【パレスチナ】「殺人集団に未来はない」＝ガザ制圧のハマスを糾弾−パレスチナ議長 [6/21]

アッバス議長、ハマスとの対話の可能性を完全否定

パレスチナ自治政府のアッバス議長は２０日、ヨルダン川西岸の自治区ラマラで演説し、
自治区ガザ地区を制圧したイスラム原理主義組織ハマスを「反逆者、殺人者、テロリスト」と
激しく非難し、議長が率いる穏健派ファタハとハマスとの対話再開の可能性を完全に
否定した。

「テロリスト、殺人者」と非難
ハマス政治部門は、議長が発令した非常事態宣言とハマスとファタハの連立内閣の解任
措置を認めておらず、ファタハに対して対話を呼びかけていた。しかし、議長の演説で
両者の“決別”は決定的となった。

議長は同日、パレスチナ解放機構（ＰＬＯ）中央委員会（定数１２９）をラマラで招集し、
ハマスによるガザ制圧後、初めて演説を行った。中央委員会は、議長の方針を承認すると
みられる。

アッバス議長は演説で、ハマス主導の連立内閣を解任し、ファイヤード首相率いる非常
事態内閣の組閣を命じた措置について、「ガザの混乱を西岸に広げないための措置だった」と
説明。ハマスのガザ制圧が「外国勢力との協議と周到な準備に基づくクーデターだった」と述べ、
ハマス武装組織がアッバス議長自身の暗殺を計画しているとも非難した。

さらに議長は、イスラエルに対し、国際会議の形式でパレスチナ和平交渉を早期に再開するよう
呼びかけた。

イスラエルと米欧のほとんどはアッバス議長と非常事態内閣への支持を表明しており、
イスラエルのリブニ副首相兼外相は２０日、議長の演説に先立ち、ファイヤード首相と非常
事態内閣発足後初めて電話会談し、双方は和平交渉の進展に期待を表明した。

http://www.sankei.co.jp/kokusai/middleeast/070621/mda070621001.htm
------
「殺人集団に未来はない」＝ガザ制圧のハマスを糾弾−パレスチナ議長

アッバス・パレスチナ自治政府議長は２０日、ヨルダン川西岸ラマラの議長府で、
イスラム原理主義組織ハマスがガザ地区を武力制圧した後、初めてとなる演説を
行った。

同議長はこの中で「殺人集団に未来はない」と異例の強い調子でハマスを非難、
もはや対話姿勢に転じることはあり得ないと強調した。

演説するアッバス議長
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20070621at03p.jpg
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007062100088

もう話し合いの席にも着かなくなちゃった(´・ω・`)

日本は出る幕が無い、引っ込んでいた方が身の為。

イスラエルに遠まわしな宣戦布告してるのか

パレスチナの内部抗争ですか･･

イラク、レバノンに続いてパレスチナも内戦ですか。
ホント、ターバン野郎はどうしようもない。

それは中国のことですか？

しかし、自分達はハニヤ首相を殺そうと攻撃を加えておいて、何をのたまって
いるのやら。んで、自治政府の反撃食らったら「殺人者」呼ばわりとは・・・
恥を知れ。といっても、しょせんはアメリカとイスラエルのスパイに成り下が
った身だからな・・・

アッバス議長はパレスチナ評議会の同意を得て、初めて政府の退出を求めることが
出来る。更に、新政府の樹立について、パレスチナ評議会に判断を求める
ことが出来るが、新政府の樹立を命じる権限はない。
但し３０日間の緊急事態宣言に於いて、組閣を命じることが出来る。
パレスチナ評議会の大多数はハマスに握られている。この点でアッバス議長の
一連の行為は違法性の強い措置である。パレスチナ人の支持を受けていない。
アッバス議長はモハメッド・ダーランなどの４人組の操り人形であり、
米国、イスラエルの意向を汲んでハマスとの統一政府が成立することを阻んだ。
米国は資金援助をして、ダーランが統括する議長警護隊をヨルダン、エジプトで
訓練し武器を供与した。劣勢を挽回するため、ダーランは警護隊を使って
ハマス要人の暗殺に乗り出した。最近のハニヤ首相暗殺未遂事件はハマス側を
挑発して、緊急事態を宣言するために行われた可能性が高い。
ダーランはアッバスの次を狙っており、そのために米国から
供給された豊富な資金力を使って、有力者の買収に走っている。