リビングストン・ロンドン市長がおよそ1,000万ポンドを投じ、市庁舎などの
エネルギー効率を約25%向上させる。
8月31日、これに向けビル制御システム会社などに入札を呼び掛けると発表した。
市長の提唱により創設された「世界大都市気候変動先導グループ(C40)」は
クリントン元米大統領が主催する「クリントン気候イニシアチブ(CCI)」の
協力を得て、5月にニューヨークで「第2回世界大都市気候変動サミット」を開催。
その際に大規模ビルの改修プログラムが提案され、ニューヨークや東京など16都市
が参加を決めた。
具体的な行動に移すのはロンドンが初めて。まずはロンドン交通局(TfL)の本部
など大ロンドン庁(GLA)に属する100カ所の建物を近代化する計画で、独シーメンス
や米ハネウェルなどの応札が見込めそうだ。
リビングストン市長はこうした枠組みが公共部門全体や民間部門に広がることを
期待する。
ロンドンでは両部門合わせて年間約1,500万トンの二酸化炭素(CO2)がビルから
排出されており、市全体の33%を占める。
GLAだけでも900軒のビルがあり、改修を通じ年間最大5万トンのCO2排出を
抑えられるとしている。
ニュースソース:Yahoo!ーNNA
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070903-00000012-nna-int 関連スレ
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