【ポーランド】連立政権が崩壊、与党第二党が政権を離脱 カチンスキ首相、下院選実施も辞さない構え [07/10]
1 :
ククリφ ★:
【ウィーン=桜庭薫】ポーランド政権内の汚職疑惑に絡み、与党第二党の「自衛」が9日、連立を離脱、
連立与党は下院で過半数割れに追い込まれた。野党側は10日にも内閣不信任案を提出する構え。
カチンスキ首相は野党の取り込みなどで連立の組み替えを急ぎ、議会内の勢力回復を探るが、
各党との協議が不調に終われば「下院解散→今秋にも下院選」の流れも辞さない方針で、同国政局は流動化してきた。
「自衛」の連立離脱は同党を率いるレッペル前副首相兼農相が9日、表明した。土地取引を巡る
汚職疑惑で当局が農務省への強制捜査に入ったことをうけ、首相が「レッペル氏が巨大な汚職事件の
中心にいる疑いがある」として同氏を閣僚職から更迭したことに抵抗したもの。
首相は「選挙を恐れていない」と言明。連立の組み替えで下院の過半数を回復できなければ
「秋に下院選を実施する公算がある」とも述べた。(12:00)
ソース:
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070710AT2M1000K10072007.html
2 :
七つの海の名無しさん:2007/07/10(火) 13:57:29 ID:76SM+mTP
カチンときた
3 :
広島ファン:2007/07/10(火) 14:05:39 ID:1Tpz57Lj
チンカス首相って・・
4 :
七つの海の名無しさん:2007/07/10(火) 14:08:55 ID:CHwG9WDV
チンカス兄弟
さっさと辞めろみないな感じなんだろうな
解説させてもらいま。
去年9月にも同じような連立離脱騒動があったが自衛が連立与党に戻ることで落着した。
あのときは茶番劇のようなものだった。
だが今回はカチンスキ首相がマジ切れしてるからね。
ポーランドは下院が日本の衆議院にあたる。下院選挙はドント方式の比例代表制。
だが得票率が5%未満の政党は議席を得ることができない規則がある。
去年の騒動では自衛が自分から連立を離脱したのだが、この5%ルールにビビって連立に戻った結果解散にならなかった。
現在、自衛の支持率はせいぜい3%程度しかない。
今回は首相が自衛を連立与党から追い出したわけだから、去年とはちょっと違う。
もうすこし解説させてもらいま。
世論調査で支持率トップは野党第一党の市民綱領。
2位が与党第一党の法と正義(カチンスキ兄弟の政党)。
この2つが右派。前者が自由主義政党、後者がより保守的色彩の強い政党。
3位が旧統一労働者党の流れを汲み90年代後半は与党だった民主左翼連合。
左翼とついてはいるが、中道左派的な政党で自由主義経済支持で実務的な政党。
この3つの大政党の動き如何で政局は変わってくる。
法と正義はカトリック教会をバックに組織票を纏めるのが巧いため大負けはしない。
市民綱領と民主左翼連合は浮動票に依存しているため選挙に弱い。
自衛は極左ポピュリズムの豆政党だが与野党の議席数が拮抗しているためキャスティングボートを握っている。
だが、今回ブチ切れたカチンスキ首相が自衛を政権から追い出して、選挙やるぞと言ってる。
7 :
七つの海の名無しさん:2007/07/10(火) 14:34:00 ID:Vs6oPmNk
チンカスさっさとなめろ
後任にアハーン首相