【レバノン】北部キャンプ占拠、国防相「軍事作戦終了」宣言も、情勢は不透明 [6/22]

レバノン国防相「軍事作戦終了」　武装組織に投降求める

レバノンのムル国防相は２１日、レバノンＬＢＣテレビのインタビューで、同国北部のナハル・
アルバーリド・パレスチナ難民キャンプで続く武装組織ファタハ・イスラムと国軍との
戦闘について「武装組織の全拠点を破壊し、軍事作戦は終わった」と述べ、武装組織側に
改めて投降を求めた。武装組織側は停戦の意向を示す一方、投降の動きは見せておらず、
問題が解決するかどうかはまだ不透明だ。

ムル国防相は「全レバノン人に、難民キャンプでの軍事作戦は終わったことを伝えたい。
テロリストの拠点はすべて破壊した」と述べたうえで、武装組織の戦闘員らが今もキャンプの
南部に潜んでいるとし、「全員が投降するまでキャンプの包囲を続ける」と語った。

武装組織と政府の交渉を仲介するイスラム法学者ハッジ師はＡＰ通信に同日、「武装
組織側も条件に従い、軍との停戦に同意した」と述べたが、条件の内容は明らかに
しなかった。投降と解散が条件との情報もある。

軍はキャンプ北部を中心に激しい砲撃を加え、多くの家屋を破壊した。一方、武装勢力が
潜むとされるキャンプ南部には数千人の住民が生活を続けており、軍が突入すれば大きな
住民被害が出かねない。南部ではパレスチナ治安部隊が武装勢力の流入を防ぐ計画だったが、
在レバノンのパレスチナ主流派ファタハ幹部はＡＦＰ通信に同日、「ガザでのファタハと
ハマスの抗争の余波で、合同部隊を結成できなかった」と述べた。

同国防相の発言には、これ以上の大規模な砲撃が難しくなった段階で、国内に軍事面での
「勝利」をアピールする一方、武装勢力側にさらなる交渉や早期投降を促す狙いがあると
みられる。

ロイター通信のまとめでは、５月２０日に始まった衝突で、これまでに兵士７６人と武装
勢力側６０人、巻き添えの市民少なくとも３０人が死亡した。

http://www.asahi.com/international/update/0622/TKY200706220189.html
【レバノン】政府軍砲撃を継続　難民キャンプ占拠から1か月 [6/22]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1182472426/
【レバノン】ファタハ・イスラムの武装勢力38人死亡か［07/06/07］
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1181211609/
【レバノン】国軍、パレスチナ難民キャンプに立てこもる「ファタハ・イスラム」の拠点を砲撃　18人死亡[06/02]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1180741698/

ちょっと待て、政府軍の死者数が何かおかしい。これ即死以外を弾いてんじゃ
ないのか。1週間の時点で4,50人死んでたのに。