【イスラム法廷会議】エリトリア、ソマリアの武装勢力に武器供給か[07/29]
1 :
盥安φ ★:
【イスラム法廷会議】エリトリア、ソマリアの武装勢力に武器供給か
ソマリアの反政府組織がエリトリアから送られた
大量の武器を内密に受け取っていたと国連が発表した。
1991年に内戦が始まって以来、現在もっとも多くの武器がソマリアに存在するという。
エリトリアは反政府組織への援助を繰り返し否定したが、今回の発表はそれを完全に打ち消した。
その間にも、ソマリア首都のレストランで手榴弾が爆発し3名が死亡した。
この事件の実行犯は不明だ。
近年の衝突で民間人が標的とされたのは今回が初めて。
「ミサイルの隠匿」
国連のソマリア監視団が提出した安全保障理事会への報告によると、イスラム法廷会議は
数量不明の地対空ミサイルと自爆攻撃用のベルトと時限装置付きの爆発物を保有しているという。
エリトリアは少なくとも6基のSA-18地対空ミサイルをイスラム法廷会議に送ったという。
告発はボーイングB-707貨物機をチャーターしての、エリトリア首都のアスラマからソマリア首都の
モガディシュへの輸送を焦点としている。輸送は最低でも13回おこなわれ、そのうち何回か虚偽の
フライトプランを申請したという。
エリトリアは輸送について否定しているが、国際民間航空機関はこれを追認している。
エリトリア情報相のアリ・アブデュ氏はAP通信に対して
エリトリアはイスラム法廷会議には一切の援助をしていないと述べた。
「(この発表は)全くのでたらめであり、レポートの意図は
エリトリアとエチオピアとの代理戦争があるかのように表現することだ」と語った。
エチオピア政府が支援する部隊がソマリアにいてもイスラム教徒の戦闘員を分散させる
だけであり、重大な脅威を装っているだけとレポートで述べている。
イスラム法廷会議は、去年にエチオピア政府が支援する部隊に追放されるまで南ソマリアを支配していた。
最新の国の調停会談の発表があってから衝突が増えており、その結果現在でもモガディシュからの
脱出が起きている。国連によると1万人以上がここ10日間で武力衝突から逃れたという。
推定では2月と3月との衝突の間に40万人が首都から脱出したという。
反政府勢力による攻撃によって日ごとに民間人の犠牲者が出ていると国連難民機関は発表した。
ソマリアは内戦が始まってから16年も政府が機能していない。
ソース BBC NEWS Friday, 27 July 2007, 08:13 GMT 09:13 UK
Eritrea 'arming' Somali militia (記者による訳)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/6918582.stm 関連スレッド
【ソマリア】国民和解会議、迫撃砲攻撃を受けまたも延期 [7/16]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1184548624/l50
旧政府を武力で追放したのはアメリカとエチオピアじゃねーか。
3 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:03:08 ID:40vol766
国連は発表ばっかりだな
派遣したら性的虐待するし
4 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:27:39 ID:DzOsvtR+
アー!ピー!ジー!
5 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:32:19 ID:zWFtcIze
>>3 大した性的虐待はしてないよ。
少女ともほとんど合意の上だし。
わずかな気の緩みも許さないってことで、健全な証拠。
タリバンなんて当たり前みたいに強姦しては殺しまくっている。
アッラーのおぼしめしとか言って。
まあ、宗教というのは卑怯者の麻薬だね。
有名な思想家が言ったことだけど、真実だね。
>>5 なんでマルクスってはっきり言わないんだよw
7 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 05:54:44 ID:zWFtcIze
マルクスは引用しただけ。引用ばっかりしていた人だったからね。
引用してもいいんよう
エリトリアはエチオピア(キリスト教国家)から独立したイスラム国家なんだから、
エチオピア軍(とアメリカ軍)の助力でイスラム勢力を掃討して内戦を制したソマリア暫定政権に対して、
