものを圧殺していく暴力性が強いが
微細なものの具現化、例えばcaste制度から人を解放してくれる
だからインドでイスラム教は普及したわけで。
その人を解放へdriveしていく強力なスピリチュアリティが
多神教にあるかな?
132 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 10:51:06 ID:TzBQssiv
アミニストでも禅をやる人でも普通に抑圧的体制を嫌うけどな
つーか押しつけはしないでタブーなく論理的に冷静に話し合っ
て社会を改善していけるのが日本のメンタリティ。
取り上げる課題にタブーがないことは社会の進歩に欠かせない
要素。
>>130 でもイランをイスラムで語る事は無理があると思うけど・・・
もともとイスラム教の土地ではなかったし、今でもゾロアスター教の影響を
受けている部分がある。なによりイスラム国家になったのは最近の事だし。
134 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 12:40:58 ID:hRiPFUmJ
おまえわかってないよな−
敬虔なクリスチャンであるブッシュと政治的戦略さえない人殺しであるブッシュは同一人物なのだよ。
135 :
七つの海の名無しさん:2007/10/27(土) 14:27:09 ID:hRiPFUmJ
でね宗教を信じることに政治的な問題があるとすれば、133でかいた正解を目の当たりにしたときジレンマが生じて(もしくはジレンマさえおこらず)物が見えなくなることだろうね。
136 :
七つの海の名無しさん:2007/10/28(日) 12:34:50 ID:tZ2EQlCt
父さんのわからずや!
137 :
七つの海の名無しさん:2007/10/28(日) 19:59:49 ID:tZ2EQlCt
わかってないのはおまいだよ
こういった経緯があるので、ユダヤ教にキリスト教やイスラム教のような、創始者クラスの
預言者というのは存在しない。ユダヤ的には、旧約聖書が連中の経典だから、それに
登場する聖人は聖人として認めている。モーゼとか。
つけたしとくと、複雑かつあいまいな〔民族〕という概念を定義付けるのは
難しいぜ
138 :
七つの海の名無しさん:2007/10/28(日) 20:18:07 ID:iaKbgPzv
>>134 >敬虔なクリスチャンであるブッシュ
全然敬虔じゃないよ。
本来属するメソジスト教会からは非難されて、
宗教商売のエヴァンジェリカン(福音派)に
擦り寄ってるじゃん。
139 :
七つの海の名無しさん:2007/10/28(日) 20:49:28 ID:g4rigFCm
ホントわかってないね
もっと丁寧にわかりやすくかくよ
ブッシュという「アメリカ大統領」が
「敬虔」であろうとなかろうと
多くの人を殺せるのが、
アメリカ大統領。
問題のたてかた自体が間違っていることに、きづこー
140 :
七つの海の名無しさん:2007/10/29(月) 16:15:17 ID:1wHa+KjX
いずれにせよ、気持ち悪いカルトから生まれたカルトなので、ユダヤもキリストもイスラムも
ろくなものではない。
現代においても、新興宗教のカルト教団教祖は、神の子だの預言者だの
神の代弁者だのと名乗っている。大川リュウホウだとか、統一教会の教祖だとか。
文明や科学が発達し社会に流れる情報量が桁違いの現代なら、誰もがイカサマカルトの
気持ち悪い教祖、という評価ができるのに、千年や二千年前に同じことをやった詐欺師を偉人
扱いできる感性が理解できないね。
141 :
アディール:2007/10/29(月) 16:40:43 ID:JchYDKyU
文明や科学がいかに発展しようとも人間の信仰心がなくなることは
ないだろうね。例えば、科学の道を志したはずの理系出身者、医者
がオウム真理教にはまったことはその一つの証拠だと思う。
143 :
140:2007/10/29(月) 17:06:05 ID:1wHa+KjX
そだね。
カルトはカルトだからカルトでカルトだ。。という、トートロジーを書いたのは、、
「○○派の原理主義者が自爆テロ、云々」というニュースを聞いても鈍感になってる
自分を発見したからなんだ。
あっ、またカルトかみたいな。だから、他人はどんな意見かなと思って、
でね、アディールに聞いてみたいのだけど
信仰には「良い」ものと「悪い」ものが、あるのかな?
