【レバノン】国軍、難民キャンプ占拠の武装勢力に総攻撃開始 [7/12]

レバノン軍、難民キャンプ占拠の武装勢力に総攻撃開始

レバノン北部ナハル・アルバレド（Nahr al-Bared）パレスチナ難民キャンプを占拠し、
立てこもっているイスラム教スンニ派武装グループ「ファタハ・イスラム（Fatah al-Islam）」に対し、
レバノン軍は12日、総攻撃を開始した。

5月20日から同勢力に占拠され、ほとんどの難民が避難退去した後、キャンプではレバノン軍との
戦闘が続いてきた。現地のレバノン陸軍高官のひとりは｢戦闘員らは軍への投降を拒否し
続けている。今日の爆撃は、そのテロリスト集団との最後の戦闘の第1段階だ｣と語った。

レバノン軍の砲撃は夜明け、キャンプ南部にあるファタハ・イスラム戦闘員の拠点数か所を狙って
開始された。軍は激しい砲撃を浴びせ、避難キャンプ上空には濃い黒煙が立ち込めた。
キャンプ南部では飲料水や食糧の欠乏にもかかわらず、退去せずに暮らし続けている難民
2、300人がいるとみられている。

また、1975年から1990年のレバノン内戦中の爆撃ですでに廃墟となった部分に残る建物にも、
砲弾が打ち込まれた。

医療関係者の証言では、キャンプ南部の戦闘でレバノン軍兵士2人が、武装グループによる
急襲に遭い死亡した。同キャンプにおける戦闘が始まってから死者は、レバノン軍兵士88人、
武装グループ側68人を含む176人に達した。

AFPの特派員によると、キャンプ南部分および東部分で、レバノン軍の精鋭部隊が銃撃戦で
動けなくなっているという。

前日、ファタハ・イスラムへの総攻撃の兆候がみられた中、大半がパレスチナの戦闘員である
キャンプの残留難民150人以上が退去した。レバノン軍はその後一晩で、攻撃のために勢力を
増強した。

同12日は、2006年のイスラエル軍によるレバノン進攻からまる1年。イスラエル軍とレバノンの
シーア派武装組織ヒズボラ（Hezbollah）間の戦闘では、レバノン側のみで1200人が死亡した。

(c)AFP 2007年07月12日 20:34
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2252534/1775655
【レバノン】未だ戦闘続く北部難民キャンプから150人以上が避難 [7/12]
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【レバノン】パレスチナ難民3人が死亡　政府軍発砲 [6/30]
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http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1182687685/　　dat落ち

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