【MSF】食糧援助増加策では栄養失調児は救えない=国境なき医師団報告 [10/11]
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◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★:
食糧援助増加策では栄養失調児は救えない 求められる新たな栄養治療の手法の導入
世界では、年間5百万人の5才未満児が栄養失調に関連して命を落としている。国境なき医師団
(MSF)は、このような死を減らすため、栄養価が高くそのまま食べられる栄養食品(RUF)のさらなる
活用を呼びかけている。栄養失調の治療ではなく飢餓への対応に焦点を当てた現行の食糧援助では、
最も死の危険性が高い幼児のニーズに対応していないことを、MSFは警告する。
MSFインターナショナル会長のクリストフ・フルニエ医師は語る。「子どもが摂取する食糧の量だけでなく、
食糧に何が含まれているかが問題なのです。幼児が摂取する食糧に適切な量のビタミンや必須
栄養素が含まれていなければ、彼らは通常では簡単に撃退できる病気にかかりやすくなります。
食糧援助を増加する呼びかけは、最も死の危険にさらされている幼児特有のニーズを見落として
いるのです。」
RUFは個別包装されており、幼児に必要な栄養素、ビタミン、ミネラルがすべて含まれている。
この食品は、粉ミルク、砂糖、植物性脂肪を用いた栄養価の高い治療食であり、現地で製造・
貯蔵が可能で、高温下でも容易に運搬できる。RUFを摂取すれば子どもは栄養失調から回復し、
止まっていた成長も再開する。医師や看護師ではなく、主に子どものケアをする母親がRUFを
そのまま与えることができるため、死の危険性が高いより多くの子どもに行き渡るようになる。
MSFのソマリアにおける活動責任者、グスタヴォ・フェルナンデス医師は語る。「ソマリアでは急性
栄養失調児にRUFを与えていますが、数週間で子どもたちの体重が増え、発育を始めています。
ソマリアのように治安が極度に悪化している地域では、RUFは実用的です。一般食糧配給も
必要ですが、3才未満の子どもに対しては大きな効果は得られないと思われます。」
幼児期における重度の急性栄養失調は、世界で「栄養失調に脅かされている地域」と称される
アフリカの角(アフリカ大陸東端部)、サヘル地域(サハラ砂漠南緑)、南アジアの3地域で広範にわたり
頻繁に見られる。世界保健機関(WHO)は、世界中で常時2千万人の幼児が重度の急性栄養失調に
陥っていると推定しているが、MSFの推定では、2007年にRUFの供給を受けられるのはそのうち
わずか3%でしかない。
WHO、世界食糧計画(WFP)、そして国連児童基金(UNICEF)がガイドラインで現在推奨している「栄養
治療食としてRUFを重度の栄養失調児にのみ与える」という指針は、あまりに限定的過ぎる。栄養面での
利点を考えると、RUFは初期段階の栄養失調に対処できる見込みがあり、通常配給される栄養を
強化したトウモロコシと大豆の粉(CSB)と比べてはるかに効果的である。MSFは子どもが急性栄養
失調に陥るのを防ぐため、改良したRUFを補助食品として用いる試験的なプログラムを実施している。
ニジェールのマラディ県におけるMSFの医療コーディネーター、スーザン・シェパード医師は語る。
「子どもが次第に重症になるまで待つよりも、早期に行動することを決めました。私たちは、危機に
瀕した地域の全ての3才未満児にRUFを与える試験的なプログラムを実施しています。これにより、
子どもたちは通常の食事に欠けている栄養素を摂取することができるようになります。」
ニジェールにおけるこの初期治療、あるいは予防策において、MSFは通常の食事の栄養補助食品として、
RUFの入った小さな容器を母親に配布している。この進行中のプログラムでは6万2千人以上の子どもが
対象となっており、初期結果によると、幼児の母親にCSBと食用油を配給する従来の手法に比べて、
RUFは極めて効果的であることを示している。
MSFは資金拠出機関と国連の各機関に対し、RUFの導入と活用の拡大を早急に促すよう要求している。
実施に際しては、最も弱い立場にいる子どもに配布するためのコスト、7億5千万ユーロ(約1234億円)を
カバーするために、資金を新たに割り当てる必要がある。しかし同時に、栄養失調児の治療に必要な
栄養素を含む既存の製品、そして新たに開発された製品を用いた食糧援助計画の見直しも必要となる。
MSFは初めてRUFが販売されて以来、この栄養治療食を用いて栄養失調の治療を行っている。
2006年には、22ヵ国で15万人以上の急性栄養失調児の治療を行った。
情報発信日 2007年10月11日
http://www.msf.or.jp/2007/10/11/5904/post_154.php 【ペルー】地震で援助を切実に必要とする被災地=国境なき医師団報告 [10/5]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1191628182/
これってつまり、栄養失調なやつ以外には使い道がないってことかい?