それとも、信仰とカルトは切り離して考えた方がよいのかな?
144 :
七つの海の名無しさん:2007/10/29(月) 18:07:50 ID:GZCxoHz6
142
ごめんな、バカ
読解の力がないやつには、いくら丁寧に書いてもむだだから、省エネ
>>140 おまい・・・とりあえず宗教とテロに関する自分の考えをしゃべりたいだけだろ?
イランとどう関係があんの?
146 :
七つの海の名無しさん:2007/10/29(月) 20:16:39 ID:GZCxoHz6
あぁ、それ ほぼ正解!
147 :
七つの海の名無しさん:2007/10/29(月) 21:07:33 ID:GZCxoHz6
なんじゃ そりゃ?と、おもったら、29を読んでほしい。
昔々、議論大好きくんがかいたネタフリだ。
そこから、いろいろあって復活させてみた。
面倒でなければ、スレッド全部よめ
ねらいだけ書くと、この板は、イランの近過去を生きた女性にスポットをあてて話しましょうという結論に着地予定。
148 :
七つの海の名無しさん:2007/10/29(月) 21:30:48 ID:DlMk0JOO
てs
149 :
七つの海の名無しさん:2007/10/29(月) 21:53:14 ID:GZCxoHz6
ついでに書くと、
この板に常駐している誰かだと思って「バカ」といいました。
ごめんなさい。。
150 :
七つの海の名無しさん:2007/10/30(火) 00:52:15 ID:M+AQ/XeG
ほら吹き、どんきほーてだな
アフリカだ南アジアだのの「抑圧された女性の告発物」って本は
よくあるけど、内容は真摯なんだろうけど何でどの作者も欧州に移住してて
大体旦那が欧州の白人なんだろうな。要するに白人の男見つけて移住して
欧州から西欧的価値観で母国の風習を批判する形式がほとんど。
そんなんが母国で今苦しんでいる人たちの心に訴えかけるとは思えない。
そもそもその悲惨な状況作ったのが欧州の白人なのに。
その辺に違和感があったので、
>>1 の作者にはなんか胸を打たれる。
これは勇気があるし本当にえらいと思う。
152 :
七つの海の名無しさん:2007/10/30(火) 23:34:26 ID:R2Ax1bXN
そうなんよ「好きなようにやる」
言葉は簡単…だけど、そのおもいを実現させるのはむずかしい
この本の著者は実現させたんよ
外国にでて客観的に発言するのも頭がいいし、その苦労も想像つかないけど、それ以上なのよ
頭で考えるインテリは、現実に負けちゃうんだけど、著者はふみとどまった
国の暗殺リストにのせられるくらい、がんばった
勇気もらったよ
153 :
七つの海の名無しさん:2007/10/31(水) 13:46:21 ID:dzi+hODC
公正な選挙を約束して監査の評価も受け入れろ
155 :
七つの海の名無しさん:2007/11/02(金) 00:34:35 ID:3xWyy+tj
まーね
156 :
七つの海の名無しさん:2007/11/02(金) 00:58:33 ID:EFpJp3TA
イラン女性は強いから、いずれ、女性も政界官界で活躍するだろう、
イランは結構民主国家なんですよ、一番遅れているのはサウジ、
イランは文明国、進歩的考えをもつ人が多い、ヒズボラだって多くの
女性が参加している。本当に真面目に十字軍と戦っているのはヒズボラ
しかいない。ヒズボラはテロリストではない防衛戦士であるのだ
スンニ派はユダヤと仲良しで本格戦争は出来ない、そこでイスラームの
ご本家シーアが戦わねばヒズボーラを作った。正当なジハード、ムジャヒ
ディンなのです。
157 :
七つの海の名無しさん:2007/11/02(金) 01:07:37 ID:dLgjKo9r
> 56
WHAT R YOU? WHAT is your position? What is ur relationship with Iran and Hezbollah?..PLEESE TELL US!..
