【パキスタン】“赤いモスク”立てこもり周辺住民「水止まり、暮らせぬ」 [7/8]

立てこもり周辺住民「水止まり、暮らせぬ」　パキスタン

パキスタンの首都イスラマバードの宗教施設「ラール・マスジード」に神学生らが立てこもっている
事件で、施設周囲の住宅地に暮らす人々の不満が高まっている。事件が発生した３日以来、
１日２〜３時間を除いて外出が禁止されているうえ、水やガスの供給も止められた。銃声におびえ、
食料買い出しもままならない住民たちからは事件の早期解決を求める声があがっている。

７日午後、２時間に限って外出禁止令が解除された。住宅地の入り口では有刺鉄線を挟んで、
「中に入れてくれ。親類の家に行くんだ」「身分証明書を見せろ。住民でないと中には
入れられない」と、若者と兵士が言い合っていた。若者は結局、「規制を解除したのに入れない
なんておかしい」と立ち去った。近くでは検問にならぶ車の列が出来ていた。

住宅地の中に入ると、それまで兵士のほかは人がまばらだった道路は、食料を買い求める人々が
出歩き、一時避難する家族らの乗った車が行き来していた。小鳥がさえずる中、「パンパンパン」と
乾いた発砲音に加え、時折爆発音も響きわたる。

妻や子ども３人とともに車で親類宅に向かうという会社経営のナシールさん（５０）は「銃声が絶えず
気が休まらないし、水やガスを止められては暮らしていけない」。

銃撃戦の続く宗教施設のすぐ隣の雑貨店には、列が出来ていた。店主のアヤズさん（３５）と
アマヌルさん（２１）兄弟は、「営業時間はこの２時間だけ」と苦笑する。住民がミルクやパンを
買いだめするため品薄状態が続いており、ここ数日で仕入れ価格が２割近く上昇したが、
「こんな状況だからお客には転嫁できない」という。

パンを買いに来たという元公務員のハニフさん（６０）は「争いで普通の人々の暮らしが影響を
受けるのは、イラクやアフガンと同じ。とにかく平和が一番」。娘と買い出しに来た主婦
ナジャマさん（４６）は「私に出来ることは事件が早く解決してくれるように神に祈るだけ」と話した。

外出禁止令が一時解除された７日午後、規制地域内に入ろうとする若者たちが有刺鉄線を挟んで
兵士と口論になった
http://www.asahi.com/international/update/0707/images/TKY200707070412.jpg
イスラマバードの地図
http://www.asahi.com/international/update/0707/images/TKY200707070403.jpg
2007年07月08日00時45分
http://www.asahi.com/international/update/0707/TKY200707070429.html
【パキスタン】「赤いモスク」指導者、「大統領機への攻撃は報復に間違いない」 [7/8]
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イスラマバードって木や空き地が多いんだな。なかなか包囲するにはクレイジーな
地形だよこれは。

秀吉に学べ「三木城干殺し」作戦開始。

えらくためらってるな。有力者の子弟でもいるのかね。

現政権が不人気な上に、米国からも今後も同盟国としていられるか注視されてる。
出来るだけ穏当に済ませないと、イスラム革命が惹起しかねないからな。

勇午ﾏﾀﾞｧ-? （･∀･ ）っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