【米国】ワインのコルク栓に新たな議論 需要なくなると森林が消える?[09/06]
長年ワインの栓に使われてきたコルクは、ワインの質を落とすという理由から
10年ほど前から敬遠され始め、今では高級ワインなどにもスクリューキャップ
が使われている。
ところが最近、環境保護の観点からはやはりコルクにすべきだという意見が
強まっている。
AP通信によると、コルクはコルクガシの分厚い表皮が材料。表皮は採取後も
再生するため持続的利用が可能で、その最大かつ利益率の高い用途がワイン栓
となっている。
主要生産地の地中海諸国では、計670万エーカーのコルクガシ林が10万人の生活
を支えているが、ほとんどが私有地であるため、需要がさらに下がれば放置
されるか再開発のために売却されるかというリスクが浮上する。
ワイン用コルクの生産はこの10年間減り続けており、世界自然保護基金(WWF、
本部スイス)は2006年、「需要がこのままなくなると、10年以内に地中海西部
はコルクガシ林の4分の3を失い、雇用や生態系に悪影響が出る恐れがある」
との予想を発表した。
一方、熱帯雨林同盟(本部米国)は最近、ワイン業界や消費者向けに、コルク
が森林管理協議会(FSC、本部ドイツ)の定めた社会的、経済的、環境的基準
を満たしていることを承認する制度を始めた。
コルク栓の使用に対するワイン業界の最大の懸念は、化学反応でコルクが
かび臭くなりワインが劣化して飲めなくなる「TCA汚染」と呼ばれる問題で、
商品の15%にこの問題が発生したというワイナリーもある。
スクリューキャップにはこの問題がなく、価格もはるかに安くしかも使い
やすいが、素材はアルミやプラスティックなどで、リサイクルも難しい。
特に環境保護意識の高いワイナリーが多いオレゴンでは、環境を守るか
ワインの味を守るかで見解が分かれている。
ニュースソース:U.S. FrontLine
http://www.usfl.com/Daily/News/07/09/0904_024.asp?id=55000 関連スレ
【仏】フランス・ワイン、「3本に1本はラベルに偽り」と消費者団体が告発[09/05]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1188941513/l50 【米国】赤ワインは前立腺ガン予防にも効果あり、実験で発症率87%減[09/05]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1188941728/l50
2 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 07:46:00 ID:4SCKfAbj
味以前に抜くのがかったるいコルクはイラネ。
3 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 07:47:44 ID:o1kF0XaO
>2
俺は逆にアレも好きなんだが。
スクリューキャップのワインは敬遠するな。
4 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 07:57:26 ID:30HCAj4V
わいはワインに文句はイワン
>>3 すっげえ安っぽいよなあ、あれ。
いや、俺には手の届かないような高級ワインも
スクリューキャップ使ったりしてるんだろうけどさ。
6 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 08:06:18 ID:6qVAkaAi
便利だけど趣はゼロだよな。
素人的にはコルクの先っちょだけ何か覆うなり処理するして反応おこさないようにできれば良さそうに思うがなあ。
7 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 08:13:52 ID:sdI5quua
ブショネか
8 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 08:22:34 ID:wvlCfSdX
全然知らんかった。
品質のためにコルクを使ってると思ってた。
9 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 08:38:07 ID:FU5hMz9F
オーストラリアワインは、高級中級かかわらず
積極的にスクリューキャップを取り入れている。
ここ10年で進化発展してきたオーストラリアワインは
伝統にとらわれず、ブレンドワインの可能性をも追求し、
常に新しいものを探す姿勢は、いろいろな可能性を秘めている。
スクリューキャップ万歳!
10 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 09:20:23 ID:i5HIKgoC
コルク栓が品質保っていると以前は言われていたが、トンデモ科学だったんだ…
俺の家,居間の床と壁の一部がコルクタイル。
汚れが目立たないしセロテープでポスターが貼れるから壁を掲示板にしている。
選んでよかったと思っている。
スクリューキャップもいいが,
ワインを抜く儀式としてはコルクだな。
12 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 10:17:57 ID:YKBGNoWC
いわゆる保守派と改革派の考え方の相違だね。
日本の政治にも通じるよ。
13 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 10:54:28 ID:bXIqeGEK
代用コルク?(プラスティック製)もよく見かけますが、
こちらは清潔感もあるし、雰囲気も損なわないのでいいのでは?
しっかりした回収システムを作れば、
こちらは密度が高い分ペットボトルの再利用より効率的では?
へー、コルクってダメなのかー。
コルクならワインが呼吸できるからいいとか、そういうのは
どうなったの?
特性キャップなら、呼吸すんの?
15 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 11:28:54 ID:zQkukZDm
ディスってんじゃねーメーン
16 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 14:59:00 ID:LB8iJmCc
コルクガシは常緑だが、日本でもっとも近縁な樹種は
カブトムシやクワガタが樹液に集まるクヌギなのだという
常緑のシラカシなどはむしろやや縁が遠いとされている
waynesword.palomar.edu/images/acorn4.jpg
ドングリの殻斗の鱗片がざらつき、かわら重ね状に
なっている。きれいに碁盤目状になったシラカシなどと違い
クヌギなどに近いと分かる
しかしコルクガシの葉は小さく、日本のウバメガシそっくりに見える
また分厚い樹皮のため、クワガタ単独では樹液を出すのも難しいだろう
大型カミキリやボクトウガなどが食い入らないと難しい
日本だとクヌギに近縁のアベマキからコルクが採取可能である
これも樹皮とコルク層が分厚く、またクワガタも集まる
17 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 15:14:48 ID:Iti1AUOD
18 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 15:45:38 ID:50ZmPA+M
>>14 呼吸したら酸化しちまうじゃねーか。
それ泡盛の甕の話か?
19 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 18:29:21 ID:i5HIKgoC
>>18 いや、マジに自称ワイン通はコルク栓は呼吸できるから良いと言っていたよ。
確かに酸化するなw
20 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 19:00:37 ID:G9X0cdpe
ワインの栓が駄目なら断熱材として使えば良いじゃん
22 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 20:16:32 ID:MMKjivtS
コルクボードや鍋敷きの製造では追いつかないのか。
23 :
七つの海の名無しさん:2007/09/07(金) 22:17:53 ID:fe7lo4fD
今のまま質の悪いコルクを使えばいい。
どうせブショネを見分ける消費者なんか1%以下しかいないんだし。
>>19 赤ワインの裏のラベル見てみ。必ず酸化防止剤入ってるから。