もしそうならそれくらいなら北チョンに恵んでやってもいいが。
3 :
七つの海の名無しさん:2007/10/12(金) 17:18:41 ID:HbAb/cl7
>>2 それで浮いた分が北朝鮮軍での兵士の食糧になると。インド洋給油みたいに。
でも欠食児童を人質に交渉せまるのも非人道的だけど。
難しいな。
4 :
七つの海の名無しさん:2007/10/12(金) 18:51:10 ID:KDDtXGW3
昔、北に食糧援助したんだよ。でもね。
その食料が市場に出回り、売上が秘密警察に送られ、
前以上に貧困に喘ぐ事になった。
TV朝日が北朝鮮の市場を放送して、平和解決と言ってるが、
現地の人にとっちゃ地獄だから。
平均何カロリーとあっても、平均で行き渡る筈無い。
力の強い者にモノは集まっていく。オマエらだって今の生活苦しいだろ?
つまり年金と同じで、綺麗に公開して直接渡さないと全く意味は無いってこった。
こうやって、大部分が貧乏人の日本人が、
将軍様のような、一部の金持ちである北朝鮮人に寄付してるわけだ。
皮肉としか言いようが無い。
5 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 02:48:51 ID:f+lZ4NmR
食料を援助すれば人の命も救うことが出来る。
それを継続する事は難しい。財政的に難しい。
食料援助は白人に任せて、日本人は生きるための
知恵をアフリカの民に与えるのが良いと思う。
肥沃な土が流れないようにする「あぜ」を教えるとか
七輪や「かまど」の作り方を教えるとか。
井戸の掘り方も教えた方が良い。
食料援助で生活は成り立たなくなるだけ。
いずれ人口は増え、更に援助が必要になるし、その
貧困に恨みを持つテロリストを育てる恐れがある。
社会の基本となる家庭が確かであれば争いも減る。
日本人にはそれが出来る。
6 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 03:27:53 ID:1Z9exrD5
>>5 禿上るほど同意。
ことにブラックアフリカは、ここ200-2000年位の間に黒人が住み着いた場所が多い。
彼ら黒人の生活文化は中南部アフリカの風土、乾燥の強い地域での長期的定住生活様式に適応していない。
持続可能な農耕生活様式を日本から伝えてあげることは、ダム建設より食料援助より彼らの役にたつ。
7 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 03:47:43 ID:ZQ+d3N67
納豆を送り、作り方も伝授すればいい。
8 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 03:56:49 ID:uhnLxW3v
ここでギャル曽根が一言。
9 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 04:01:45 ID:V3sKY538
ソイレントグリーンを作れ
10 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 04:04:08 ID:jVyAM/Xf
>>6 そもそもこんだけ何十年も飢餓飢餓いってるのに、何で次から次へと
餓鬼が生まれて来るんだよ。本当の飢餓なら出産までたどりつかねーよ。
支援する必要すらなし。
11 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 04:06:49 ID:P5hq8irz
>>6 温帯気候の日本の農業教えてアフリカで何をする気だよ。
乾燥地帯で水田なんか作ったらキチガイみたいに水を浪費するぞ。
12 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 04:18:01 ID:ZQ+d3N67
>>10 本当の餓鬼とは何処にいつ頃起きた事なのかね?
貧乏な国をテレビとかで見ると、ほとんどの場合
土が赤茶けていてほこりっぽくて、乾燥してる
14 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 06:08:34 ID:0x1HIYoC
>>10 飢餓でいっぱい人が死ぬ→生き残りがいっぱい生む→人増えすぎて食糧が足りなくなったり、自然災害→振り出しに戻る
15 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 07:47:18 ID:KToinR9T
贅沢言うなよその日食べる物すら無い状態から多少でも食べられる様にでも成っただけでも救われているじゃん
誰が悪いのだよその国が悪いのであって他に悪い物はいない
この様な者達を生み出すきっかけは軍事に金を使っている国や内戦状態の国だよ
16 :
七つの海の名無しさん:2007/10/14(日) 08:30:06 ID:PBE+P4h2
そこで栄養豊富な完全食、人肉の登場ですよ。
幸いにも、この分野の先進国である中国がアフリカには
沢山進出してますから彼等に技術指導をお願いします。
17 :
七つの海の名無しさん: