【ニューヨーク19日共同】
米ジョンズホプキンズ大(メリーランド州)の研究チームは19日までに、米国人の肥満傾向が
このまま続けば、8年後の2015年には成人の4人に3人(75%)が標準体重を上回り、41%は
肥満になると警告する報告を発表した。
肥満はメタボリック症候群の発症要因と指摘され、糖尿病などの原因ともなる。医療費増加による
歳出拡大を恐れる米国では大きな政治・社会問題となっており、“メタボ大国”ぶりを浮き彫りにした形だ。
報告によると、米国では過去約30年間、肥満が着実に増加。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割る
「体格指数」(BMI)では03−04年、成人の66%が25以上の「標準以上」または30以上の「肥満」に
該当した。身長175センチなら、体重92キロでほぼBMI30となる。
2007/07/20 10:14 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200707/CN2007072001000173.html