【米国】“Send them to the world,To the judges”グアンタナモ受刑者の詩集出版へ [6/21]

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1 ◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★
キューバのグアンタナモに収監されている囚人が発泡スチロールのカップに歯磨き粉で
描いた詩が出版されることが20日、出版社の話で明らかになった。

アイオワ大学出版の詩集『Poems from Guantanamo: The Detainees Speak』には、
グアンタナモの17人の受刑者の22作品が収められている。

同作品はボランティアの弁護士によって集められ、国防総省の監修の元、英語に
翻訳された。

イリノイ州の法律学教授であり、グアンタナモの17人のの弁護士でもある、同詩集の
編集を務めたMarc Falkoffさんは「受刑者のほとんどは前に詩を書いたことは
なかった」と話す。

「受刑者は自らの状況を理解しようとしており、多くは彼らの状況や正当性について
熟考している。彼らは米国神話の崩壊や、怒り、郷愁、故郷への思いを表している」と
Falkoffさんは話す。

同作品に納められている作品の一つ、33歳のBahraini Jumah al-Dossari受刑者が描いた
『death poem』は、2002年初期より収監されているグアンタナモでの苦境を想起する。

Take my blood.
Take my death shroud and
The remnants of my body.
Take photographs of my corpse at the grave,
lonely.
Send them to the world,
To the judges and
To the people of conscience,
Send them to the principled men and the fair-minded.

「私達はこれを出版することが非常に重要だと考えました」とアイオワ大学出版のAllison
Thomasさんは話し、8月に5000部を刊行する予定だ。

「私たちアイオワ大学出版は、生き生きしたアイディアによる取り組みの推進と、
そうすることで、民主主義の本質である知識を国民に伝えることに貢献するという、
大学出版社全体の核心となる責任を満たしていると感じています」とThomasさんは
AFPに話した。

2002年から米国はグアンタナモに約800人近くを収監しており、現在も約380人が
拘留している。しかしその多くは未だに正式に起訴されていない。

Falkoffさんは、拘留者は出版を目的として詩を書いたわけではないと話すも、法廷で
彼らの事件を公にする機会は今のところ拒否されているという。

「この詩集を出版することは、拘留者の声を国民が聞くことのできる一つの方法である」とも
Falkoffさんは話す。

同作品の収益は、憲法に保証された拘留者の事件を扱う人権擁護センター(CCR)に
提供される。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2242595/1712239
【米国】グアンタナモ基地、即時閉鎖を パウエル前国務長官 [6/11]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1181549814/
2七つの海の名無しさん
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