【マニラ=石沢将門】フィリピンのアロヨ大統領の支持率が再び下がり始めた。民間調査会社
SWSが9月上旬に実施した世論調査で大統領の支持率は不支持率を11ポイント下回り、
今年最大のマイナス幅となった。
中所得層以上で改善したが、低所得層や地方部で悪化した。貧困問題が改善していない上、
中国からの政府開発援助を巡る汚職疑惑が浮上したのが原因とみられる。
支持率と不支持率の差は大統領の選挙不正疑惑などを背景に2004年3月と05年12月に
マイナス30ポイントに達したが、今年7月の調査ではマイナス3ポイントまで改善していた。(07:01)
ソース:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070927AT2M2400926092007.html