【英国】労働党、ブラウン−ハーマン新体制発足、労組との関係修復へ [6/24]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
英労働党副党首にハーマン氏 労組との関係修復へ

24日の英国の労働党臨時党大会で、ブラウン次期首相を補佐する新しい副党首に
女性のハリエット・ハーマン法務担当閣外相(56)が選出された。ブレア氏が軽視した
党員や伝統的な支持基盤である労働組合との橋渡し役を担う。ブラウン氏は党内左派や
労組に不人気な医療・教育改革などを進める姿勢を示しているが、次期総選挙を支える
資金源として重要性を増す党や労組との関係修復を同時に迫られるのは必至だ。

ハーマン氏は弁護士出身。女性の副党首は労働党史上初めて。夫は大手労組幹部で、
党経理局長としてブレア政権下の不正融資疑惑をただした人物だ。次期総選挙で野党・
保守党に向かうとみられた女性票を引きつけることが期待されている。

ブラウン氏は24日、党首就任を目前に党全国執行委員会に出席し、首相官邸主導の
政策決定を見直し、党員の意見を尊重する意向を表明。同氏が副党首をこれまでのように
副首相に指名するかどうかは不透明だが、党内での権限をより強化するのは間違いない。

副党首の座を争ったのは計6人。労組との関係が薄いブリアーズ無任所閣内相(51)を
除く候補は選挙戦で、「核戦力の放棄」「不法移民への恩赦」「富裕層への増税」など
党内左派や労組に配慮した主張を展開した。ブレア政権下で唯一、大臣でなかった
クルダス下院議員(45)は「イラク戦争に反対すべきだった」と踏み込んだ。

労組側がブレア政権下で生まれた最富裕層と最貧困層との格差を是正するよう
期待する中、ブラウン氏が経済成長を鈍らせない形でどう労組側を納得させるかが
課題だ。失敗すれば、総選挙を左右する中間層は保守党支持に傾きかねない。

http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY200706240182.html
【英国】労働党の支持率が8ヶ月ぶりに保守党を上回る ブラウン次期首相への期待 [6/24]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1182672883/
2七つの海の名無しさん
弁護士と大手労組幹部の夫婦か。最強だな。