イスラエル戦闘機がシリア北部を領空侵犯したと同国側が主張していることに
ついて、イスラエル当局者は9日も発言やコメントを控えている。
シリア側はイスラエル戦闘機の編隊が6日未明に領空侵犯し、防空部隊が応戦
したと発表した。
しかし、イスラエル側はその後、コメントを完全に控えており、名目上は戦争
状態にある両国間の緊張が高まっている。
オルメルト・イスラエル首相は、政府当局者らにシリア問題に触れないよう
かん口令を敷いているという。同首相は9日の定例閣議で、イスラエル軍に
よるガザ地区での作戦を称賛した後、「これらの地域での軍や兵士、司令部
のたゆまない努力に感謝する。残念ながら、われわれは常に国民に詳細を
明らかにできるわけではない」と述べた。
これより先、イスラエルのエイタン囚人担当相は、イスラエル放送に対し、
「シリアが交渉のテーブルに就く用意があると考える者は間違いだ。シリアは
テロを煽りながら、和平を望むと言うことはできない」と強調した。
イスラエルとシリアの和平交渉は、1967年の第3次中東戦争でイスラエルが
奪取したゴラン高原の返還をめぐって、2000年に決裂した。
ニュースソース:livedoorー時事ドットコム
http://news.livedoor.com/article/detail/3300227/ 関連スレ
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