158 :
七つの海の名無しさん:2007/11/02(金) 08:45:44 ID:s7x7eFE3
イスラムと聞くと即テロが思い浮かぶという、ブッシュジュニア並みの低脳から
早く抜けられるといいね。
イランのババアは怖いお
160 :
七つの海の名無しさん:2007/11/02(金) 19:37:24 ID:s7x7eFE3
ババァが怖いのは世界のデフォ
161 :
七つの海の名無しさん:2007/11/02(金) 20:56:10 ID:n3w8SBFk
イランは日本ほど自由でもないが、隣国パキスタンやサウジと比べたら自由な国だよ。
一部の宗教バカオタクは知らんが、一般のイランの人は都会的でラフな付き合いができる。
実際に俺は日本で飲み友達がいるし。w
162 :
七つの海の名無しさん:2007/11/03(土) 01:19:09 ID:PDvkpXDb
当たり前のことでも 実際やってみないと わからんよな
163 :
七つの海の名無しさん:2007/11/04(日) 14:02:11 ID:CYj42qra
田嶋さんはこんな女性こそ日本に紹介すれば良い
しかし「自由や民主主義はイスラームと矛盾しない」、ここは理解しがたいな
164 :
七つの海の名無しさん:2007/11/04(日) 14:05:51 ID:Lgv5eis8
ロスケの考えていることは分ったが、それが、ソビエト
崩壊の原因であるという意味も、まだ、わかっとらんな。
165 :
七つの海の名無しさん:2007/11/04(日) 20:09:21 ID:bR57WO+U
セビエト崩壊 原因??
test
167 :
七つの海の名無しさん:2007/11/05(月) 19:25:17 ID:MFAlNWqt
独裁者でも、いい国になればよいわけで…
168 :
七つの海の名無しさん:2007/11/07(水) 11:47:00 ID:feih/oVR
”イスラム体制”というのはイランだけ、特殊で過激なんですか?
169 :
七つの海の名無しさん:2007/11/07(水) 13:34:38 ID:IUwOIi39
>>168 イランはイスラム教の中でもシーア派と言われる人達が多いのだけど、
私はスンニーとシーアの違いについて詳しくないのでその辺はパス。
イランの“イスラム体制”と、何故この著者をはじめ多くの知識層が
“イスラム体制”に反対するのかについて。
まず、イランはもともとイスラム教の国ではなくゾロアスター教やその他
様々な宗教の影響を受けた土地であった。
中東というと男尊女卑や一夫多妻のイメージがあるが、イランでは
バハイ教という男女平等や世界平和、人種差別の撤廃を説いた宗教が生まれたり、
また多くのユダヤ教徒・キリスト教徒も暮らしていた。
1979年(約30年前)までこの流れは続く。
それまでのイランはどうであったかというと、共学校やインターナショナルスクール
などもあり、お酒も手に入り、イスラム教徒であってもスカーフやチャドルを
身に着ける者は少なかった。
お正月にはゾロアスター教から影響されたと思われる火を使ったお祭りなども行われていた。
が、70年代になると民衆が民主主義を求めて革命運動を起こし始める。
(生活水準は今と比べると王政の時の方が上だが、この時も独裁政治だった)
王はCIAからトレーニングを受けたサバックという部隊を使い、
革命家達を投獄し、処刑していく。
その当時民衆を後押ししたのが、当時フランスに亡命していたホメイニ。
そして1979年4月1日革命成功。
イラン国王はエジプトに亡命。王政時代に多くの富を築いていたイラン人の
富裕層もそろって国外に亡命。
国民の多くは新しい民主主義国家となるイランに希望を感じ、民衆を後押しした
ホメイニを空港で出迎える。
ところが、民主主義を目指して起こした革命にも関わらず、連日新聞には
「国民の99%がイスラム国家に賛成」という記事が出る。(漫画「ペルセポリス」
ではこの記事に激怒する父親の姿が書かれている)
そしてホメイニの元にイラン・イスラム共和国が誕生。
革命後、一旦は釈放された革命家達もまた新しい政権の下投獄・処刑される。
そして多くのユダヤ教徒・キリスト教徒・バハイ教徒・またイスラム体制に
賛成ではないイスラム教徒達が各国へと亡命していった。
その人達の中には国外から(特にアメリカ)現政府を批判する番組を作り、イランへと
衛星放送で飛ばしたりしている。
この著者はその行為をイラン国内でやっているという勇敢な女性。
という訳で、イラン人自体は宗教心が薄い人が多い。
170 :
七つの海の名無しさん:2007/11/07(水) 13:40:26 ID:IUwOIi39
