【英国】英労働党大会、高支持率の背景に早期解散を熱望［09/25］

ブラウン英首相にとって党首として初めてとなる与党・労働党年次党大会は
２日目の２４日、南部ボーンマスの会場に集まった下院議員や候補予定者から
早期解散・総選挙を求める声が相次いだ。直近の世論調査によると同党は支持
率で最大野党・保守党を８ポイント引き離しているためだ。同首相は「１０年
政権」の基礎となるマニフェスト（政権公約）作りを優先したい意向とされ、
総選挙について言及を避けている。

２４日朝のＢＢＣ放送で同首相は「次の１０年」を視野に犯罪・健康・教育対
策を政策の柱にすえ、「今やらねばならない仕事を進める」と述べた。午後の
党大会演説でも総選挙には触れず、ブレア前政権時代からの「変化」を強調
する考えだ。

前首相は中東和平特使として国連会合に出席するため大会を欠席した。イラク
戦争への反発で前政権末期の同党の支持率は２０％台まで低迷。ブラウン首相
は就任後「米英の特別な関係」を強調する一方でブッシュ米大統領と距離を
置き、イラク南部バスラ中心部からの英軍撤退などで「変化」を印象づけるの
に成功した。

さらに保守党のサッチャー元首相と会談、保守党系の広告会社と選挙キャンペ
ーンの契約を結ぶなど保守層の取り込みを積極的に進めている。

直近の世論調査で支持率は４０％前後を維持、大衆日曜紙サンデー・ミラー
（２３日付）で６ポイント、大衆朝刊紙サン（２４日付）で８ポイントも保守
党をリードしている。「準備万端」（アレグザンダー国際開発相）の労働党に
比べ、保守党は準備不足が指摘されている。

このため、会場では「首相が解散を決断するなら支持する」（閣僚経験者）
「今なら保守党に勝てる確率が高い」（下院議員）など早期解散を求める声が
高まっている。英紙の多くは「１０月２５日」「１１月１日」説を伝えており、
首相の発言に注目が集まっている。

ニュースソース：産経新聞
http://www.sankei.co.jp/kokusai/europe/070924/erp070924000.htm

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任期満了はいつなんだ？逃げる様な首相じゃなくて良いね〜。

ぬ