【ロシア】ズプコフ新首相、前政府を激しく批判……「強い指導者」をアピール［09/25］

ロシアのビクトル・ズプコフ新首相（６６）は、前内閣の地震被災者への対応
の遅さを批判するなど、プーチン大統領の意向をくんだ「強い指導者」である
ことをいち早くアピールし始めた。プーチン大統領は２４日中にも、ズプコフ
新内閣を承認するものとみられており、年末の下院選挙と来春の大統領選挙に
向けた選挙対策政府が本格的に始動する。

ズプコフ新首相は２０日、前内閣の閣僚らを招集して初閣議を開いた。その席
で、８月２日に極東サハリン州で起きた地震で住居を失った市民への救済金が
依然として支払われていないと、前政府を激しく批判。担当者に対し、直ちに
救済金を持って現地に飛び、厳しい冬の前に問題を解決するよう命じた。

ズプコフ氏は、席上、閣僚らを「トワーリシチ（同志たちよ）！」と、ソ連
時代を思い起こさせる呼称でたしなめてみせ、その模様をロシアの各テレビが
何度も全国に放映した。

さらに、インタファクス通信は翌２１日、サハリン地震の被災者に対する救済
金が現地に届いたと報道した。

「ズプコフ氏は社会的弱者に温かい強い指導者であることを示そうとし、こう
した政治ショーを見せている」と指摘するロシア人記者もいる。

首相はまた、側近に、フラトコフ前首相の補佐官に加え、前職の連邦金融監視
局長時代の側近らを任命、首相府の強化を図る。高官らエリート層の金融資産
を管理してきた経験を生かし、富裕層の汚職や脱税に目を光らせる姿勢をみせ
ている。

石油マネーの流入で急速な経済発展にもかかわらず、年金生活者や低所得層の
大多数はいっこうに生活が豊かにならず不平等感を抱く。こうした人たちに
強くアピールして「無名官僚」から脱するには、社会的弱者を救済し、汚職
まみれの富裕層をスケープゴートにするのが一番効果的というわけだ。

プーチン大統領は２４日中に、黒海沿岸の保養地ソチからモスクワに戻り、
ズプコフ氏が指名した新閣僚候補らと会談後に人事を承認する予定だ。２つの
選挙をにらみ、新内閣は国民の人気取りに重点を置いた人事になるとみられて
いる。

ニュースソース：産経新聞
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070924/wld070924011.htm

関連スレ
【ロシア】「プーチン王朝」確立へ加速……大統領候補を全員旧友で固める［09/16］
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1189966324/l50
【ロシア】「退任後も影響力残る」プーチン大統領、支持政党も言明［09/21］
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1190380541/l50

前政権だって、プーチンが作ったモンじゃねぇか。

プーチン退任したら、最初に数年は影響力残るんだろうが、
その後は、ペルーのフジモリみたいに、新政府の意向で
何らかの犯罪でつかまり裁かれるだろうけどね・・・。
かわいそうに。

仕事はできそうだけど、年齢が高すぎ。

僕も女の子にズプコフしたいです