特にこの年代のおじさん・おばさん達は、ある日急に
スカーフ・チャドルの着用を強制され、酒も取り上げられたもんだから、
心底ムカついている人が結構いる。
171 :
七つの海の名無しさん:2007/11/08(木) 22:48:30 ID:Ol2tMPNP
イランはもともとゆるやかな一神教だったのですね。。
やっぱり 困っている国しか原理主義ははやらないとおもいませんか
172 :
七つの海の名無しさん:2007/11/08(木) 23:00:21 ID:u5Ph3zLO
中東でアメリカに反発するのが原理主義だろ。
>>生活水準は今と比べると王政の時の方が上だが
今の方が王政時代より生活水準は格段に上ですよ
>>民主主義を目指して起こした革命にも関わらず・・・・
解釈が短絡的過ぎる、そんな単純なものではないよ
>>ユダヤ教徒・キリスト教徒・バハイ教徒・またイスラム体制に
>>賛成ではないイスラム教徒達が各国へと亡命していった
亡命者の殆どは旧来の富裕層で宗教は無関係
174 :
七つの海の名無しさん:2007/11/09(金) 05:44:16 ID:p9Zrq+xR
>>173 〇生活水準とイランの経済について
イランの経済は1960年代から1970年代(パーレビ王政時代)にかけて
急速に成長する。この一因は石油産業により巨額な収入を得たことにあるが、
その裏にはアメリカ・イギリスがいた。パーレビの父親が兵士から王までのし上がったのも
イギリスの後押しがあったから。
米・英からの独立を求めて国民が動きだしたのも、革命運動のひとつ原因と考えられる。
しかし革命後は外国資本の流入や産業が停滞。経済制裁、続くイラクとの戦争、
石油価格暴落で大打撃を受けた。
調べてみたけど、その後、イラン経済はアジアとの交流で
盛り返したらしく2007年の現在と革命以前では現在の方が生活水準が上というのは
正しいみたい。
>解釈が短絡的過ぎる、そんな単純なものではないよ
じゃぁ、
>>173の解釈をどうぞ
>亡命者の殆どは旧来の富裕層で宗教は無関係
宗教が無関係という事はないとオモ。
アメリカ国内だけで40万から90万のイラン人が生活しており、その
マジョリティーは革命の時に亡命してきた人だと言われている。
世界中に散らばった数を考えると、その殆どが富裕層の人だとは考えにくいんじゃないかな。
「ペルセポリス」を書いたマルジャン・サトラビ一家も革命運動に参加
しておきながら、イスラム国家となった後に国外に出ている。
一時は革命成功に皆が喜んでいたものの、イスラム政権となってから
近所の人がどんどんと他国に亡命していく様子もかかれている。
ようつべでイラン人ユダヤ教徒の家族の歴史を紹介してたからどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=ke6nE61BZAg 「殆どのユダヤ教徒がアメリカドリームを夢見て移民」
まぁ、亡命したくてもお金がなくて出れなかった人はたくさんいると思うけど。
そういう人たちから見ると亡命した人達は宗教関係なく皆富裕層なのかもね。
でも、旧来の富裕層の力はそんなもんじゃないくらい凄い。
マリブや特にビバリーヒルズなんかを独占している。
そもそも「イスラム革命」論ってのは当時の時系列をあまりにも無視しすぎている。
・病気で余命いくばくも無いパーレビが弱気になって暴動を鎮圧せず亡命
・宗教家・共産主義者・テロ組織・一般大衆等が寄り集まって呉越同舟の政権
・「世俗派(元テロ組織含む)」がひとまず組閣するもホメイニらと対立
・学生達が米大使館を占拠、米の怒りを買って急速にイランは孤立
・混乱の隙をついてフセインが突如侵略を開始、ほぼ全世界の国がこれを支持し対イラン制裁発動へ
・これに乗じて「世俗派」が反旗を翻し全面テロ決行、政府要人皆殺し、イスラム保守党も崩壊
・さらに政権打倒を訴える「世俗派」に対して有力者で僅かに生き残ったホメイニ・ラフサンジャニ2名が実権掌握、反撃へ
・イラク+支援する世界各国による侵略という非常事態の中でホメイニ中心の戦時体制へ
世俗派のテロでイスラム保守党が崩壊して以降、イランでは一度も有力政党が出現する事はなく、
少数グループの合従連衡が続いている。
聖職者中心の体制となったのはイラクの侵攻という非常時に他勢力があからさまな裏切りに走った事が大きい。
この時期世俗派だけでなく、民族主義者や共産主義者らも一斉にこれに呼応する動きをしている。
そのため裏切り者として徹底的に鎮圧する大義名分をホメイニらが得る事になった。
176 :
七つの海の名無しさん:2007/11/10(土) 08:04:28 ID:bvllhwyr
ダルヴィッシュ父も革命で逃げ出した口なんだよな...
