ロシア政府は7月31日、パレスチナ自治区内の「対話」を促進するため、イスラム原理主義
組織ハマスとの関係は維持するものの、接触は減らしていくとの姿勢を示した。
また同日、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長と会談したロシアのウラジーミル・
プーチン大統領は、ロシア政府はアッバス議長を支持すると確約している。
モスクワのクレムリンで行われたプーチン大統領との会談に先立ち、アッバス議長は
「パレスチナ自治区内の政治的こう着状態」の打開に向け、ロシア政府が援助し得る方法を
探るとの意向を明らかにしていた。
同会談に同席していたロシアのアンドレイ・デニソフ外務次官は、会談終了後、ロシア政府は
最近ハマスとの接触を減らしているが、パレスチナ自治区内の「対話」を促進するため関係は
断ち切らないと述べた。
会談を終えたアッバス議長は記者団に対し、通訳を通じて「協議を開始する前に、ハマスは
ガザ地区の支配をやめ、自身の行動に対する責任を取らねばならない」と語った。
(c)AFP/Stephen Boykewich 2007年08月01日 04:08
http://www.afpbb.com/article/politics/2262270/1982670 【パレスチナ】ロシア外相、ファタハとハマスに対話を呼び掛け [7/31]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1185848221/