ゲリラ活動を続けるイスラム勢力に協力するのは至極当然のような気がするわ。
去年の12月26日 読売朝刊の国際面解説が残ってたわ
[解説]ソマリア内戦 地域紛争化鮮明に
ttp://www.uploda.org/uporg929898.jpg 南アフリカのソマリアで勢力を拡大する原理主義組織「イスラム法廷会議」に対し、隣国エチオピアが
空爆などの攻撃を本格化させている。
エチオピアは、ソマリア国内で法廷会議と対立するユスフ大統領率いる暫定政府を支援。
一方、法廷会議は、エチオピアと敵対するエリトリアを後ろ盾とする。
周辺国の介入で、1991年から続くソマリア内戦は地域紛争の色合いを濃くし、緊張は一気に高まっている。
エチオピアによる本格攻勢には、国内外の複数の要因が絡む。同国では東部オガデン地方を中心に、
ソマリアと同じソマリ族約500万人が居住しており、同地方の領有権を主張するソマリアは77〜78年、
エチオピアと「オガデン戦争」を闘った。
法廷会議の急進派指導者アウェイス氏は、90年代にも原理主義組織を率い、オガデン地方を拠点とする
ソマリ族の反政府勢力を支援したが、当時、エチオピアの助力で同氏の勢力を打倒したのが、武装勢力
指導者だったユスフ現・ソマリア暫定大統領だった。
オガデン地方の安定を望むエチオピアは、ソマリアにユスフ率いる友好政権の定着を目論んでおり、これが
暫定政府を支援し、法廷会議に攻勢をかける動機となっている。
だが、2004年に国際社会の支援で発足したユスフ暫定政権はソマリア全土を実効支配できず、モガディシオを
制圧した法廷会議が、南部と中部の大部分に支配を拡大すると、エチオピアは危機感を強めた。
一方、エチオピアは、北部国境を接するエリトリアとも国境紛争を抱えており、エリトリアが法廷会議を支援して
エチオピアの不安定化を狙っていると指摘。
エチオピアが暫定政府を支援するのに対し、敵であるエリトリアが法廷会議を支援するという構図が浮かび上がる。
またエチオピアでは昨年5月の議会選挙後、選挙での不正を指摘する野党支持者のデモに治安部隊が発砲、野党
指導者ら約130人が逮捕された。
政府への反発が国民の間に強まる中、ソマリア介入を「国内の不満をそらせるため」とする見方も強い。
『20世紀の国際政治』(松岡完)より該当部分を抜粋 1991年ぐらいまでの成り行きが書いてあった
●――アフリカの角をめぐって
ソ連は大陸最東端のソマリアに地歩を築き、1977年までに4億5000万ドルにのぼる援助を注ぎ込んだ。
ソマリア軍はソ連で訓練され、ソ連は海・空軍基地を得た。アメリカは、西欧への石油や原料の7割が通過
する紅海をソ連に支配されることを恐れ、隣国エチオピアを支援した。しかし1977年に誕生したメンギスツ
政権は、王族や教会の農地の解放など社会主義政策を推し進めた。
北部のエリトリアは、1958年の併合以来エチオピアからの分離をめざしていたが、エチオピアの急激な
体制変革に刺激され、抵抗運動が急速に高まった。飢餓と貧困に苦しむ農村部の大部分はエリトリア人民
解放戦線(EPLF)の支配下に陥り、エチオピアは乏しい穀物を輸出して武器輸入を急増させた(1977年には
74年の3倍、80年には6倍)。従来エリトリアの分離を支持していたソ連は、メンギスツ政権成立とともに方針を
転換し、エチオピアを支援した。
アメリカは、1953年以来の対エチオピア軍事援助を停止、エチオピア牽制のためにエリトリアの独立を支持し、
ソマリア・ケニア・スーダンの軍事力を強化した。この「アフリカの角」をめぐる米ソの確執はデタント崩壊の一因
となったが、アメリカは、SALT2交渉の中止以外にエリトリアを助ける行動には出なかった。米国内では対外
介入への拒絶反応(ヴェトナム症候群)が蔓延していた。
1977年、ソマリアは、サウジアラビアやエジプトなどの援助を得てエチオピアに侵攻した。ソ連軍やキューバ
軍の協力でエチオピアはソマリアを撃退したが、農地国有化や農産物買い上げ価格の統制、恐怖政治などが
メンギスツ政権への国民の不満をつのらせた。30年におよぶ内戦が農業基盤を破壊し、国家財政の60%を
軍事費に振りむけつづけた結果、餓死者は数百万人にのぼった。1980年代末、ソ連や東欧の援助が縮小され
ると、メンギスツ政権は瓦解した。1991年、エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)が新政府を樹立、土地の
返却など過度の社会主義の是正をめざしているが、国内各民族の自治・独立要求のために紛争がつづいている。