でも、国籍はイランのまま。革命政権から国籍剥奪はされていないし、最初の亡命先である
米国や、妻の母国で現在居住している日本の国籍を取得してもいない。
ダルも最近まで二重国籍だった。
177 :
七つの海の名無しさん:2007/11/10(土) 10:52:27 ID:+1o+7MEk
>>175 オマイの書いてる事、難しくてなんとなくしかわからんかったw
イラン・イラク戦争の事までは知らんからなぁ。
>そのため裏切り者として徹底的に鎮圧する大義名分をホメイニらが得る事になった。
と書いてるけど、ではパーレビが亡命してイスラム政権になった直後(イラン・イラク戦争の前)
に革命家達が投獄・処刑されている人がいるのは一体どういう理由から??
>病気で余命いくばくも無いパーレビが弱気になって暴動を鎮圧せず亡命
パーレビはギリギリまでサバックを使って大量虐殺してたはず。
何万人とかってどっかで見た気するからまた調べとくわ。
>>176 そうなんだ。
でも、ダルの父ちゃんテレビで見たことあるけど、スーツにネクタイしてなかったから
イスラム体制に反対の人ではないんかなと思ってた。
パーレビ王政時代の富裕層とか亡命者はネクタイする人多いから。
国籍は日本以外では2重国籍とかあたりまえだから別に良いんでないの?
ハーフの子が2重国籍なのも当たり前でしょ?
>>パーレビが亡命してイスラム政権になった直後
その時期はまだ世俗派の政権だしホメイニは国民の熱狂的支持を受けて隠然たる影響力
こそあったが、権力の座にはつかない事を宣言し引きこもり中だった。
イラクの侵攻、世俗派のテロと政権離脱、イスラム保守党の崩壊。
これらの結果として始めてイスラム体制となったのであって先立ってイスラム体制だったのではない。
革命後のほうが女性の社会進出自体は全体では進んでいる。
大学進学率では女子が男子を大きく上回って学会発表なんて女だらけ。
生まれて始めて見た死体写真は、
週刊誌に載った、イスラム革命直後のSAVAKメンバーの処刑写真だったな。
SAVAKは数十万人のイラン市民を虐殺したと言われる組織な訳だが。
しかも「革命直後」は組閣してるのは世俗派で軍隊は旧パーレビ派が残ったままな訳だが。
182 :
七つの海の名無しさん:2007/11/13(火) 10:18:34 ID:ZFP7RrDx
ホメイニがいたときよりは、1192になってきてるとして、あとはなにが必要なんだろうね。
話し飛ぶようにかんじるかもしれないけど、オレだったら、アメリカ連邦議会にイスラムよりの議員を送り込むようにするよ。
183 :
七つの海の名無しさん:2007/11/15(木) 09:57:27 ID:GP3vLgKo
パーレビの前の大統領がいい人だったらしいじゃ
ん
それ、モサデグの事?
185 :
七つの海の名無しさん:2007/11/19(月) 00:54:52 ID:GJp1ZbAZ
いぃってどんくらい?