【ニューヨーク26日共同】
米慈善活動調査団体「ギビングUSA財団」(本部イリノイ州)は25日、米国における2006年の
寄付総額が推計2950億ドル(36兆4000億円)超に上り、過去最高を更新したと発表した。
米国人1人当たり、約983ドル(約12万円)寄付した計算。
スマトラ沖地震に伴う津波やハリケーン「カトリーナ」の被害に対する義援金が05年に大幅に増加、
06年もこの流れを受け継いだ。寄付総額は日本の国家予算の半分近くに上り「寄付大国・米国」の
スケールの大きさを示している。
寄付者の内訳では個人が最も多く、総計が全体の4分の3(2228億9000万ドル)を占めた。寄付の
3分の1は宗教団体・組織に向けられ、大学や図書館などの教育機関への寄付(13・9%)がこれに
続いた。大富豪や有名人による巨額の寄付は一部にすぎず、草の根の市民による寄付が多いことも
特徴となっている。
2007/06/26 18:02 【共同通信】
ソース
http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007062601000544.html