老母の愛猫を誘拐、身代金2万ドルを奪った47歳男を逮捕
2007.09.05
Web�posted�at:� 19:00 �JST
- CNN/AP
ロードアイランド州ノースキングストン──米ロードアイランド州ノースキングストンの警察は
4日までに、78歳になる母親の愛猫を誘拐し、20回以上にわたって身代金を脅し取っていた
47歳男を8月末に逮捕し、起訴したと明らかにした。奪い取った金額は2万ドル(約230万円)
に達している。
警察によると、ギャリー・ラマー被告(47)が昨年、母親メアリー・ラマー・グランチャーさん
(78)から自宅を追い出されたことに腹を立て、グランチャーさんが飼っていた猫を誘拐し、
身代金を巻き上げたという。
グランチャーさんは、息子の暴力などに耐えかねて、家から追い出していた。
ラマー被告は追い出されると、グランチャーさんがかわいがっていた猫を誘拐し、1年前から
毎週のように、金を巻き上げていたという。
事件を担当しているオーモンド警官は、「誘拐された猫は、単なるペットではなかった」と、
ひとり暮らしになったグランチャーさんの大切な同居人だったと説明している。
警察では、ラマー被告が巻き上げた金額が2万ドル以上だと把握しているが、今後はグランチャーさんの
口座記録を調べ、さらに被害がなかったかどうかを確認する。
また、誘拐された猫が危害を受けた様子はないが、改めて調査するとしている。
AP通信は、ラマー被告の就業状況などについては、伝えていない。
CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200709050032.html